2011年12月28日水曜日

iPad2を買いました!その2 で、どうなの?の巻

さて、いろいろ言っていましたが、iPad、実際はどうなの?という話です。
とりあえず、私のiPad一面目はこうです↓

あら、iPadに保存されている写真がアップできない?
なんと、パソコンでは簡単な写真アップが簡単にできないことがわかりました〜
ブログアップする時にいったんパソコンで開いて写真をアップするのが私にとって簡単そうです。。
アドレスつけてリンクすれば良いとのこと。

結局、パソコンからアップしました。

アプリについては次回へ・・・















使いたい時にいつでも使える状態にあるというのは、とても重要なことだと思います。
そのためのメンテナンスや準備は惜しまない方です。
だから、休日は平日を心地よく過ごすための準備時間と考えてます。

そのためにはiPadも使い倒して、すげの会で自慢(?)したい!
スゲに役立つ便利アプリなんかも聞かれたらスイスイ答えたいものです。
そうなるべく休日ごとに勉強しとります。

〈買うまで買ってから使っている本〉
iPhones/iPadユーザーのためのMacスタートブック
AERAxApple アップルはお好きですか?
日経ビジネス ビジネスiPad 仕事で使える 会社で活きる←一番見ました
iPad知的生産の方法

2011年12月20日火曜日

Studies on agrestal diversity in the sugarcane field of Howrah district, West Bengal, India: use as an important bioresource for human welfare(2011)

Studies on agrestal diversity in the sugarcane field of Howrah district, West Bengal, India: use as an important bioresource for human welfare

Saurav Dwari and Amal Kumar Mondal

International Journal of Biodiversity and Conservation 3(13): 686-704 (2011).

ハマスゲとヒメクグ近縁種の2種が出てきています。
どちらも薬として役立っているそうです。

インド ベンガル西部ハオラの地図↓
http://g.co/maps/vc9ze

共有プリンタEPSON LP-S1100のジョブが消せない!→デバイス削除と再追加でOK

windows7、64bitに接続していている「共有プリンタEPSON LP-S1100のジョブが消せない!」の問題発生。

現状)
1.いくら削除、キャンセルをしても”削除中-印刷中”表示のまま
2.プリンタの電源をOFFにして、ONにすると毎回そのジョブの3枚程度が印刷される
3.パソコンを再起動してもだめ。
4.新たなジョブは消すことができる

原因)
消したいジョブの容量が大きすぎる(データは1Mないが、印刷枚数65,000枚!)


対処)
1.消したいジョブが入っているプリンタの電源を切る
2.コンパネ-デバイスとプリンタの表示
3.消したいジョブが残っているデバイス(プリンタ)を削除
4.消したいジョブが入っているプリンタの電源をON-自動的にデバイス認識
自動的に認識しない場合は”デバイスの追加”
5.共有プリンタのため、共有を有効にする←これ重要!
6.各自のパソコンで再度”プリンタの追加”する
ウィルスセキュリティZEROを入れている場合はプリンタがつながっているパソコンの”すべての機能を無効にする”をしてからする!

朝いつもどおり、パソコンを立ち上げて印刷しようとしたらできなくてビックリ。
まわりのゼミ生もできなくて困っているとの話。何が起こった!?
ということで、この解決方法が分かるまで半日くらいかかってしまいました。
卒論の時期でなくて良かったわい。

2011年12月19日月曜日

iPad2を買いました!その1 購入まで

やはり?iPad2を買ってしまいました!
ちなみにこれもiPadから投稿しております。

で、問題なのは「それをどう生かすか?」に尽きます。
もともとそんなにネットするわけでなく、でも新しいデバイスには大変興味がある私。
とりあえずiPhoneを買って使っていたのですが、そのほぼ1年後iPad購入となりました。

iPadを買うとして問題になるのは、
1) 3Gとwifiのどっち?
2) 3Gにしたとしたら、0から定額と普通に定額のどっち?
が大きな問題でした。ちょうどキャンペーン中でした。

結局、3G、普通に定額、にしたのですが、これに行き着くまでは悩みました。

決める時には自分の中で“譲れない軸”を決めておかないと!
ということでそれまでに考えたのは、先出したとおり買った後「これをどう生かすか?」、また「生かせるのか?」でした。

当然、スゲと「すげの会」関連のことに使えないと意味がない!
それで考えると、、
・文献検索
・ホームページ更新
・ブログ更新
・どこでも通信
は少なくとも譲れない訳です。

周りを見渡すと、身近な方でiPadを使っている方がおらず、興味はあるけど自分とやっていることに使えるものかどうか判断ができませんでした。

そこで、11月初めに開催した「すげの会標本同定会 in 東大」が大きな鍵となりました。
東大博物館でそれまでにiPadを使った展示をしていたことは聞いていました。
そのときは、まあ展示とか特別なことには便利よなあ〜くらいに考えていました。
で、標本同定会で東大標本庫におじゃましてみると、、
なんと標本整理で学名を調べる時、標本庫にiPadを持ち込んでいるという話!
そのiPadはwifi版で、学内wifiでネット接続しているとのことでした。

実際に学名検索のために使ってみると、初代iPadながら素晴らしい働き。。
東大標本庫はもちろんカヤツリグサ科だけでなく、日本のみならず世界中の標本が集まっています。
それらを整理する時に最新の正しい学名を調べるのは一苦労。
そんなときiPadでIPNIやアップされている世界のFloraをチェック!
検索表もあれば、近縁種との違いもバッチリ分かる!
いずれ標本データベースも表示させて、ラベル印刷までなさりたいとの話を伺い、これはすごいものだと再認識しました。

「それくらい、ノーパソでできるじゃん」ってなものですが、最近では会社や大学で配布され使われているニュースまで聞くと、これは見過ごしておけないかもという気にもなります(ついこの間、岡山の私立中学校では入学者全員に貸与しているニュースを知りました)。

じゃあ、使ってみっか!
ということになりました。

2011年12月16日金曜日

今年の見納めスゲ:sakataさんより

sakataさんより、今年の見納めナキリスゲCarex lentaの写真が届きました!今日の鳥取は雪の予報が出ているそうです。今日から寒くなりますね!


ナキリスゲは普通のスゲシーズンが終わって寂しくなった秋に小穂をつけて楽しませてくれます。
岡山理大の構内でも写真と同じように生えている姿を見ることができます。

sakataさん、今年も大変お世話になりました!
来年もよろしくお願いいたします!!


2011年12月13日火曜日

Taxonomic changes in C3 Cyperus (Cyperaceae) supported by molecular data, morphology, embryography, ontogeny and anatomy(2011)

Taxonomic changes in C3 Cyperus (Cyperaceae) supported by molecular data, morphology, embryography, ontogeny and anatomy

Isabel Larridon, Marc Reynders, Wim Huygh, Kenneth Bauters, Alexander Vrijdaghs, Olivier Leroux, A. Muthama Muasya, David A. Simpson5 & Paul Goetghebeur

Plant Ecology and Evolution 144 (3): 327–356 (2011).

カヤツリグサ属は分類も難しいですが、近縁属も含めるとC3植物とC4植物の種が混在しています。
系統樹で比較すると、C4植物の種はまとまるのですが、C3植物の種はまとまらなかったため、とくにC3植物の種をさらに解析し、近縁属との分類の再検討を試みた研究。

インドからスゲ新種:A New Species and Subspecies of Carex L. (Cyperaceae) from Arunachal(2011)

A New Species and Subspecies of Carex L. (Cyperaceae) from Arunachal Pradesh, India

Manas Bhaumik and M. K. Pathak

Taiwania, 56(4): 309-314 (2011)

インドのアルナーチャル・プラデーシュでスゲの新種発見。
Rarae節の新種です。

Rarae節と言えば、マツバスゲやハリガネスゲが属するハリスゲ節のことです。
日本ではシモツケハリスゲが発表されたばかりです。
Carex noguchii (sect. Rarae, Cyperaceae), a New Species from Japan
J. Oda and H. Nagamasu
Acta phytotax. geobot. 61(3): 145-150 (2011).

アルナーチャル・プラデーシュの位置
http://g.co/maps/4b9tq

2011年12月8日木曜日

Microsatellite primers in Carex moorcroftii (Cyperaceae), a dominant species of the steppe on the Qinghai-Tibetan Plateau(2011)

Microsatellite primers in Carex moorcroftii (Cyperaceae), a dominant species of the steppe on the Qinghai-Tibetan Plateau

Wensheng Liu, Yin Zhou, Hui Liao, Yao Zhao and Zhiping Song
Am. J. Bot. 98(12): (2011)

青海・チベット高原の優占種Carex moorcroftiiのマイクロサテライトプライマー30個を作成し、うち22個が多型を示した。このプライマーを使えばCarex moorcroftiiの集団解析や交配様式の解析などに有効。

Silicophytoliths in holocene peatlands and fossil peat layers from Tierra del Fuego, Argentina, southernmost South America(2011)

Silicophytoliths in holocene peatlands and fossil peat layers from Tierra del Fuego, Argentina, southernmost South America

M. Laura Benvenutoa, M. Fernandez Honaine, M. Osterrietha, A. Coronatoc, J. Rabassac

Quaternary International (in Press)

アルゼンチンにある完新世の泥炭地から見つかった植物オパールと化石

カヤツリグサ科スゲ属からダケスゲCarex magellanicaとスゲsp.が見つかっています。

またしてもパソコン問題発生の巻-7←XPプリンタ接続-

またしても研究室メインのパソコンが立ち上がらなくなった。
これはもう新しいのを買うしかないという先生のすばらしいご決断により、導入されたWindows7。
しかも64bitの憎いヤツです。

パソコン工房の方が持ってきて下さり、基本的なセットアップをしてくださり楽させてもらいました。
私のWindows7からの印刷もOKOK、ネットもつながってるし、一応パーティションも分けていただいて・・ということでお礼を言ってお見送り。

さて、いろいろインストールせねばならんものをして、そうそう、今度はメインのパソコンがWindows7になり、ゼミ生は私以外XPだったと思い出し、印刷をしてもらうことに。

できない!!

WORKGROUPは同じ。私のWindows7もばっちし認識している。私のから印刷できるし。

なんで!?

ふむふむ、またしてもウィルスセキュリティ問題かっ!と思い、互いに無効にしていろいろしてもダメ。ネットワーク接続を何度もやり直す。でもダメ。かれこれ2時間は経ってしまった。と休憩がてらトイレに行ってふと気づく。

「IPアドレス設定してなくね!?!?」

確かにパソコン工房の方がネット接続をできることを確認して下さったが、IPアドレスについて全く聞かれなかったぞと。そりゃ認識せんわと。そこですかさず設定したところ、ゼミ生のXPパソコンが同じWORKGROUP上にメインのパソコンを認識~!!
?ちょっとした疑問?なんでWindows7の私のパソコンは何もしなくても認識してたのかな?

再度プリンタのインストールをおこない、無事印刷できたのであった。完。もちろん、念のため、ウィルスセキュリティを互いに無効にしてやりましたよ。


今回も長かった。メモ代わりにアップします。

2011年12月6日火曜日

A regional approach to plant DNA barcoding provides high species resolution of sedges (Carex and Kobresia, Cyperaceae) in the Canadian Arctic Archipelago(2010)

A regional approach to plant DNA barcoding provides high species resolution of sedges (Carex and Kobresia, Cyperaceae) in the Canadian Arctic Archipelago
JESSICA LE CLERC-BLAIN, JULIAN R. STARR, ROGER D. BULL, JEFFERY M. SAARELA

Molecular Ecology Resources 10(1): 69-91(2010).
DNAを使って北アメリカ大陸産のスゲ属とヒゲハリスゲ属の種を区別する試み
解析領域:matK, rpoB, rpoC1, rbcL, atpF-atpH, psbK-psbI
→matKが一番有効。2領域使えばさらに有効な組み合わせあり

Contribution to in vitro screening of Egyptian plants for schistosomicidal activity(2011)

Contribution to in vitro screening of Egyptian plants for schistosomicidal activity

Fouad Yousif, Gamila Wassel, Loutfy Boulos, Therese Labib, Khaled Mahmoud, Salwa El-Hallouty, Samia El Bardicy, Soheir Mahmoud, Fatem Ramzy, Lamiaa Gohar, May El-Manawaty, Mohamed El-Gendy, Walid Fayad, Bassem El-Menshawi

Pharmaceutical Biology 2011

吸血有害生物(虫)駆除に有効なエジプト産植物を調査。
ハマスゲが出ています。

2011年11月29日火曜日

Coastal sand dune flora in the Thoothukudi District, Tamil Nadu, southern India(2011)

Coastal sand dune flora in the Thoothukudi District, Tamil Nadu, southern India
K. Muthukumar & A. Selvin Samuel

JoTT Short Communication 3(11): 2211–2216.

【Keywords】Coastal sand dunes, ecological, Manapadu, Kulasakarapatinam, Tuticorin.

インド南端部の海岸トゥーットゥックディ, タミル・ナードゥの植物調査

カヤツリグサ科2種
Bulbostylis barbata ハタガヤ
Fimbristylis cymosa シオカゼテンツキ

調査地地図:http://g.co/maps/twnvz

Structure of pond vegetation of a vereda in the Brazilian Cerrado(2011)

Structure of pond vegetation of a vereda in the Brazilian Cerrado

Suzana Neves Moreira, Arnildo Pott, Vali Joana Pott & Geraldo Alves Damasceno-Junior

Rodriguésia 62(4): 721-729. 2011

【Keywords】 aquatic macrophytes, aquatic vegetation, phytosociology, temporary pond.

ブラジル リオデジャネイロ南部の海外沿いの湖の植物調査
カヤツリグサ科11種
Cyperus 1種
Eleocharis 4種
Fuirena 1種
Rhynchospora 4種
Scleria 1種

2011年11月28日月曜日

Ornamentation of achene silica walls and its contribution to the systematics of Eleocharis (Cyperaceae) (2011)

Ornamentation of achene silica walls and its contribution to the systematics of Eleocharis (Cyperaceae)

Carlos Roberto Maximiano da Silva • Leandro Bento da Silva •
Ce´lia Guadalupe Tardelli de Jesus Andrade • Rafael Trevisan •
Marı´a Socorro Gonza´lez-Elizondo • Andre´ Luı´s Laforga Vanzela

Plant Syst Evol (2011)

【Keywords】 Achenes, Micromorphology, Scanning electron microscopy, Silica wall

ブラジルのハリイ属Eleocharis26種の痩果表面微細構造(細胞の計測あり)

The Cyperaceae in Madagascar show increased species richness (2011)

The Cyperaceae in Madagascar show increased species richness in upland forest and wetland habitats

A. Muthama Muasya,*, Isabel Larridon, Marc Reynders, Wim Huygh,
Paul Goetghebeur, Stuart Cable, David A. Simpson & Berit Gehrke

Plant Ecology and Evolution 144 (3): 357–362, 2011

【Keywords 】 Biogeography, conservation, Cyperaceae, C4 photosynthesis, functional traits, species
richness.

マダガスカルのカヤツリグサ科植物:33属321種
うちスゲ属Carexは33種

2011年11月25日金曜日

ネットワーク上の共有プリンタがから印刷できない(XP←7)・・ができたの巻

最後になって思い出してできました。

ネットワーク上にあり、プリンタのつながっているXPパソコン(ウィルスセキュリティ済)を使って、7パソコンから印刷したい(ウィルスセキュリティ済)

<方法>
1.プリンタのつながっているXPパソコンのウィルスセキュリティを無効にする

2.7パソコンであらためてプリンタ追加すると・・・XPパソコンとプリンタ登場

3.プリンタ追加できたら印刷もバッチリ

*とにかくプリンタのつながっているパソコンのウィルスセキュリティを無効にするのがポイント
→印刷するときも通常無効にしてから印刷データを送っています

追記:その後、XPパソコンのウィルスセキュリティの「不正侵入対策」のファイヤーウォール設定で「社内ネットワーク」にしました。

サンインヒエスゲ2n=60(30II) The Chromosome Number and Pairing Pattern of Carex jubozanensis (Cyperaceae)(2011)

The Chromosome Number and Pairing Pattern of Carex jubozanensis (Cyperaceae)
サンインヒエスゲの染色体数と対合様式

Jiro Oda*, Akihiko Tanaka and Hidetoshi Nagamasu

J. Jpn. Bot. 86: 327-329 (2011).

サンインヒエスゲ2n=60(30II)
減数分裂で確認

図譜p.260に書き込もう!

マツバイがセシウムを効果的に吸着!!

カトウ ユキエ(@Carex_livida)  さんのツイートで知ったすばらしいニュース!!

マツバイがセシウムを効果的に吸着するんですって!!

愛媛大大学院の榊原正幸教授による研究結果です。

検索エンジンにて「マツバイ セシウム」で朝日新聞初め、いろいろ出てきますので是非ご覧下さい。

2011年11月24日木曜日

Taxonomic changes in C3 Cyperus (Cyperaceae) supported by molecular data, morphology, embryography, ontogeny and anatomy(2011)

Taxonomic changes in C3 Cyperus (Cyperaceae) supported by molecular data, morphology, embryography, ontogeny and anatomy

Isabel Larridon,*, Marc Reynders, Wim Huygh, Kenneth Bauters, Alexander Vrijdaghs, Olivier Leroux, A. Muthama Muasya, David A. Simpson & Paul Goetghebeur

Plant Ecology and Evolution 144 (3): 327–356, 2011

カヤツリグサ属の系統樹では、C4の種はまとまるのにC3の種はまとまらない。
ではC3の種の種間ではどのような系統関係を持っているのか。
系統解析と胚の形態などから分類を再定義。

ウィルスセキュリティZEROを再インストールでいろいろの巻

研究室のメインパソコンが立ち上がらなくなった!
幸い、数日前にバックアップを取っていたので難を逃れることができた。
いろいろ再設定して、困ったのは「ウィルスセキュリティを再インストール」であった。

とりあえず、パソコンの登録をいったん解除して、ウィルスセキュリティのホームページで配布されているファイルをダウンロード&再インストール。
ところが、管理権利を持ったアカウント(持つように設定しているのに・・)でもう一回やれとか、内部でエラー(87)が起こってアップデートどころかエントリーできないとの表示。

仕方なくウィルスセキュリティのホームページで配布されているアンインストール&再インストールファイルをダウンロードして数回トライ・・・しても駄目。

ええ加減にせんかい思いもち気を取り直して、購入時のCDを使ってインストール&エントリーしてみたところ(やけくそ)、エントリーできた!!よしよしとアップデートしようとしたらエラー。
やっぱホームページで配布しているのでやれということらしい。

エラーは(87)表示が何度も出ました。これはサポートヘルプページでは対応していない番号・・・

これでできんかったら明日もう一回じゃと再度アンインストール&再インストール。
この間に何度再起動したことか・・・

そしたらあっさりインストール&エントリー&アップデート完了しました!

ポイントは購入時のCDでエントリーできたことがとても大きかった気がします。
メモ代わりにアップしておきます。

Ethnomedicinal plants used by the people of Golaghat District, Assam, India(2011)

Ethnomedicinal plants used by the people of Golaghat District, Assam, India

J. Barukial, J.N. Sarmah

Int. J. Med. Arom. Plants 1(3), 2011

インドのアッサム地方で薬として使われている植物
アイダクグ 根(下剤)
ハマスゲ 根(解毒剤、強壮剤)

2011年11月21日月曜日

国際植物命名規約ウィーン(2006)がネットで!

なんてこと!知らなかったなんて!
国際植物命名規約ウィーン(2006)がネットで見ることができます~
英語ですが・・・

International Code of Botanical Nomenclature
(VIENNA CODE)

上記をコピペしてYahoo、Google検索して下さい。

サイト内検索もできます→上の方の"Search"青色ライン一番右です。

アメリカによるオーストラリアとニュージーランドの帰化植物リスト(画像と解説あり)

Institute of Pacific Islands Forestry Pacific Island Ecosystems at Risk (PIER)
Plant threats to Pacific ecosystems

アメリカの帰化植物について解説と画像。
画像には生植物のスキャン画像と生育している現地の写真あり。

"Search PIER" で"Carex"検索してみると、リストと画像込のサイトも出てきます。

なんと"Carex ciliatomarginata"が!?
詳しいリポートもあります。

2011年11月18日金曜日

Floral Phenology and compatibility of sawgrass, Cladium jamaicense (Cyperaceae)(2005)

Floral Phenology and compatibility of sawgrass, Cladium jamaicense (Cyperaceae)

Jenise M. Snyder and Jennifer H. Richards

Amer. J. Bot. 92(4): 736-743(2005).

【Keywords】anemophily, Cyperaceae, Everglades, protandry, protogyny, sawgrass, self-compatibility, wind pollination

ヒトモトススキの風散布に関して、花、花序の形態などの調査。
フェノロジー(生物季節)

2011年11月17日木曜日

The Effects of Population size limitation on Fecundity in Mosaic Populations of the Clonal macrophyte Scirpus maritimus (Cyperaceae)(2000)

The Effects of Population size limitation on Fecundity in Mosaic Populations of the Clonal macrophyte Scirpus maritimus (Cyperaceae)

Anne Charpentier, Patrick Grillas, and John D. Thompson

Amer. J. Bot. 87(4): 502-507(2000).

【Keywords】clonal growth, colonization, Cyperaceae, habitat size, Mediterranean wetlands, Scirpus, self-incompatibility

コウキヤガラの集団サイズの制限要因

2011年11月16日水曜日

Sesquiterpene Derivatives Isolated from Cyperus rotundus L. Inhibit Inflammatory Signaling Mediated by NF-κB(2011)

Sesquiterpene Derivatives Isolated from Cyperus rotundus L. Inhibit Inflammatory Signaling Mediated by NF-κB

Sal Man Khan, Ran Joo Choi, Dong Ung Lee, Yeong Shik Kim

Natural Product Sciences 17(3): 250-255 (2011).

【Keywords】Cyperus rotundus, α-Cyperone, Nootkatone, Valencene, β-Selinene, Sesquiterpenes

ハマスゲから分離したα-cyperone はハマスゲに発症する病気の炎症を抑える働きがあった。

2011年11月15日火曜日

ヨーロッパのYlist "The Euro+Med PlantBase"

クリイロスゲを学名検索していたら、

"The Euro+Med PlantBase - the information resource for Euro-Mediterranean plant diversity"

というサイトを発見。
このサイトがすごいのはシノニムだけでなく、分布図もあること!

少し開くのに時間がかかりますが、ヨーロッパ地域(国単位)での分布が一目で分かります。
また、分布域の引用文献も分かるようになっています。

ドイツの植物園"Botanic Garden and Botanical Museum Berlin-Dahlem"が2006年から運営中です。

2011年11月14日月曜日

Fate of Oxygen Losses From Typha domingensis (Typhaceae) and Cladium jamaicense (Cyperaceae) and Consequences for root metabolism(2000)

Fate of Oxygen Losses From Typha domingensis (Typhaceae) and Cladium jamaicense (Cyperaceae) and Consequences for root metabolism

Abad Chabbi, Karen L. McKee, and Irving A. Mendelssohn

Amer. J. Bot. 87(8): 1081-1090 (2000).

【Keywords】alcohol dehydrogenae, cattail, Cladium ,Cyperaceae, ethanol, Evargades, flood tolerance, redox potential, root oxygen, sawgrass, Typha, Typhaceae

ガマ科とカヤツリグサ科ヒトモトススキ属、根系の代謝について

Dispersal Ecology of Carex pedunculata (Cyperaceae), A New North American Myrmecochore(1976)

Dispersal Ecology of Carex pedunculata (Cyperaceae), A New North American Myrmecochore

Steven N. Handel

Amer. J. Bot. 63(8): 1071-1079 (1976).

アリ散布植物について

2011年11月11日金曜日

山口県植物研究会会報Vol.3No.5(20060830)

山口県植物研究会会報Vol.3No.5(20060830)

真崎 博編(岡 国夫)

岩国市錦町寂地峡(サナギスゲ)、

荻市佐々並白口川下流域(アオスゲ、コゴメスゲ、ヒメカンスゲ、ナルコスゲ、ミヤマカンスゲ、オクノカンスゲ、ジュズスゲ、ヒゴクサ、ナキリスゲ、ヒメシラスゲ、ササノハスゲ、コカンスゲ、アズマナルコ、ヒメクグ

Molecular phylogeny of Japanese Eleocharis (Cyperaceae) based on ITS sequence data、and chromosomal evolution(2004)

Molecular phylogeny of Japanese Eleocharis (Cyperaceae) based on ITS sequence data、and chromosomal evolution

Okihito Yano, Teruo Katsuyama, Hiromi Tsubota, Takuji Hoshino

J. Plant Res. 117: 409-419 (2004).

【Keywords】Chromosomal evolution, Cyperaceae, Diffuse centromeric chromosome, Eleocharis, ITS phylogeny, Karyotype

ハリイ属の分子系統解析、染色体数分析

2011年11月10日木曜日

SEGETAL FLORA OF THE WIGRY NATIONAL PARK (2011)

SEGETAL FLORA OF THE WIGRY NATIONAL PARK

Teresa Skrajna, Helena Kubicka

ACTA AGROBOTANICA Vol. 64 (3): 119–132 (2011).

【Keywords】segetal flora, anthropophytes, apophytes, rare species, Wigry National Park.

Wigry National Parkの位置
http://g.co/maps/bpje8

カヤツリグサ科1種のみ掲載
Carex hirta L. (sect. Carex)
*日本にない種

FLORAL DIVERSITY OF MANGROVE ECOSYSTEM FROM COASTAL ENVIRONMENT OF URAN (RAIGAD), NAVI MUMBAI, MAHARASHTRA (2011)

FLORAL DIVERSITY OF MANGROVE ECOSYSTEM FROM COASTAL ENVIRONMENT OF URAN (RAIGAD), NAVI MUMBAI, MAHARASHTRA

PAWAR, P. R.

Electronic Journal of Environmental Sciences Vol. 4, 113-117 (2011).

【Keywords】 Mangroves diversity, Uran, NaviMumbai,Maharashtra

Uran, NaviMumbai,Maharashtraの位置
http://g.co/maps/8euva

Fimbristylis ferruginea L. がカヤツリグサ科として1種掲載。

<参考>
イソヤマテンツキ
Fimbristylis ferruginea (L.) Vahl var. ferruginea
シマテンツキ
Fimbristylis ferruginea (L.) Vahl var. anpinensis (Hayata) H. Y. Liu
(日本カヤツリグサ科図譜p.593より)

2011年11月7日月曜日

Vascular Plants of Darhadyn Wetlands, Khuvsgul, Mongolia, Collected in August 2005 and August 2006 2005年8月と2006年8月にダルハディン湿地帯(モンゴル国フブスグル県)で採集した維管束植物(2011)

Vascular Plants of Darhadyn Wetlands, Khuvsgul, Mongolia, Collected in August 2005 and August 2006
2005年8月と2006年8月にダルハディン湿地帯(モンゴル国フブスグル県)で採集した維管束植物

Eisuke Hayasaka 早坂英介

Bull. Fukui Bot. Gard. 福井総合植物園紀要 (7): 9-18 (2011).

Blysmus rufus (Hudson) Link,
Carex amgunensis F. Schmidt,
Carex atherodes Sprenfel.,
Carex caespitosa L.カブスゲ,
Carex coriophora Kunth,
Carex dichroa (Freyn) V. I. Kreczetowicz,
Carex iljinii V. I. Kreczetowicz,
Carex rostrata Stokes カラフトカサスゲ,
Eleocharis acicularis (L.) Roemer & Schultes チシママツバイ,
Eleocharis intersita Zinserling クロヌマハリイ,
Eleocharis quinqueflora (F. X. Hartman) O. Schwarz.,
Eriophorum humile Turczaninow ex Steudel,
Kobresia bellardii (Allioni) Degland ヒゲハリスゲ,
Kobresia humilis (C. A. Meyer) Sergievskaja,
Schoenoplectus tabernaemontani (G. C. Gmelin) Palla フトイ

日本と共通する種があります!
著者の早坂さんから送っていただきました。
ありがとうございました!!

*次号のすげの会ニュースにも掲載予定です。

2011年11月4日金曜日

Seasonal Variation in Photosynthesis in Relation to Differing(2011)

Seasonal Variation in Photosynthesis in Relation to Differing Environmental Factors of Dominant Plant Species in Three Successional Communities in Hangzhou Bay Wetlands, East China

Tonggui Wu, Mukui Yu, Ming Wu, and Jianghua Xiao

Russian Journal of Ecology, 2011, Vol. 42, No. 6, pp. 471–479.

【Keywords】 photosynthesis, successional communities, environmental factors, seasonal variation, path anal ysis, Hangzhou Bay wetlands.

Scirpus mariqueter
Carex scabrifolia シオクグ

上海市より南部の河口に生育するScirpus mariqueter-シオクグ群落が段階を経て2群落に変化する理由を探った論文。生理学的戦略と光合成経路。

2011年11月2日水曜日

A New Species of Carex(Cyperaceae), C. bitchuensis from Okayama Prefecture, Japan(2003)

A New Species of Carex(Cyperaceae), C. bitchuensis from Okayama Prefecture, Japan

Takuji Hoshino and Hiroshi Ikeda

The Journal of Japanese Botany (J. Jpn. Bot.) 78(1): 24-28 (2003).

ビッチュウヒカゲスゲの記載論文。
形態、染色体、分布域、タイプロカリティなど。

A phylogeny of the schoenoid sedges (Cyperaceae: Schoeneae) based on plastid DNA sequences, with special reference to the genera found in Africa(2006)

A phylogeny of the schoenoid sedges (Cyperaceae: Schoeneae) based on plastid DNA sequences, with special reference to the genera found in Africa

G. Anthony Verboom

Molecular Phylogenetics and Evolution 38: 79-89 (2006).

【Keywords】
Schoeneae, Bayesian inference, Pasimony, Molecular phylogeny, Long distance dispersal, rbcL, trnL-trnF, rps16

Schoeneae 
ノグサ属とその近縁種。南半球で分化、特にオーストラリア。27-29属約700種。
提唱されている代表的な分類:
Nees von Esenbeck (1834) Cladieae
Clarke (1908) Schoeneae
Bruhl (1995) Schoeneae
Goetghebeur (1998) Schoeneae

2011年11月1日火曜日

ライチョウLagopus mutus japonicusの餌内容の季節変化 (2011)

ライチョウLagopus mutus japonicusの餌内容の季節変化

小林 篤, 中村 浩志

日本鳥学会誌 60(2): 200-215 (2011).

7月~9月にカヤツリグサ科植物3種の穂がついばまれているとのこと。
いずれも全体の1%くらい。一番多いのはガンコウラン(25%)。
イワスゲ
ミヤマクロスゲ
ミヤマホタルイ←!

Inflorescence structure in Rhynchospora Vahl (Cyperaceae)(2011)

Inflorescence structure in Rhynchospora Vahl (Cyperaceae)
 
Leandro Exequiel Lucero, Abelardo Carlos Vegetti,
 
Flora - Morphology, Distribution, Functional Ecology of Plants 2011 inpress

 
Rhynchospora属の花序の形成過程とその変異について

2011年10月31日月曜日

Reduced soil contributes to the anomalous occupation of dwarf communities in N-richer habitats in a cool-temperate mire(2002)

Reduced soil contributes to the anomalous occupation of dwarf communities in N-richer habitats in a cool-temperate mire

Takatoshi Nakamura, Kazuo Yabe, Teruyuki Komatsu and Shigeru Uemura

Ecological Reserch 17: 109-117 (2002).

【Keywords】aboveground biomass, fen, horse pasturage, nitrogen, oxidation-reduction

ヤラメスゲ

Variation in nitrogen-use traits within and between five Carex species growing in the lowland mires of northern Japan(2002)

Variation in nitrogen-use traits within and between five Carex species growing in the lowland mires of northern Japan

T. Nakamura, S. Uemura and K. Yabe

Functional Ecology 16: 67-72 (2002).

【Keywords】Habitat preference, nitrogen-use efficiency, pH, plasticity, productivity

北海道
ヤチスゲ
ホロムイスゲ
ムジナスゲ
アゼスゲ
ヤラメスゲ

2011年10月27日木曜日

TAXONOMIC DELIMITATION AND DRIVERS OF SPECIATION IN THE IBERO-NORTH AFRICAN CAREX SECT. PHACOCYSTIS RIVER-SHORE GROUP (CYPERACEAE) (2011)

TAXONOMIC DELIMITATION AND DRIVERS OF SPECIATION IN THE IBERO-NORTH AFRICAN CAREX SECT. PHACOCYSTIS RIVER-SHORE GROUP (CYPERACEAE)
Pedro Jiménez-Mejías, Marcial Escudero, Samuel Guerra-Cárdenas, Kåre A. Lye , and Modesto Luceño

American Journal of Botany 98(11)

種の境界があいまい、分布変遷も探る
DNA系統解析と染色体解析
集団間と集団内の変異

Marcial Escudero氏とModesto Luceño氏はIBC2011でも発表されていました。

2011年10月26日水曜日

カヤツリグサ科植物ホームページ図鑑更新しました!:サコスゲなど5種類

カヤツリグサ科植物ホームページ図鑑更新しました!

サコスゲ
サワヒメスゲ
シュミットスゲ
ヒメカワズスゲ
タイセツイワスゲ

Antifungal efficacy of some ethyl acetate extract fractions of Cyperus rotundus rhizomes against spore germination of some fungi(2011)

Antifungal efficacy of some ethyl acetate extract fractions of Cyperus rotundus rhizomes against spore germination of some fungi

Phytopathology And Plant Protection vol. 44 (2011)

Amitabh Singha, S. Mauryab, Rashmi Singhc & U.P. Singha

 【Keywords】 Cyperus rotundus , antifungal efficacy, ethyl acetate

ハマスゲ 菌類 病気

2011年10月25日火曜日

Hydrochemical regime of fen and bog in north Japanese mires as an influence on habitat and above-ground biomass of Carex species(2002)

Hydrochemical regime of fen and bog in north Japanese mires as an influence on habitat and above-ground biomass of Carex species

Takatoshi Nakamura, Shigeru Uemura and Kazuo Yanbe

Journal of Ecology 90: 1017-1023 (2002).

【Keywords】base richness, canonical discriminant analysis, mire vegetation, nitrogen richness, pH

ヤチスゲ、トマリスゲ、ムジナスゲ、ツルスゲ、オオアゼスゲ、ヤラメスゲ

山口県植物研究会会報 vol. 3 no.3 (2005)

山口県植物研究会会報 vol. 3 no.3 (2005)
岡 国夫、真崎 久、真崎 博

ミヤマカンスゲ、オクノカンスゲ、サツマスゲ、ササノハスゲ、アワボスゲ、ツルナシオオイトスゲ、ワタリスゲ

Molecular Phylogeny and Chromosomal Evolution of Japanese Schoenoplectus (Cyperaceae), Based on ITS and ETS 1f Sequences(2005)

Molecular Phylogeny and Chromosomal Evolution of Japanese Schoenoplectus (Cyperaceae), Based on ITS and ETS 1f Sequences

Okihito Yano and Takuji Hoshino

Acta Phytotax. Geobot. 56(2): 183-195 (2005).

【Keywords】chromosomal evolution, Cyperaceae, diffuse centromeric chromosome, ITS and ETS1f phylogeny, Schoenoplectus

DNA系統樹、染色体数あり

2011年10月24日月曜日

iPad2どうする!?←Kindle日本語版

iPhone4Sを発売日すぎて予約、はや1週間が過ぎました。

まだ本体到着のお知らせは来ていないので、このままSiriさんとの出会いもお預け状態の今日この頃です。

しかし、購入までにどうしても熟考すべきことが1つ!それは、
「iPad2買うか?」
です。

ソフトバンクで契約しているのですが、ソフトバンクではiPhoneを1回線目、2回線目をiPad2にするとお得なプランを11月30日まで展開中です。

本体が¥10,000ほど安い上に、回線契約料金も2プランから選択可能です。
プラン1:100Mまで無料、それ以上は定額より少し高い定額
プラン2:定額

iPad2には並々ならぬ興味がありましたので、購入を検討・・・していたところに、現代の黒船とも称されるAmazon Kindle日本語版が年内発売!?とのニュース。

Kindleは本家海外版だと、届いたときにはすでにAmazonアカウントが登録されており、開封すぐに本を購入できる上、その通信料はAmazonが負担というすてきなものです。

通信料無料ということで今のところネットが使い放題(今後、課金されるかもと言われていますが)。
自炊したpdfもKindle2から日本語がうまく表示されるようになって見ることができる。

これはすげえ!ということで、今回のiPad2購入は見送るか・・・?に至りました。
同じ本でも紙書籍と電子書籍が同時発売されるととてもありがたいですね~

昨日、本棚としてiPad2を使うつもりで、実際に本体を見に行きました。
当然ながらiPhoneより重く、本を読む感覚で持ち続けるのはちと難しいかなと思われたのも見送り理由の1つです。

2011年10月22日土曜日

TAXONOMY AND PHYTOGEOGRAPHY OF GENUS CAREX L.(2011)

TAXONOMY AND PHYTOGEOGRAPHY OF GENUS CAREX L.
(CYPERACEAE) IN THE KASHMIR HIMALAYA

*EHTISHAM UL HAQ, G. H. DAR, B. A. WAFAI AND ANZAR A. KHUROO

International Journal of Life science & Pharma Reserch vol. 1 (2011).

ヒマラヤ カシミール地方のスゲ属植物
掲載リストから日本と共通種を抽出:
C. canescens ハクサンスゲ
C. diandra クリイロスゲ
C. nubigena ミノボロスゲ基本種
C. brownii アワボスゲ
C. dimorpholepis アゼナルコ 
C. pseudocyperus クグスゲ

2011年10月21日金曜日

すげの会ホームページ:莎草研究タイトルに英語表記追加!

莎草研究(すげの会会報) The Journal of Japanese Cyperology」に
莎草研究の各論文タイトルに英語表記を追加しました!

今のところ、最新号のno.16, no.15, no.14に加えてみました。

色を変えているのでうるさくないようにしたつもりですが、いかがでしょうか?

ヒメミクリガヤツリを更新:カヤツリグサ科ホームページ図鑑

昨日に引き続き、「カヤツリグサ科ホームページ図鑑」を更新しました!

ヒメミクリガヤツリ

カヤツリグサ属が1種増えました。
スゲ以外が増えるのは珍しいことです。

2011年10月20日木曜日

オオナキリスゲを更新:カヤツリグサ科ホームページ図鑑

久方ぶりに「カヤツリグサ科ホームページ図鑑」を更新しました!

オオナキリスゲ

以前もオオナキリスゲはあったので、+1種にはならず、更新です。

2011年10月18日火曜日

中国のカヤツリグサ科植物で見られる菌類

Three new records of Phyllachora from China

LI Xiao-Ling, ZHANG Tao, ZHANG Zhong-Yi, YANG Hua-Qi, TENG Xue-Qiong

菌類学報 30(5): 786-787 (2011).

中国でカヤツリグサ科、クスノキ科、Dendrocalameae科からPhyllachora属3種(菌類)を新発見。

論文では、各科別に見られるPhyllachora属を検索できます。

カヤツリグサ科での検索表には、スゲ属、カヤツリグサ属、テンツキ属、Mariscus属が出てきてます。

Phyllachora属はおそらく黒穂病のことだと思われます。
よくご存じの方おられましたら、教えて下さいますようお願いいたします。

莎草研究no.17がはじまりました!

莎草研究no.17の原稿が集まりはじめました。

毎回、悪戦苦闘しながら皆さまにお届けしております。
また、いつも予定日よりも遅くなり、申し訳ありません。

hoshino先生曰く、カヤツリグサ科を対象とした私たち「すげの会」の活動は世界的に見てもなかなか珍しいようです。

海外ではカヤツリグサ科に関する情報を集めることを目的とした"Cyperaceae Newsletter"などがありますが、その情報や研究結果を継続して出版しつづけている組織は少ないとのこと。

すげの会は設立して20年を過ぎました。
そろそろ世界に向けて活動内容を発信してもよいのではないかと思います。

そのきっかけは皆さま経験済。
すげの会全国大会群馬大会ではカナダのWaterway先生にご参加いただきました。
Waterway先生はそれはそれは楽しい会だったと話しておいででした。
ちなみに、すげの会は「SUGE meeting」で通じたりします。

まずは、莎草研究のすでにある英文タイトルとすげの会ニュースのタイトルの英文表記を随時加えていきたいと思います。英語表記だと英語圏の方だけでなく世界中のカヤツリグサ科好きの皆さんにアピールできますよね!

2011年10月17日月曜日

Geographic patterns in the genetic diversity of a northern sedge, Carex rariflora(1999)

Geographic patterns in the genetic diversity of a northern sedge, Carex rariflora
Mark Vellend and Marcia J. Waterway

Can. J. Bot. 77: 269-278 (1999).

【Keywords】allozyme variation, genetic diversity, geographic variation, Carex rariflora

集団間と生育地ごとの比較

Diversity and distribution of sedge on multivariate enviromental gradients(2004)

Diversity and distribution of sedge on multivariate enviromental gradients
P. Ssegawa, E. Kakudidi, M. Muasya and J. Kalema

African Journal of Ecology 42(Suppl. 1): 21-33 (2004).

【Keywords】canonocal correspondence analysis, Cyperaceae, diversity, wetland

生育環境と分布パターンの関係について
土に含まれるミネラルと有機物、水位、降水量などを調査比較。

2011年10月14日金曜日

Allozyme diversity and geographic variation in the widespread coastal sedge, Carex arenaria (2000)

Allozyme diversity and geographic variation in the widespread coastal sedge, Carex arenaria

B. Olle. Jonsson and Honor C. Prentice

Diversity and Distributions 6: 65-80 (2000).

海岸性、遺伝、制限酵素
ヨーロッパのスゲ
アロザイム解析から遺伝的変異を知る
系統解析、遺伝子座割合、遺伝的距離

The use of random amplified polymorphic DNA (RAPD) for hybrid detection in Scirpus from the river Schelde (Belgium) (1999)

The use of random amplified polymorphic DNA (RAPD) for hybrid detection in Scirpus from the river Schelde (Belgium)
B. De Greef and L. Triest

Molecular Ecology 8: 379-386(1999).

Scirpus、雑種、カンガレイ、フトイ
プライマー配列あり。
近縁種とのNJ系統樹、主成分分析、使えるマーカーの選別

2011年10月13日木曜日

Characterization of microsatellite loci in Schoenoplectus americanus (Cyperaceae)(2005)

Characterization of microsatellite loci in Schoenoplectus americanus (Cyperaceae)

MICHAEL J. BLUM, JASON S. MCLACHLAN, COLIN J. SAUNDERS, JEFFREY D. HERRICK

Molecular Ecology Notes 5(3): 661-663 (2005).

マイクロサテライトDNAとそのプライマー。

OBSERVATIONS ON THE SWOLLEN LATERAL ROOTS OF THE CYPERACEAE(1973)

OBSERVATIONS ON THE SWOLLEN LATERAL ROOTS OF THE CYPERACEAE

JAMES DA VIES, LEWIS G. BRIARTY, JOHN O. RIELEY

New Phytologist 42(1): 167-174 (1973).

ひげ根の一部がニンジン状になったときのニンジンの形成過程、その断面など。

Cytological studies in Scleria(1990)

Cytological studies in Scleria
B.H.M.Nijalingappa and D.Leela Bai

J. Cytol. & Genet. 25: 133-136 (1990).

シンジュガヤ属の染色体数
S. pergracilis 2n=10.
S. foliosa 2n=20

Mycorrhiza in sedges-an overview(2004)

Mycorrhiza in sedges-an overview
T. Muthukumar, K. Udaiyan, P. Shanmughavel

Mycorrhiza 14: 65-77 (2004).

カヤツリグサ科植物の根につく菌類について

2011年10月11日火曜日

Chromosomal evolution in genus Carex as viewed from nuclear DNA content, with special reference to its aneuploidy(1984)

Chromosomal evolution in genus Carex as viewed from nuclear DNA content, with special reference to its aneuploidy
Kozo Nishikawa, Yoshihiko Furuta and Kaoru Ishitobi

Jpn. J. Genet. 59: 645-472(1984).

スゲ属の染色体でみられる異数性を解明するために、減数分裂第一分裂中期のDNA量を計測。
小さい染色体は大きい染色体から分かれたものと提案。

Infrageneric Classification of Eleocharis (Cyperaceae) Revisited: Evidence from the Internal Transcribed Spacer (ITS) Region of nuclear Ribosomal DNA(2000)

Infrageneric Classification of Eleocharis (Cyperaceae) Revisited: Evidence from the Internal Transcribed Spacer (ITS) Region of nuclear Ribosomal DNA
Eric H. Roalson and Elizabeth A. Friar

Systematic Botany  25(2): 323-326(2000).

外部形態とDNA解析からハリイ属の分類学的再検討。

Phylogenetic relationships in Cariceae (Cyperaceae) based on ITS (nrDNA) and trnT-L-F (cpDNA) region sequences: assessment of subgeneric and sectional relationships in Carex with emphasis on section Acrocystis(2001)

Phylogenetic relationships in Cariceae (Cyperaceae) based on ITS (nrDNA) and trnT-L-F (cpDNA) region sequences: assessment of subgeneric and sectional relationships in Carex with emphasis on section Acrocystis
Roalson, E. H., J. T. Columbus, and E. A. Friar

Systematic Botany 26(2): 318-341(2001).

Adh遺伝子よりも先にtrnT-L-F領域を試していました。
Acrocystis節は45種類ほどあり、分類が難しいことで知られている。

Phylogenetic analysis of the nuclear alcohol dehydrogenase (Adh) gene family in Carex section Acrocystis (Cyperaceae) and combined analyses of Adh and nuclear ribosomal ITS and ETS sequences for inferring species relationships(2004)

Phylogenetic analysis of the nuclear alcohol dehydrogenase (Adh) gene family in Carex section Acrocystis (Cyperaceae) and combined analyses of Adh and nuclear ribosomal ITS and ETS sequences for inferring species relationships
Roalson, E. H. and E. A. Friar
Molecular Phylogenetics and Evolution 33: 671-686(2004).

スゲ属Acrocystis節の系統解析。
最近は葉緑体遺伝子trnがよく使われるようになったが、それまでにはAdh遺伝子はじめいろんな領域が系統解析に有効か試されていた。

2011年10月8日土曜日

ネパールのヒゲハリスゲ属の染色体数

ネパール(ヒマラヤ)のヒゲハリスゲ属の染色体数が報告されています。
***
Cytological Studies of 4 Species of the Genus Kobresia (Cyperaceae) Collected from Nepal Himalaya

Okihito Yano, Hiroshi Ikeda, Mark F. Watson and Keshab R. Rajbhandari

CYTOLOGIA
Vol. 76 (2011) , No. 2 137-141

****

K. curvata Kuk. (2n=50),
K. esenbeckii (Kunth) Noltie (2n=66)
K. duthiei C. B. Clarke (2n=ca. 84)
K. nepalensis (Nees) Kuk. 2n=ca. 114

すげの会会員の皆さまへ:年会費値上げは2012年度からです。

すげの会会員の皆さまへ


-年会費の値上げは2012年度から-


年会費値上げは2012年度からです(年¥3,000)。

2011年度までは¥2,000です。

ホームページでは¥3,000となっておりますが、2011年度まで¥2,000です。

ご注意下さいますようお願いいたします。

2011年10月7日金曜日

「日本産スゲ属植物の分布図の作成法」に関する質問

「日本産スゲ属植物の分布図の作成法」に関するQ&A

Q1.3次メッシュを緯度経度に変換するページの使い方について、うまく緯度経度が表示されない

A1.「自然環境等で観察した場所の調査地点を地図上でデータ化しよう・・・」を3次メッシュから緯度経度変換の際に使うことをおすすめしております。
その際、3次メッシュまで地図はたどりつけるが、表示されないことがあります。
これについて、上記ホームページの左欄下にIE7への対処方法が示してあります。

対処方法を見ると、IEのインターネットオプションのセキュリティレベルを下げる、または、下げないで「スクリプトでのステータス バーの更新を許可する」 を有効にするように書いてあります。
私は後者の方法でうまくいきました(WindowsXP-IE7, Windows7-IE9)。

2011年10月6日木曜日

岡山県産スゲ属植物(1970)

岡山県産スゲ属植物
岡本 香

岡山理科大学紀要 6:133-154 (1970).

66種、
分布図:ヒナスゲ、シラコスゲ、マツバスゲ、ハリガネスゲ、コハリスゲ、ツクシミノボロスゲ、ヤチカワズスゲ、マスクサ、ヒルゼンスゲ、アゼスゲ、タニガワスゲ、ヤマアゼスゲ、オタルスゲ、アゼナルコ、ヤマテキリスゲ、カワラスゲ、テキリスゲ、ゴウソ、ヒメゴウソ、ミヤマナルコスゲ、ナキリスゲ、フサナキリスゲ、ナルコスゲ、タチスゲ、ショウジョウスゲ、コカンスゲ、カサスゲ、キンキカサスゲ、ジュズスゲ、アワボスゲ、ヤワラスゲ、コウボウシバ、シオクグ、ヤマジスゲ、ミヤマジュズスゲ、コジュズスゲ、エナシヒゴクサ、シラスゲ、ヒゴクサ、ヒメシラスゲ、オニスゲ、ヌカスゲ、ノゲヌカスゲ、シバスゲ、ヒメアオスゲ、ミセンアオスゲ、クサスゲ、ダイセンスゲ、ケスゲ、イトスゲ、ミヤマkンスゲ、ホンモンジスゲ、ヒメモエギスゲ、ベニイトスゲ、ニシノホンモンジスゲ、ヒメカンスゲ、オクノカンスゲ、カンスゲ、オオムギスゲ、ケタガネソウ、ササノハスゲ、タガネソウ、ヒカゲスゲ、サツマスゲ、ビロウドスゲ(ビロードスゲ)。

小豆島の植物(1963)

小豆島の植物
正宗巌敬、里見信生

北陸の植物の会 69pp. (1963)

シラスゲ、イトスゲ、タイワンスゲ、ホソバヒカゲスゲ、ヒゴクサ、コウボウムギ、ヒカゲスゲ、オオムギスゲ、コウボウムギヒカゲスゲ、ハタベスゲ、アオスゲ、サツマスゲ、ゴウソ、アワボスゲ、コジュズスゲ、ケスゲ、イトアオスゲ、コウボウシバ、センダイスゲ、ナキリスゲ、ヤワラスゲ、コップモエギスゲ、ヒメモエギスゲ、

ヒトモトススキ、チャガヤツリ、クグ、タマガヤツリ、アゼガヤツリ、コアゼガヤツリ、カヤツリグサ、ハマスゲ、シカクイ、テンツキ、ビロウドテンツキ、ヤマイ、ヒメクグ、ノグサ、イヌノハナヒゲ、アブラガヤ

大雪山国立公園、然別湖の植物 Ⅰ.ヤチヤナギ生育地の植生(予報)(2004)

大雪山国立公園、然別湖の植物 Ⅰ.ヤチヤナギ生育地の植生(予報)

丸山まさみ、丸山立一

上士幌町ひがし大雪博物館研究報告 26:23-32(2004).

ヤチスゲ、ワタスゲ、キタノカワズスゲ、グレーンスゲ、ヒロハオゼヌマスゲ、ゴンゲンスゲ

2011年10月4日火曜日

大雪山国立公園、然別湖の植物 Ⅰ.然別湖植物目録(第1版)(2004)

大雪山国立公園、然別湖の植物 Ⅰ.然別湖植物目録(第1版)
丸山まさみ、丸山立一、紺野康夫

上士幌町ひがし大雪博物館研究報告 26: 1-22(2004).

ヒラギシスゲ、ショウジョウスゲ、ハクサンスゲ、ヒメカンスゲ、カサスゲ、ミヤマジュズスゲ、キタノカワズスゲ、タニガワスゲ、コハリスゲ、ホソバヒカゲスゲ、カワラスゲ、ヒゴクサ、ヒカゲスゲ、アオスゲ、ヤチスゲ、アカンスゲ、ヒエスゲ、ビロードスゲ、ヒメシラスゲ、ヒメスゲ、グレーンスゲ、サッポロスゲ、ヒロハイッポンスゲ、イトヒキスゲ、オオカサスゲ、ゴンゲンスゲ、サドスゲ、タガネソウ、オオカワズスゲ、アゼスゲ、オオアゼスゲ、ヒロハオゼヌマスゲ、オニナルコスゲ、オオヌマハリイ、ヌマハリイ、ワタスゲ、クロアブラガヤ

周南市文化財審議会資料 旧徳山市域の植生(2006)

周南市文化財審議会資料 旧徳山市域の植生
真崎 博 編 周南市文化財審議会資料 1-103pp.

【Keywords】山口県、レッドデータ、テキリスゲ、ワタリスゲ、タイワンヤマイ、ハタベカンガレイほか

旧徳山市域の貴重な植物を紹介。貴重な群落では、各地域ごとの植物を挙げている。
最初の調査記録では、誰が何をいつ採集したのか分かる。
しかも、年号だけでなく月日まで正確に記されている。
リストは種名だけでなく、種の特徴と分布地がある。

2011年10月3日月曜日

神奈川県レッドデータ生物調査報告書2006植物編維管束植物、コケ植物、菌類、植物群落(2006)

神奈川県レッドデータ生物調査報告書2006植物編維管束植物、コケ植物、菌類、植物群落
高桑正敏、勝山輝男、木場英久編(2006) 神奈川県立生命の星・地球博物館

イトテンツキ、クロカワズスゲ、マツバスゲ、アワボスゲ、ジョウロウスゲ、ミヤマジュズスゲ、コタヌキラン、サナギスゲ、コハリスゲ、ウマスゲ、センダイスゲ、ヤガミスゲ、タチスゲ、ヒメモエギスゲ、マメスゲ、オオクグ、オオタマツリスゲ、サドスゲ、シオクグ、オニナルコスゲ、ヒメアオガヤツリ、カンエンガヤツリ、オニガヤツリ、ミズハナビ、シロガヤツリ、タチヒメクグ、イヌクログワイ、スジヌマハリイ、ヒメハリイ、ヤリハリイ、コツブヌマハリイ、ミツカドシカクイ、オオヌマハリイ、サギスゲ、コアゼテンツキ、ノテンツキ、ナガボテンツキ、ヤリテンツキ、ビロードテンツキ、アオテンツキ、コイヌノハナヒゲ、コマツカサススキ、ヒメホタルイ、シズイ、イセウキヤガラ、ハタベカンガレイ、タイワンヤマイ、コシンジュガヤ

キノクニスゲ(カヤツリグサ科)について(2005)

キノクニスゲ(カヤツリグサ科)について
山本修平

近畿植物同好会会誌 28: 27-30(2005).

【Keywords】キノクニスゲ、分布図、学名由来、クロシマスゲ

キノクニスゲの形態的特徴と、近畿地方での分布詳細。
Carex matsumuraeの和名(キノクニスゲ、クロシマスゲ、キシュウスゲ)の由来。

2011年9月30日金曜日

Colunbia Hartwell Poncho(コロンビア ハートウェルポンチョ)を購入しました!

梅雨の時期から気になっていたのですが、「雨の日の通勤をなんとか快適にできないか?」という課題。

とにかく楽に!を合い言葉に落ち着いていたのが、ポンチョ+カッパ下。

カッパ下(ズボン)はモンベルのセールで購入した「レインダンサーパンツ」で完璧!だったのですが、
レインダンサーパンツ amazon http://amzn.to/qZVlTo

上っぱりが悩みの種だったわけです。
それまでもポンチョを使ってはいたのですが、少しの雨ならまだしも強く降られるとすぐしみる悲しい現実がありました。しかも、乾くのに時間がかかる・・・。

amazonでモンベルのポンチョを見つけていたのですが、これまで使っていたポンチョの思い出もあり、実物を見ないと納得できませんでした・・・。
モンベルポンチョ amazon http://amzn.to/qDZ2Rq

で、たまたま別件で出かけたモンベルにて、「Colunbia Hartwell Poncho(コロンビア ハートウェルポンチョ)」を発見。柄は、つぎはぎ438(AzulPrint) と、ど派手な935(PeacoatBorder)しかなかったのですが、手触りといい、なんかうまく行く気がしたので、つぎはぎ438(AzulPrint)サイズMを思い切って購入しました。

Colunbia Hartwell Poncho amazon http://amzn.to/qGX9Ay


これまで3回ほど使ったのですが、すごく良いです!
少々重くてかさばるのが気になりますが、山に登る訳でなし、それよりも脱いで5回ほど振ったらもう雨がなくなってる方が私にとってありがたいポイントでした。どんなに強く雨に降られても効果は変わらず、とてもうれしい。面倒くさいので、おなかの付属袋にはいれず、そのままサッたたんでズボンと一緒に防水の袋(¥105)に入れています。以前はリュックが濡れるので、リュック用のカバーも必須だったのですが、これはもう調査の時だけになりそうです。

ポンチョの注意点は1つあって、それは台風の時です。
横や下からの風にはさすがに舞い上がってしまい、押さえるのが大変。
対策として、サドルに座るときに少しポンチョも一緒に挟んで座るとましになります。

2011年9月29日木曜日

これからの図鑑!?Nintendo3DSソフト「花といきもの立体図鑑」本日発売~カヤツリグサ科植物も入ってます!

「日本カヤツリグサ科植物図譜」作成で大変、大変お世話になった平凡社の大石様からのメールで知ったNintendo3DSソフトのご紹介です。

まずはどんなのか、大石さんがここ1年注力されたというこのソフト、以下のリンクから見てみて下さい!

<任天堂のHP「花といきもの立体図鑑」>¥3,800
http://www.nintendo.co.jp/3ds/asuj/index.html


私が特に気に入ったのは、3次元で目の前に見えている植物体をくるくる回して見える!ことです。
何度見ても花は枯れないし、さぞかし撮影は大変だったのではないかと思います・・。

この次は新鮮な花が枯れるまでが見られるようになるかもしれません。


以前、iPhoneアプリ「Leafsnap」が話題になりました。
このアプリはiPhoneで葉を撮影し、その写真から種名を検索するという画期的なものでした。
ところが、英語版でほとんどが海外産樹木対象だったので、和名を知るためには学名検索をしなければならないということがありました。
それでも、当初、かなり注目されていたので、それだけ必要とされているということだと思います。


さて、すげブログでは「カヤツリグサ科植物の検索に使えるかどうか?」が重要な課題です。
私の考えていたiPhoneの活用としては、果胞が小さいので「ルーペがわりに」というのがあります。


<iPhoneをルーペがわりにの巻>
ルーペ代わりにiPhoneカメラを使って拡大し、観察と同時に撮影

その写真を先生に送って種名を聞く

やはり、”手のひらサイズでポケットに簡単in” というのが重要だと思います。
図鑑は重い・・・せいぜい、杉本図鑑までということになります。


その点では3DSを使った今回のソフトは未来の図鑑を感じ、ワクワクしました!


*おまけ*
iPhoneで「カヤツリグサ科ホームページ図鑑」を見るのもまた一興です。

すげブログ:ついにiPhone購入しました!:「カヤツリグサ科写真図鑑」が持ち運べる喜び
http://carexcyperaceae.blogspot.com/2010/06/iphone.html


**大変重要な追記!!**

カヤツリグサ科植物が8種類も入っているそうです!!!

3DSもえらい安いのにも驚きです(amazon¥14,317: 20110929現在)。

*************

2011年9月28日水曜日

カヤツリグサ科スゲ属シオクグ節の近畿地方における分布1 (2006)

カヤツリグサ科スゲ属シオクグ節の近畿地方における分布1
山本修平

近畿植物同好会会誌 29: 1-5 (2006).

【Keywords】オニスゲ、ウマスゲ、オオクグ、分布図

分類のポイント、県別の分布(標本データのリスト)、分布図があります。

本州日本海側地方に産するナガエスゲCarex otayae Ohwiの形態と分布(1994)

本州日本海側地方に産するナガエスゲCarex otayae Ohwiの形態と分布
藤原陸夫・松田義徳
植物地理・分類 J. Phytogeogr. & Taxon. 42: 21-27(1994).

【Keywords】タテヤマスゲCarex aphyllopus Kukenth 、タヌキランCarex podogyna Franch. et Savat.、ノゲタテヤマスゲ、ヤシマスゲ、ヒルゼンスゲ

ナガエスゲの形態的特徴、分布、生育環境についての論文。

2011年9月27日火曜日

群馬県浅間山北麓における植物分布の新知見-長野県中信及び東信地域の高原と関連して(2004)

群馬県浅間山北麓における植物分布の新知見-長野県中信及び東信地域の高原と関連して

大森威宏
群馬県立自然史博物館研究報告Bull. Gunma Mus. Natu. Hist. 8: 119-122(2004).

ハタベスゲCarex latisquamea Kom,
ヌマクロボスゲCarex meyeriana Kunth.、
クグスゲCarex pseudo-cyperus L.、
アサマスゲCarex lithophila Turcz.、
エゾハリスゲCarex uda Maxim.、
ヒカゲハリスゲCarex onoei Franch. et Savat.、
ニッコウハリスゲCarex fulta Franch.、
コハリスゲCarex hakonensis Franch. et Savat.、
ハリガネスゲCarex capillacea Boott、
ヒメマツカサススキScirpus karuizawensis Makino、
アブラガヤScirpus wichurae Bocklr.、
エゾアブラガヤScirpus wichurae Bocklr. var. asiaticus ( Beetle ) T. Koyama、
浅間山北麓、諸記録種、現状不明種、カヤツリグサ科、ヒルムシロ科

Clonal structure and hybrid susceptibility to a smut pathogen in microscale hybrid zones of northern wetland Carex (Cyperaceae).(2002)

Clonal structure and hybrid susceptibility to a smut pathogen in microscale hybrid zones of northern wetland Carex (Cyperaceae).
Eliot J. B. Mcintire and Marcia J. Waterway

American Journal of Botany 89(4): 642-654 (2002).

【Keywords】ヤチスゲ、黒穂病(smut)、allozymees, Anthracoidea limosa, Carex limosa, Carex rariflora, clonal growth, environmental heterogeneity, hybridization, spatial autocorrelation

2011年9月26日月曜日

すげの会ホームページを更新しました!20110926

すげの会ホームページを更新しました!

お知らせ:
すげの会全国大会北海道大会2011年7月9-10日)報告更新しました!
莎草研究すげの会ニュースのタイトル更新しました!

活動報告(全国大会)*UP!
莎草研究(すげの会会報)*UP!
すげの会ニュース*UP!
すげデータベース*UP!
入会のご案内*UP!
入会のご案内は年会費の値上げに伴う更新です。

韓国のScirpus属の分類に関する論文が出てます!

Journal of Plant Biology 2011

Taxonomic Study of Korean Scirpus L. s.l. (Cyperaceae) II: Pattern of Phenotypic Evolution Inferred from Molecular Phylogeny

Jongduk Jung and Hong-Keun Choi

韓国のScirpus属とその近縁属の系統と分類に関する論文が公開されています!

外部形態、核DNAと葉緑体DNAを解析。
韓国のScirpus属とその近縁属で注目すべき形質について。

2011年9月23日金曜日

Embryogeny in some Cyperaceae:ハタガヤ

Embryogeny in some Cyperaceae
C. K. Shah

Phytomorphology 15(1): 1-9 (1965).

ハタガヤ、Bulbostylis barbata (Rottb.) Kunth、胚、Carex、Cyperus、

Floral Morphology of the Cyperaceae Ⅰ:ハタガヤ

Floral Morphology of the Cyperaceae I

C. K. Shah

Le Naturalistae Canadien 84(12): 330-340 (1962).

ハタガヤ、Bulbostylis barbata (Rottb.) Kunth、胚、

アゼスゲ(Carex thunbergii Steud.)の植生護岸の特徴と維持管理-身近な水辺環境の修復・創出に向けて-

アゼスゲ(Carex thunbergii Steud.)の植生護岸の特徴と維持管理-身近な水辺環境の修復・創出に向けて-
辻 盛生(小岩井農牧株式会社・技術研究センター・岩手県立大学大学院総合政策研究か)、斉藤友彦(小岩井農牧株式会社・技術研究センター)、平塚 明(岩手県立大学大学院総合政策研究科)、軍司俊道(小岩井農牧株式会社・環境緑化部)

資源環境復元研究 2(1): 17-25(2004).

【Keywords】アゼスゲ、エコトーン、カサスゲ、地下茎、根

視界を遮らない草高の在来種を用いた植栽水路の水質浄化特性-カサスゲ・アゼスゲ・クサヨシを例に-

視界を遮らない草高の在来種を用いた植栽水路の水質浄化特性-カサスゲ・アゼスゲ・クサヨシを例に-
辻 盛生、山口一裕、平塚 明

農業土木学会論文集 Trans. of JSIDRE 243: 33-40 (2006).

【Keywords】アゼスゲ、エコトーン、カサスゲ、地下茎、根

植生護岸による景観形成・生物多様性保全の可能性(アゼスゲとカサスゲ)

植生護岸による景観形成・生物多様性保全の可能性
Possibility about Vegetation Bank Protection for Landscape Improvement and Biodiversity Conservation

辻 盛生

農業土木学会会誌 Jour. JSIDRE 72(8): 681-684 (2004).

【keywords】アゼスゲ、エコトーン、カサスゲ、地下茎、根

2011年8月28日日曜日

hirosakaさんより吉備津彦神社のキビノミノボロスゲ情報:2011年8月27日

すでに恒例のhirosakaさんからのキビノミノボロスゲCarex paxii情報です。
他の種類と一体化して何がなんだか状態だそうです。
←ほとんどクイズ。

















ヒント:枯れてるやつ。
















こうやって果胞が無事、土中に保存されるのでした。
ちなみに、岡山理大の草取りも大変なことになってきています。
「草 in 草」で何がなんだか状態です。

hirosakaさん、今回もありがとう~
まだまだ暑いのでお互い気をつけてすごそう!

2011年8月19日金曜日

2011年8月北アルプスだより2:sakataさん

先日、すてきな北アルプスのスゲ写真を送って下さったsakataさんですが、またしてもお送り下さいました!
この写真を撮影されるのにどれだけ頑張られたかは、「アルプスはもう無理と実感しているところです。」のお言葉に表れています。
アルプス怖い・・・
イワスゲ?Carex stenantha
















イワスゲ?Carex stenantha









イネ科sp.











イワスゲ?Carex stenantha










ヒメスゲCarex oxyandra








ショウジョウスゲCarex blepharicarpa








ミノボロスゲCarex albata











sakataさん、スゲシーズンが終わり一段落かと思いきやスゲ以外も調査されているのでお体が心配です。残暑が厳しい日が続きます。お気をつけてお過ごし下さい!

今回もありがとうございました!!

2011年8月11日木曜日

2011年8月8日(月)のキビノミノボロスゲ

キビノミノボロスゲCarex paxiiのことなら”おまかせ”のhirosakaさんから入電あり。
今週月曜日のキビノミノボロスゲの様子をとくとご覧あれ。
・・・・・・
・・・・・・・・

















・・・・・・・分からん!

あの枯れたのがキビノミノボロスゲと思われますが、これは難問~
草取りの重要性を身にしみて感じたひとときでした。

hirosakaさん、この残暑厳しい中ありがとう~熱中症に注意だぞ!

2011年8月9日火曜日

2011年8月北アルプスだより:sakataさん

いつも鳥取スゲだよりをお送りしてくださるsakataさんですが、今日は特別版! 北アルプスだよりです。登山の行程を拝見したところ、今日の暑さ以上にめまいがしました。
韋駄天のsakataさんが下りで”膝がくがく”とは・・・おそろしい北アルプスの山々!!

しかも、雨の中の撮影!
見事なアシボソスゲ Carex scita var. brevisquama









これを撮影するまでにどれだけ長い間・・・
←ピントが甘いとおっしゃいましたが、十分です!














 別の地点でもアシボソスゲを発見されたようです。すごい!
普通なら、アシボソスゲよりもコマクサDicentra peregrinaが先に紹介されるところかしら?

これで今年の山納めとのことで、ケガ無く戻ってこられたことに感謝です。
これから今年のデータ整理に入られるのでしょうか??
ご無理なさらずお願いします。
sakataさん、今回も美しい写真をありがとうございました!!

2011年8月5日(金)アワボスゲ草刈り 

2011年8月5日(金)にゼミで温室整理があり、アワボスゲ草刈りをやっと実行しました。
それから3日たちましたが、どうですか!すばらしいできばえ。
これを・・
(正確にはアワボスゲ生育地でなく、数m離れた草刈りされていないところなんですが・・)









こうしたっ! 












ラベルもばっちり見えるようになりました。

汗だくになった甲斐ありだ。

2011年8月2日火曜日

IBC2011 in オーストラリア-セブンイレブンの巻-

メルボルンのセブンイレブンって日本のとどう違うの?という疑問があったのでとりあえず行ってみました。
うん、同じ。
ただし、かなり薄い材質の買物袋です。











主に左の水を飲んでいました。
右のはセブンイレブンで購入したもの。











セブンイレブンで購入したブドウ。$5くらい。
スーパーで見たときは青より緑のブドウが3倍値段が高かった。

すごくおいしいです。
柔らかいので皮ごといけます。







ツナ巻きずしを買ってみた。

すごくおいしいです。醤油付き。
米も一緒、醤油も味同じ。買って損なし。










**番外**
ほぼ毎日食べていたスーパーの特大イチゴ:長さ5cm以上ある
本当においしかった。













すわ、「オーストラリアは今、冬だよ!」といっても天気予報を見れば納得。
南部は冬だが、北部は日本と同じくらいの気温!
年中、季節の食べ物がいつでも手に入るという話です。
オレンジもリンゴもプチトマトもおいしくいただけました。
オーストラリアってすごい。
意識的にインフレしているということを理解すれば、「暮らせるな」と思いました。

IBC2011 in オーストラリア 宿泊先ホテルについて

IBC2011 in オーストラリア 宿泊先ホテル「ibis Melbourne Little Bourke Street」について

大きな地図で見る
サザンクロス駅向かいのリトル・バーグ・ストリートを入って2分ほど歩くと左手に「IBIS」の赤い看板が見えます(今見えてます)。歩いている途中に工事現場がありますが、私が行ったときもまだ工事をしていました。
もはや懐かしい風景となりました。

ホテルに入ると忙しいながらも笑顔で迎えてくれます。
14:00からチェックインなのでそれまではホテル備え付けの倉庫で有料で預けることができます。
このときめちゃ早口でその場所を言われますが、要は受付奥のエレベータの向かい(廊下でいうと左手)に倉庫の入口があります。
倉庫は大・中・小と時間が選択でき、日本語表示ができます。
私たちの場合、大11時間$11でした。

さてチェックインです。
クレジットカードの提示を求められます。
本人確認のためで、これでいきなり支払いということではなりません。
カードキーをルームナンバーを記入した紙と一緒に渡されます。
これでいちいち外出するときにフロントに申し出なくても大丈夫です。
エレベーターを使うのにもこのカードキーがないと動かないためです。

今回借りたのは「スタンダード客室、シングルベッド 2 台」でした。

入ってすぐ。間接照明で暗く感じる。












右を向く












机の上にはdocomoのLANケーブル(有料)












お風呂とトイレと洗面所













<気になるお部屋のアメニティ>
・室内スリッパ→×(なし:持参をおすすめ)
・荷物置き場→●(ハンガーあり)
・アイロンとアイロン台→●
・テレビ→●
・冷蔵庫→●(冷凍庫と兼用:温度に注意)
・ティッシュ→●(洗面所にある)
・予備の毛布→●(予備のマクラもあり)
・石けんとシャンプー→△(用意されているが洗浄力が強すぎ:持参をおすすめ)
・歯ブラシと歯磨き粉→×(なし:コップは1人1個ある)
・タオル交換→●(床に落としておけば毎日交換してくれる)
・ゴミ掃除→●(ゴミ箱に入れたものはすべて次の日にはない)
・飲み物(カップとソーサー、スプーン)→△(見るからに汚しておかないと使っていても交換してくれない)
・飲み物(コーヒー・紅茶)→●(スティックコーヒー、紅茶バック、砂糖、冷蔵庫にミルク)
・ポット→●(すぐ沸く)
・電話とメモ帳→●(日本語表示の札を枕元に立ててくれている)
・風呂掃除とトイレ掃除→×(帰るまで1度もしていないと思われた)
・シーツ交換→×(帰るまで1度もなし:ベットはいつもバシッと整えてくれていた)
・近隣の飲食店→●(和食、中華、弁当、カフェ、コンビニ、スーパー、駅中にスタバと困らない)

総合的に判断して、「とても良いホテル」だと思います。
もう1回来ても泊まりたいと思えます。

値段は6泊7日$904→約¥82,000(チャージ約$14込)
2人で泊まったので1人あたり1日約¥6,800。
日本のビジネスホテルとそう変わりないお値段と満足感でした!

Ibis(アイビス)ホテルは世界的にチェーン展開しており、すでに900軒以上あるそうです。
ホームページは日本語でも読めますので、一度は見てみる価値ありです。
今回の予約はこの本家のホームページからしました。
日本語の予約確認メールがきます。いきなり好印象。
お世話になり、ありがとうございました!

2011年7月29日金曜日

IBC2011 in オーストラリア 6日目の巻:王立植物園標本庫へ行く

今日はIBC会場でなく、オーストラリア王立植物園標本庫へ行きました。
急遽5人になったので、タクシーは大型のをお願いしました。
タクシーを結構気軽に使っているのですが、これが日本より安い。
大型タクシー(バン型)、5人で15分乗って、¥1,810。1人あたり360円なので、電車に乗るより安い気がします。
標本庫前にて。
表は小さいような気がしますが、奥行きがすごい。

1グループに1人の方が専属でついてくださり、必要な分類群を言うとすぐ取りに行ってくれます。標本を広げる場所はおもったより広く、すぐそばで仕事をされているので遠慮無く分からないことを聞くことができました。

見た中にUnciniaがあります。明らかなフックで感動しました。



印象的なので写してみました。
串刺しの葉。













それはさておき、スゲ発見のニュースをお知らせしなければなるまい。もう、果胞は大方落ちていたのですが、奇跡的に残っているのをnishimoto先生が発見。











バックはnishimoto先生のコート。














そのあとに特別展示の植物画を見に行きました。

なんとカヤツリグサ科植物があり感動。
日本にはない属のCaustis flexuosaのカラー植物画。30万円くらい。う~ん。

あと、線画で1点ありました。








写真ではあんまり?かもしれませんが、やたらでかい木があちこちにあります。













私の趣味2:パンダカラス
(勝手に命名)

カラスくらいの大きさで白黒。

先日のスズメですが、頭に灰色のラインがありました。








良い角度のタンポポがありましたのでお送りします。














もう明日は帰国・・・・早!

2011年7月28日木曜日

IBC2011 in オーストラリア:ちょっとした異文化交流(韓国)

オーストラリアで韓国語が役立つとは!?

Cyperaceae講演会が終了し、いつものスーパーに寄り夕食と朝食を購入。ホテルへ。

エレベーター前にはすでに2人のアジア系女子がいました。日本人?
私たちの泊まっているホテルはエレベーターを使うにも部屋のカードキーが必要です。
先客の2人のうち1人がカードキーを入れるも反応せず・・・。もう1度。反応せず。
何かしらもう1人に話していた言葉が韓国語でしたのでザックリ理解しました。
「これ裏表があるのかな?」
もう1度。やっぱむずかしい様子。

そこで私が一言、

「チョンチョニ」。

やっぱ無理なようなので、私のカードキーを差し込み無事動きました。nishimoto先生が「これたまに動かないときあるよ」と教えてくれたので、

”たまに”という韓国語を忘れたため、

「sometimes アンドゥエヨ」

とお伝え。

するとエレベーターを出て行く2人のうち1人がこちらが日本人と分かったらしく、

「ありがとう」

と言って出て行かれました。

さわやかな異文化交流でした。


*ひとこと韓国語講座*
チョンチョニ=ゆっくり
アンドゥエヨ=だめなんです

”たまに”は「カックム」だったのを思い出しました・・・・

IBC2011 in オーストラリア 5日目の巻:Hoshino先生の発表の日

今日はついにHoshino先生の発表の日です。
こっちまで緊張してしまいました。
新しい朝だ!希望の朝だ!














IBC会場内の公衆電話。
右下の赤いボタンは「言語選択」なのですが、まあ日本語はないか。












背中から緊張がただよう??
直前にペットボトルのフタを落としているのを目撃してしまった。












←司会のWaterway先生。
青色がとてもお似合いです。













Waterway先生の後、hoshino先生の発表です。
質問もあり和やかに終了。













Cyperaceae講演が18:00に終了し、写真を写した後の歓談中。

皆さん、お疲れ様でした!












明日は王立植物園へ行きます。

2011年7月27日水曜日

masakiの学び旅 トモベル in オーストラリア

勝間さんのマナベルーオーストラリア編ーを参考にオーストラリアへやって参りました。御本に書いてあること、実際に体験して感じたことをメモします。

1.タラマリン空港(メルボルン)の印象
→やや大型の岡山空港
荷物の受け取りにしこたま時間がかかります。軽い荷物は早く出やすいです。受け取りまで30分はかかりました。

2.空港からホテルまで
→大量の荷物を持った4名ですので、スカイバス(空港からサザンクロス駅)$16よりもタクシーを利用しました。タクシーと言ってもバンタイプで結構かかるかとおもったら、20分乗って$50ほど、1人あたりにするとバスより安かった。タクシー乗り場には荷物量によってタクシーを仕分けしてくださる方がおられますのでお任せするのが吉。ホテルの名前と住所(+地図)を必ず印刷して持って行くこと!名前だけでは難しいことがあります。

3.ホテル:3つ星の場合
→英語が早口なので注意。そうとう忙しいらしい。
ここでも予約確認書を印刷したものが活躍します。予約の名前と予約番号が分かれば話は早い。チェックインまで時間がある場合はホテルのロッカーに預けます。大で11時間$11。日本語表示があり助かった。IBC経由の予約の先生は荷物預かりのサービスがありました。私は大会ホームページから予約できなかったのでホテルのホームページから直接予約しました。
予約を確認したら、本人確認のためのクレジットカードの提示を求められます。支払いはチェックアウトのとき。支払いを別々にしたいと言ったら、「帰るときにして」だそうです。本当にできるかちょっと不安。まあ、どちらでも良いです。

4.カフェ
→スタイルはスタバと一緒。本当のスタバもあるし、街角のカフェも同様。値段もスタバと同じ位。

5.スーパー
→朝8時~夜中まで。土日は少し閉まる時間が早い。
酒屋を併設していることが多い。
飲み物、食料品(パン、菓子パン、サンドウィッチ、野菜、果物、お菓子)など大変充実しています。果物や野菜は新鮮だし、パンやお菓子類もおいしいです。
お値段は夕食と朝食を買うと普通に$30くらいします。$1=¥約100(両替手数料込)。
水600ml(約$3)なので2本買ったらすでに$5超える。サンドウィッチも1つ$5位します。大きさは日本のものより一回り大きいくらい。食べきれない量ではないです。ただし、コンビニ(セブンイレブン)のサンドウィッチはかなり大きいので買うのに躊躇しました。1.5倍以上です。スーパーには毎日通っています。

6.一般の方々
→若い。オフィスワーカーは一貫して若い。60歳以上はハッピーリタイヤメントされているのでしょうか?「あっ、お年寄り・・?」と思ったら、IBCご参加のカバンをお持ちだったり・・・。カフェやコンビニの定員さんやIBC会場の細々した雑事を片付けてくださるのはアジア系の方が多いように思います。

7.治安
→良い?8時過ぎても割と安心して歩けます。町中だからかもしれませんが、人影が必ずあります。大きな駅があるからか、とても明るい。今日の昼間、警察官の方々が車の取り締まりをされていましたが、そろって屈強な若者でした。

8.オーストラリアまで
日本ーシンガポールーオーストラリア:往復で約15万円(冬で?)
(約7H)      (約7H)
→約14H、1日かけて到着する感じです。
今回、関空から行きましたのでこんな感じ。東京からだと羽田から直通があると思いますが・・・乗る時間は長かったですが、シンガポール航空を使って正解だと思っています。
1)機内食がうまい
エコノミーなのに選択可能。メニューまで配布されます。夜から乗ると、夕食と朝食がでます。
2)客室乗務員がキビキビして見ていて気持ちいい
3)シンガポール空港の設備がすばらしい
受付では日本語で対応してくださる気遣い。案内表示も日本語あり。

9.時差
→日本時間+1時間が現地時間。
日本から持って行った時計は現地時間に合わせる必要ないのでは・・?
私はそのままにしてます。
+1時間するだけなので、いつでも日本を感じるひととき。

10.街中の様子
→新旧一体。
近代的な駅やコンベンションセンター、華やかなホテルやビル群がある脇でものすごい古そうな格式ある建物があります。前回のIBC2005開催地ウィーンでは古い建物のみ!でした。これもありだな~という感じ。特に変な感じはしません。

11.セブンイレブン
→とにかく目につく「セブンイレブン」。大型から小型まで様々。24時間営業。こちらもスーパー同様、飲み物、雑誌、食料がそろっています。せんべいや「出前一丁」、「辛」ラーメンもあり。ここでツナ巻を買ってみましたが、日本と同じでビックリしました。米おいしいし、寿司飯も酢をおさえてあり、大変おいしかったです。きちんと醤油もついていました。

12.テイクアウト
→カフェを始め、ハンバーガーショップ、日本風弁当屋さんがあります。経営されているのは中国の方のようです。鰻丼や松花堂弁当みたいなのがそろっており、味も良いとのことです。1個約1000円。

13.マイルドなインフレ
→勝間さんの本でオーストラリアが「マイルドなインフレ」政策をとっているとの話があります(p.60)。
さっき見たニュースで、さらにインフレが高まり、果物などの生鮮食品の値段が高くなったと報道がありました。さらに、同じものを買ってどのスーパーが一番安かったかを比較していました。同じものでも、日本で買うときの値段+100~200円のような感じです。へたすりゃ2倍ということです。勝間さんも書かれているように、水は普通日本のドラッグストアだと100円ですが、600mlとはいえ、普通に250~300円します。

14.英語は使いながら学ぶでOK?
→オーストラリアに来るまで約2年、VOAニュースを1日3題聞くようにしていました。VOAニュースはテキストを読み上げてくれるニュースがあるので、それを耳で聞きながらテキストを目で追うことをしてみました。ちょうどアメリカのオバマ大統領が選挙をはじめたころからです。耳慣れを・・と思って始めましたが、役立っている気がします。早口でしゃべられても何とか理解できるといった状態。ただ、話すのはなかなか。3日目くらいになって、必ず「主語と述語」をまず言わなければとクセづいたかな~あとは現地でカフェなどで注文するときとかに、相手が聞き返した言葉を覚えるとかしてます。

例)フォカッチャがでかいので半分にして渡して欲しい
→手の仕草を加えて、「ハーフカットプリーズ」とか言ってみると「オウ、cut in half」と、なるほどそう言えばいいのねの巻。

15.パソコンとiPhoneはあると便利は本当
→Mifiを張り切ってかりていった私ですが、IBC会場ではwifiがばっちり使えるのでそっちをメインに使っています。だからといってmifiは無くて良いという訳ではなく、こうしてホテルの中でも自由にブログやメールを見ることができます。いつでもどこでもやりたいことができるというのはとても重要なことだと思います。確かに備忘録としてうってつけです。思い出フックかけまくり。帰ってからと思うと面倒くさくなるような予感がします。ただ、エネループの出番は今のところなし。ほとんどIBC会場にいるし・・・

16.笑顔が多い
→工事現場を通ることが多いのですが、そろって働いている方が陽気な感じです。同僚と笑い会ったり、カフェでも、スーパーでもなんだか楽しそう。この陽気さがこの街の住みやすさを象徴しているのかもしれません。観光客も増えるはずです。


また何か気づいたら追加します。帰国まであと3日。

IBC2011 in オーストラリア 4日目の巻:お得に本を買いました2

今日、購入した本。

「Sedges: Uses, Diversity, and Systematics of the Cyperaceae」











学会お買い得価格
$75→$60!

明日のカヤツリグサ科講演会場でサインいただこうかしら・・・?

その前に日本に持って帰れるのかしら・・・?









張先生によると、ミズーリ植物園の「Flora of China」のカヤツリグサ科がある図版は今年発行されるそうです。

*豆知識*
「Flora of China」はテキスト版と図版が別々に販売されています。テキスト版はネットで公開されており、表紙は深緑色。図版はオレンジクリーム色。会場ではイネ科の図版があり、大変美しい線画でした。

IBC2011 in オーストラリア:なんてこったいmifiのデータ量制限の巻

いつでもどこでもネットができるMifiですが、出発直前に来たメールを改めて読んでビックリしました。

前後3日の間にデータ量として400M以上使用したら、超えた時点でいきなり使えなくなるそうです。
しかも今の段階で、どのくらいのデータ量を使ったのかについて、Mifiの場合、知ることができない・・・

ウィルスセキュリティなどの自動アップデートは勝手にしないよう切る指示がありましたが、ウィルスセキュリティの意味がないような気がしたりして・・・

皆さん、私のメールやtwitterがいきなり滞ったら、データ量が400M超えたなと思ってください。

でも、IBC会場はwifiが使えますので、会場からは問題なしです。

IBC2011 in オーストラリア:なんてこったい電源タップ

電源タップをつないだら、こうなりました・・・。

差し込み口をつけると左右に棒をのばさねばならず、左がつかえない状態に!

世界どこでも使えるという差し込み口は確かに便利ですが、この場合は単体で買った方がよかったです。1個200円くらいで買えるとのこと。

また、電源タップに差すときに火花が出ることをメモしたのですが、差してから上のスイッチを入れると火花は出ませんでした。考えれば当たり前や。

IBC2011 in オーストラリア 4日目の巻:講演を聴いて新たな出会い

4日目です。
結構、生活に慣れてきました。
こうやって日本語でメールやインターネットができますので、海外へ来た気がしません。
外に出ると、「おお、ここは外国だった」という訳です。
今朝のメルボルン。
よく晴れています。













左下の陰が私です。














なぜここに船が!?といつも思います。














会場入口
歩いて10-15分くらいでつきます。

今日は中日で午前中の一般講演が主で午後からは部屋に分かれて講演というのが有りませんでした。










最初の講演の際に、席に座っていたら後ろから声をかけられました。日本人?と思ったら英語でしたので、中国の方か韓国の方かな?とお話を伺ったところ、ebiharaさんを知っているかと聞かれました。もちろん知っていると答え、自己紹介をし、図鑑の紹介もし、カヤツリグサ科植物に興味があることを伝えることができました。koyama先生ともお知り合いだそうで、一盛り上がりすることができました。最後に名刺をいただいたところ、ミズーリ植物園の張先生とおっしゃる方で驚きました。
おやつ休憩を挟んで、また座っていたら、またまた張先生ご登場。今度は隣に座っていただきちょっと緊張した時間を過ごしました。


こういう写真をとりたかった。
念願かなう。


私の趣味。

風景ばかりだとつまらないでしょうか?














サンダース駅














私の趣味2
昼ご飯を食べていると近づく陰、2匹













3匹でした。
鳥たちに両側から攻められました。