2010年8月31日火曜日

第6回すげの会標本同定会:4日はkatsuyamaさん懇親会からご参加

第6回すげの会標本同定会が今週末になりました!

科博のebiharaさんをはじめ、標本整理担当の方もお手伝い下さいます。

さてさて、katsuyamaさんから緊急連絡。

「4日は都内で行われる他の会議が重なり、懇親会からのご参加」とのことです!

5日ははじめから終わりまでいらっしゃいます。

2010年8月28日土曜日

Ernst Gottlieb von Steudel の「Synopsis Plantarum Glumacearum」丸わかり:Googleブック

Googleで「Synopsis Plantarum Glumacearum」と入れて検索すると、

「Synopsis Plantarum Glumacearum」がgoogleブックとしてpdfのように読めます!

すごい!

指定ページに飛べますし、pdf保存もできるようになっています。

今回、はじめてGoogleブックを使ってみました。

うわさには聞いていましたが、これほどとは・・・

2010年8月27日金曜日

noguchiさん、takashimaさんが参加!第6回すげの会標本同定会(科博つくば)

実験を終えた16時頃、突然のFAX!

なんと、第6回すげの会標本同定会に栃木のnogutiさんとtakashimaさんが参加されます!

noguchiさんはkatuyamaさんとともに、すげの会副会長さん。

takashimaさんは栃木期待の若手です。

4日だけのご参加ですが、懇親会にご出席いただけます~

ツクバスゲとシロジュズスゲをお願いしておきました・・・!

2010年8月26日木曜日

第6回すげの会標本同定会(科博)直前ご案内

第6回すげの会標本同定会(科博)へ参加される方々に直前案内をお送りしました。

katsuyamaさんから、詳しい行き方を教えていただき再度メール送信。

結局、2通のメールをお送りさせていただきました。

*会場までの行き方*
会場は植物園ではなく、「筑波実験植物園・植物研究部(植物研究部棟)1階の会議室」です。

入口は「筑波技術大学産業技術学部側」にあります。

タクシーで来られる方は「筑波技術大学産業技術部の前の国立科学博物館植物研究部」とお知らせ下さい。
**********
 
科博は広い! 筑波技術大学産業技術部はココ

大きな地図で見る

2010年8月25日水曜日

イヌホタルイ種子の一次休眠に及ぼす成熟時期の影響 (1996)

イヌホタルイ種子の一次休眠に及ぼす成熟時期の影響
住吉 正
雑草研究 41(4): 302-309 (1996).

イヌホタルイ、一次休眠、発芽、成熟時期、落水処理

湛水土壌中におけるタイワンヤマイ(Scirpus wallichii Nees)種子の二次休眠に及ぼす貯蔵温度の影響 (1998)

湛水土壌中におけるタイワンヤマイ(Scirpus wallichii Nees)種子の二次休眠に及ぼす貯蔵温度の影響
住吉 正
雑草研究 43(3): 237-243 (1998).

イヌホタルイ、タイワンヤマイ、貯蔵温度、二次休眠、発芽

Structures of bioactive carexanes from the roots of Carex distachya Desf (2006)

Structures of bioactive carexanes from the roots of Carex distachya Desf
Antonio Fiorentino, Brigida D'Abrosca, Severina Pacifico, Angela Natale, Pietro Monaco
Phytochemistry 67: 971-977 (2006).

Carex distachya desf, Cyperaceae, Lactuca sativa, Carexanes, Prenyl-stillbene derivatives, Phytotoxicity, Spectroscopic analysis, Computational calculations

The geographic and ecological distribution of the Roan Mountain Sedge, Carex roanensis (Cyperaceae) (2006)

The geographic and ecological distribution of the Roan Mountain Sedge, Carex roanensis (Cyperaceae)
Tyler W. Smith, James T. Donaldson, Thomas F. Wieboldt, Gary L. Kauffman, and Marcia J. Waterway
CASTANEA (The Journal of the Southern Appalachian Botanical Society) 71(1): 45-53 (2006).

Molecular phylogenetics of Oreobolus (Cyperaceae) and the origin and diversification of the American species (2006)

Molecular phylogenetics of Oreobolus (Cyperaceae) and the origin and diversification of the American species
Chacon, Juliana; Madrinan, Santiago; Chase, Mark W.; Bruhl, Jeremy J.
Taxon 55(2): 359-366.

long distance dispersal, molecular phylogenetics, Oreobolus, paramo, phylogenetic dating, South American Biogeography

2010年8月24日火曜日

アシボソスゲをアップ!:カヤツリグサ科写真図鑑

カヤツリグサ科写真図鑑」にアシボソスゲCarex scita Maxim. var. brevisquama (Koidz.) Ohwiをアップしました!

アシボソスゲには分かりやすい前葉があり、なんと果胞状前葉と鱗片状前葉がありました。

さらに、基部に果胞が1つついている雄小穂もありました。

う~む、奥深い。

2010年8月22日日曜日

ブログにTwitter欄を設けてみました!

*はみ出しを訂正しました。最初の設定がwidth=250で、200にしただけです。

試しに、このブログ右欄にTwitter欄を設けてみました。
いきなり欄外にはみ出していますが、あまり気になさらないようお願いいたします~

方法
Twitter公式サイトで、
Twitter活用術→ウィジェット→ウェブサイトのプロフィールウィジェット
にある、「プロフィールウィジェットをカスタマイズする」を手順通りにしたがっていくとすぐできます。
googleブログをお使いの方なら、スクリプトを貼り付ける手間が省けます。

2010年8月19日木曜日

(1722) Proposal to conserve the name Carex rostrata against C. inflata (Cyperaceae) with a conserved type (2006)

(1722) Proposal to conserve the name Carex rostrata against C. inflata (Cyperaceae) with a conserved type
Molina, Ana; Acedo, Carmen; Llamas, Felix

学名、証拠標本、タイプ標本
カラフトカサスゲ

Central Asian origin and strong genetic differentiation among Alpine populations of the rare and rapidly-declining scorched alpine-sedge Carex atrofusca (Cyperaceae). (2006)

Central Asian origin and strong genetic differentiation among Alpine populations of the rare and rapidly-declining scorched alpine-sedge Carex atrofusca (Cyperaceae).
Schonswetter, P., M. Popp & C. Brochmann
Journal of Biogeography (J. Biogeogr.) 33: 948-956 (2006)

Amplified fragment length polymorphism, arctic-alpine, chloroplast DNA, disjunct populations, European Alps, immigration, phylogeography, population differentiation

Mitotic Microtubule Development and Histone H3 Phosphorylation in the Holocentric Chromosomes of Rhynchospora Tenuis (Cyperaceae) (2006)

Mitotic Microtubule Development and Histone H3 Phosphorylation in the Holocentric Chromosomes of Rhynchospora Tenuis (Cyperaceae)
Guerra, M.; Brasileiro-Vidal, A.; Arana, P.; Puertas, M.
Genetica 126: 1-152 (2006)

Cyperaceae, H3 phosphorylation, holocentric chromosomes, kinetochore, microtubules, Rhynchospora tenuis

An Architectural Model For Eleocharis: Morphology and Development of Eleocharis cellulosa (Cyperaceae) (2006)

An Architectural Model For Eleocharis: Morphology and Development of Eleocharis cellulosa (Cyperaceae)
Shanaz I. Baksh and Jennifer H. Richards
American Journal of Botany 93(5): 707-715 (2006).

形態、専門用語について

島根県の種子植物相2005

島根県の種子植物相 杦村喜則
島根県立三瓶自然館研究報告 3: 11-47 (2005).

ビロウドスゲ(ビロードスゲ)、サツマスゲ、オニスゲ、ウマスゲ、シオクグ、オオクグ、コウボウシバ、カサスゲ、キンキカサスゲ、ヤワラスゲ、ミヤマシラスゲ、ナキリスゲ、センダイスゲ、フサナキリスゲ、ヒメシラスゲ、シラスゲ、ヒゴクサ、エナシヒゴクサ、シラコスゲ、マツバスゲ、ハリガネスゲ、ジュズスゲ、タガネソウ、ケタガネソウ、ササノハスゲ、コジュズスゲ、タマツリスゲ、ヒロハノオオタマツリスゲ、ミヤマジュズスゲ、ヤマジスゲ、ヒカゲスゲ、ホソバヒカゲスゲ、ヒゲスゲ、ヒロバスゲ、キノクニスゲ、カンスゲ、ホソバカンスゲ、オクノカンスゲ、ダイセンスゲ、ヒメカンスゲ、コカンスゲ、ミヤマカンスゲ、ヒメモエギスゲ、ニシノホンモンジスゲ、シロホンモンジスゲ、ベニイトスゲ、イトスゲ、アオスゲ、ノゲヌカスゲ、メアオスゲ、アリマイトスゲ、はまあおすげ、クサスゲ、シバスゲ、ショウジョウスゲ、ナルコスゲ、テキリスゲ、ヤマテキリスゲ、ヒメゴウソ(アオゴウソ)、オタルスゲ、アゼナルコ、ゴウソ、ホシナシゴウソ、ヤマアゼスゲ、タニガワスゲ、アゼスゲ、カワラスゲ、アズマナルコ、アブラシバ、ヤチカワズスゲ、タカネマスクサ、マスクサ、コウボウムギ、ツクシミノボロスゲ、クロカワズスゲ、

コシンジュガヤ、ヒトモトススキ、アンペライ、イガクサ、イヌノハナヒゲ、オオイヌノハナヒゲ、コイヌノハナヒゲ、イトイヌノハナヒゲ、ノグサ、クログワイ、マツバイ、シカクイ、マシカクイ、ハリイ、エゾハリイ、セイタカハリイ、オオヌマハリイ、スジヌマハリイ、ハタガヤ、イトハナビテンツキ、アオテンツキ、ヒデリコ、ヒメヒラテンツキ(ヒメテンツキ)、ノテンツキ、ビロウドテンツキ、イソヤマテンツキ、ヤマイ、テンツキ、クロテンツキ、アゼテンツキ、メアゼテンツキ、サギスゲ、アブラガヤ、マツカサススキ、コマツカサススキ、エゾウキヤガラ(コウキヤガラ)、ヒメホタルイ、ホタルイ、イヌホタルイ、フトイ、カンガレイ、サンカクイ、シスイ、ヒンジガヤツリ、ヒメクグ、ミズガヤツリ、カワラスガナ、イガガヤツリ、アゼガヤツリ、ハマスゲ、ウシクグ、コゴメガヤツリ、カヤツリグサ、チャガヤツリ、クグガヤツリ、タマガヤツリ、コアゼガヤツリ、ミズハナビ(ヒメガヤツリ)、ヒナガヤツリ、アオガヤツリ

2010年8月18日水曜日

すげの会年会費最終納入年をわかりやすく!宣言

佐賀のkamiakaさんから、すげの会年会費をネット振込してくださったとのメールをいただきました!

そのなかで、
****
すげの会ニュース等を送付する際に,名前シールに「○○年まで入金済み」などと示して頂けると分かりやすいかと思います。ご検討ください。
****
とご教示いただきました。

実は・・
*masakiからkamiakaさんへの返事メール*
年会費納入年については、年に1回(だいだい年明けの第一便)のあて名シールのお名前の右下に「○○年まで」と記入し、同封したすげの会ニュースでその数字が年会費最終納入年であることをお知らせしていたのですが、ご指摘の通り年に1回では少ないですね。

ところが、私が直接あて名シールに手書きをしておりますので、急いでいるときは納入最終年度を書くことが難しい場合が多々ありまして・・・と言い訳です。
**************
誠に言い訳です。

よく考えてみると、すげの会会員の皆さんは他の学会や研究会にたくさん所属しておられると思います。会報やニュースが届いたときに、その会の年会費納入状況を知りたいのは当たり前です。

<すげの会年会費最終納入年をわかりやすく!宣言>
封書をお送りする際は必ずあて名シールに「すげの会年会費最終納入年」を記入する!

なるべく準備を早くはじめて会員の皆さまにご迷惑とご心配をかけないよう今後も努力いたします。

2010年8月17日火曜日

MaedaさんとOhnishiくんから、果胞内イモムシについて重要な情報が!!

以前、ナガミヒメスゲとミヤマアオスゲで見つかった果胞内イモムシについて紹介したところ、
この虫の情報求む!ナガミヒメスゲ (2010年8月9日)
この虫の情報求む2!ミヤマアオスゲ (2010年8月11日)
yokoiさんから貴重な情報をいただきました。
長野県のyokoiさんから果胞内イモムシについて重要な情報が!!
 
 
さらにさらにtwitter上で、Maedaさん(twitterアカウント @ttymd)からもスゲ属以外での目撃情報が!
 
**twitterにて(2010年8月16日)**
@ttymd そー言えば、前にカンガレイの小穂から。「ハエ目と思われる昆虫」が一杯出てきたな。
*****************
これからの季節、スゲ属以外も要チェック決定!
 
 
そうこうしていたら、ohonishiくんからさらなる情報がっ!
 
**twitterにて(2010年8月16日)←Maedaさんと同じ日という偶然!**
連絡遅くなりましたが、スゲ果胞虫、すげブログの最初の記事の写真を見た@dantyuteiさんから、ハナバエ科?いずれにしてもハエ、とのご教示をいただきました。ご参考まで。
******************
twitterの奇跡。スゲ以外の生物に興味を持っている方からの貴重なご意見!ハナバエ科「?」がつきながらも少し探す範囲が狭まりました"twitterの情報(@dantyuteiさんによる)"。←ohnishiくん、無理矢理つけたみたいですみません~どうしても使いたくて・・・
 
 「すげブログの最初の記事」のイモムシは茶色でした。←Maedaさん、白じゃなくて茶の方でした。失礼しました。

・・・・・・・・・
「ハナバエ科」を検索してちょっと怖くなったので戻って参りました。
成虫を拡大してみると怖かったです。
白色のイモムシはハエとは限らないので、ハチの可能性も捨てきれないところです。

2010年8月14日土曜日

長野県のyokoiさんから果胞内イモムシについて重要な情報が!!

以前、ナガミヒメスゲとミヤマアオスゲで見つかった果胞内イモムシについて紹介したところ、
この虫の情報求む!ナガミヒメスゲ (2010年8月9日)
この虫の情報求む2!ミヤマアオスゲ (2010年8月11日)

長野県のyokoiさんから衝撃的なメールが!
***************
すげブログを見させていただきました。とても面白い・役立つ内容で素敵だと思いました。

ブログにあった果胞内の幼虫ですが、イセアオスゲ、メアオスゲ、イトスゲ、ナルコスゲに入っているのを僕も確認しています。

今年ナルコスゲの果胞を野外で(網状の)ナイロンパックで包んで成虫の捕獲を試みたのですが、幼虫は果胞内で腐っていました。

ハチやハエなどのジェネラリストが気まぐれに果胞に産んだのか、スペシャリストが産んだのか、、、どちらにしてもあまり知られていないことだと思うので、今後も成虫捕獲にトライしたいです。

今まで撮り貯めた写真を添付しましたのでご参考までに。
*************

イセアオスゲCarex karasidaniensis












イトスゲCarex fernaldiana












ナルコスゲCarex curvicollis













yokoiさんから、「すげブログに写真掲載許可」をいただきましたので遠慮なく掲載させていただきました。

yokoiさん、ありがとうございました!
すげの会の皆様からの情報もお待ちしております。

2010年8月13日金曜日

岡山理大の温室から2010年8月13日:アワボスゲ、ビャッコイ、ウマスゲ、スナックパイナップル

台風一過でまた猛暑の日がはじまりました。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、日中はやっぱり暑い。
そんな中、温室で頑張っている皆さんをご紹介。

アワボスゲCarex nipposinica












ビャッコイScirpus crassiusiculus

























ウマスゲCarex idzuroei たぶん岡山の













*番外編*
この間、ゼミ生が持ってきてくれたスナックパインを植栽してみました。
越冬のため、ゼミ生が気を遣って鉢植えに。

お墓参りに行ってきました。

昨日(8月12日)はお墓参りに行ってきました。
かなり久しぶりに3家族が集まったのですが、まぁ女性陣のやかましいにぎやかなこと!
男性陣は割合静かなので、その違いをしみじみ観察した次第です。
お墓では、ばあちゃんの手足となってしっかり働きました。
ばあちゃんは少々足の具合がよろしくなく車からお墓までゆっくりとした歩みです。
駐車場からお墓まで結構な段差があります。「もう10kgくらい痩せてくれりゃ、いずれ私が背負って行くから心配なしだよ!」と思いやりがあるのかないのか分からない発言で周りを笑わせる私。でも本気だったりします。
お墓周りのスゲはナキリスゲ?くらいしかありませんでした。

2010年8月11日水曜日

この虫の情報求む2!ミヤマアオスゲ

この虫の情報求む!ナガミヒメスゲ」でもお伝えしたのですが、スゲの果胞にイモムシが入っていることがあります。

決定的瞬間をミヤマアオスゲCarex sachalinensis var. longiusculaでも撮影しましたので掲載します。

あそこにいる!

















いつも茶色とは限らんぞ!

















コイツだっ!













しかし、どうやって、いつ、果胞の中に卵を産み付けたのでしょうか・・・?
痩果がふくらむ直前にはイモムシになって、果胞内部の結構な場所を占有している。
もし、果胞がふくらむ前なら、果胞の口部は柱頭があり、柱頭だけで割とぎゅうぎゅうですので、口部から卵を産み付けるのは難しそう。

さらに、これから成長して成虫になったときどうやって脱出するのでしょうか?

私の経験ではイモムシが入っている果胞はいつもよりやや硬くなっています。
成長するまでに痩果はやわらかいうちに食べてしまうのでしょうか・・・?

とすれば、果胞をぐいぐい押して、柔らかかったら「果胞が実ってない~」とか言っていたものの中にはイモムシが食べてしまったから実っていないように見えた可能性もある・・・?

なぞが謎を呼ぶ今回の事件でした。
今度見つかったらイモムシを育ててみます。
何になるのか楽しみです。
*予想:ハチ

2010年8月10日火曜日

鳥取 夏の花だより:sakataさんより

鳥取の韋駄天ことsakataさんから、大山で見られる大山らしい植物の写真を送っていただきました!

sakataさんメールより
******
8月5日に大山3の沢より槍ヶ峰まで登りました。

ガスがかかっていて暑くなくてよかったのですが、槍ヶ峰に近づくと風がきつくて尾根は歩けませんでした。

すげはメアオスゲとショウジョウスゲと思っていますが。

大山らしい花の写真を送ります。

ダイモンジソウ、ダイセンオトギリ、シモツケソウ、クサボタン、ヤマホタルブクロ(県内では大山だけです)
******

大きな地図で見る
↑大山のでかさ!

ダイモンジソウSaxifraga fortunei  var. alpina











ダイセンオトギリHypericum asahinae











シモツケソウFilipendula multijuga











クサボタンClematis stans











ヤマホタルブクロCampanula punctata var. hondoensis 鳥取県では大山でのみ見られる

















sakataさん!いつもありがとうございます!
この猛暑ですから、たまには家で休んで下さいね~

2010年8月7日のキビノミノボロスゲCarex paxii in 吉備津彦神社

友達のhirosakaさんが8月7日にお母様と吉備津彦神社に行き、キビノミノボロスゲCarex paxiiをチェックして下さったとのメールあり!すぐ掲載っ~

確実に緑が増えてます。

















やっぱ刈り取った方が元気になるのかしら?

















*番外編*あまりにも可愛くて・・・


















hirosaka家の新しい仲間、「むっちゃん」です。
ペギニーズの白です。
もう可愛くて仕方ありません。
キビノミノボロスゲより写真が大きくなってしまいました。

hirosakaさん、いつもありがとう~

2010年8月9日月曜日

この虫の情報求む!ナガミヒメスゲ

ナガミノヒメスゲの果胞が何かおかしい・・・
と思ったら、中にイモムシが!

奴はあそこにかくれていました!


















君は誰なんだ!













後になって、捕獲して育ててみれば良かったと後悔。

2010年8月7日土曜日

波田学長にいただいたスゲ○○

岡山理科大学は今日(7日)・明日(8日)とオープンキャンパスです。
今朝も9時くらいから11時開催に向けて最後の準備がおこなわれています。

さて、岡山理科大学の学長、波田先生も実は「すげの会会員」です。
去年かその前くらいに、すげの会年会費をいただきに研究室を訪ねました。
波田先生の研究室は同じ棟の同じ階で、階段を挟んで向かい側にあります。

滞りなく年会費をいただき、ふと見ると「ちょ!これスゲじゃない?」と思ったものがあったので、早速、波田先生にお伺い。

「先生、これスゲじゃないですよね??」

「おっ、ならこれやろう。」

といただいたのがこちら↓















どう見てもスゲです。ありがとうございました。

2010年8月6日金曜日

小山鐵夫先生がナキリスゲ節新種発表!in FIJI

今年発行されたMAKINOA New Series no.8 にて、小山鐵夫先生(高知県立牧野植物園園長)が、フィジー島で発見されたナキリスゲ節新種Carex albert-smithii T. Koyamaを発表されています。

大きな地図で見る
フィジーの地図(オーストラリアの右上あたり)

Notes on Carex section Graciles in South Pacific Region
Tetsuo Koyama
Makinoa N.S. (8): 11-16
*タイプ標本のカラー写真があります。

2010年8月5日木曜日

「カヤツリグサ科写真図鑑」を7種アップしました!

カヤツリグサ科写真図鑑」をアップしました!

新しく4種、掲載済を更新した3種のあわせて7種です。

新しく4種:
ナガミショウジョウスゲCarex blepharicarpa var. stenocarpa
ナガミヒメスゲCarex oxyandra var. lanceata
チチブシラスゲCarex planiculmis var. urasawae
クモマシバスゲCarex subumbellata var. verecunda

更新3種:
ミヤマアオスゲCarex sachalinensis var. longiuscula
ミヤマカンスゲCarex multifolia
キイトスゲCarex alterniflora var. fulva

*ちょっとした小話*
ミヤマアオスゲとナガミショウジョウスゲの果胞にはイモムシ(黄色と白の色違い)が入っていました。
虫えい(?)の決定的瞬間も今後アップする予定です。

東京大学総合研究博物館のikeda先生が新研究会立ち上げ!?

東京大学総合研究博物館のikeda先生が東京の植物に関わる研究会を立ち上げるとのことです!

ご本人曰く(メールより)、
「ちょっとは日本の植物にも関わりたくて・・・」

確かに、ikeda先生と言えばバラ科植物やネパールのイメージが私にはあります。

これから東京はさらに盛り上がる!?

立ち上げに関して、ちょびっとお手伝いした私です。

p.s. ネパール1ヶ月の調査後のikeda先生は痩せてイケメン度が高くなります。
 ところが、1週間くらいで元に戻ります(数年にわたる目視調査の結果に基づく)。

アリ散布に関する論文紹介:次号のニュースを待て!

長野県環境保全研究所のyokoiさんから、ありがたい情報をいただきました!

yokoiさんから
**********
主に修士時代に読んだ参考・引用論文を添付しました。

ニュースレターの論文紹介でお使いいただけたら幸いです。
**********

と、wordファイルを送っていただきました。
さっそく拝見したら、まあ!アリ散布に関する論文がたくさんです。
項目ごとに見やすくまとめてくださって、ありがたい限りです。

アリ散布は今hoshino先生が興味を示しておられる分野ですので、大喜びです。
もちろん、すげの会の皆さまにも次号の「すげの会ニュース(来年?)」で紹介いたします。

神奈川県立生命の星・地球博物館に圃場ができるとの噂

神奈川県立生命の星・地球博物館に圃場ができるとの噂あり!

新学芸員 ohnishiくんによると、先輩方のご尽力のおかげで植物栽培用の圃場が整備されるとのことです。

今月中には完成予定のようで、さっそく土など資材を集めている模様です。

今後に期待!です。

すげの会の皆さまから、いろいろ届いております!

すげの会の皆さま、ありがとうございます!
岡山理科大星野研には昨日、今日と標本データから生植物までいろいろ届いております~

●昨日(8月4日)受取
1.神奈川県立生命の星・地球博物館のkatuyamaさんから、スゲ属植物分布図集(試案)no.3&no.4用標本データ58種分。
2.倉敷市立自然史博物館のkariyamaさんから、スゲ属植物分布図集(試案)no.3 カワズスゲ標本データ追加分。
3.広島のsaitouさんから北海道スゲ1種

●今日(8月5日)受取
1.神奈川のnakayamaさんから福井県のスゲ生植物数種
2.東京のhayashiさんからショウジョウスゲCarex blepharicarpa

●明日(8月6日)受取予定
1.神奈川県立生命の星・地球博物館のkatuyamaさんから、スゲ数種生植物到着予定。

近いうち受取予定:13時過ぎにお電話いただきました
1.長野県環境保全研究所のyokoiさんから、スゲ属植物分布図集(試案)用標本データ
 *1万点ほどのスゲ標本があるとのこと。再同定後、提供していただけるとのこと。
  所長さまからは標本データ提供に関して、快く承諾していただけたとのうれしいお知らせあり。

私の方はシーケンサ3130も無事復帰し、たまりにたまったサンプルを明日から連続で解析にかけます。
分布図の方は神奈川データと倉敷データを分布図用緯度経度に変換中。
いただいた生植物はhosino先生と仕分けし、ライカ撮影、標本、DNA抽出などさせていただく予定です。
ライカ撮影したデータをなるべく早く「カヤツリグサ科写真図鑑」にアップしたいのですが・・・

2010年8月4日水曜日

コウヤハリスゲの特集!:和歌山県立博物館

和歌山県立自然博物館の自然博物館だより(2010年3月号 vol. 28 no.1)にコウヤハリスゲCarex koyaensis J. Oda & Nagam.の特集が組まれています。

1.コウヤハリスゲ(カヤツリグサ科):織田二郎
 発見までの過程、カラー図版、コウヤハリスゲとハリガネスゲの痩果表面構造写真

2.高野山のコウヤハリスゲ:山本修平
 発見者からの視点とそれまで採集された標本の様子

3.高野山の名を持つ新種の植物「コウヤハリスゲ」の展示:内藤麻子
 展示の紹介とコウヤハリスゲの重要性

と3ページにわたって紹介されています。

1部80円でお取り寄せできるようです。
詳しくは和歌山県立自然博物館までお問い合わせ下さい。

2010年8月3日火曜日

Yanoくんの論文がAmerican Journal of Botanyに掲載!

Yanoくんの論文がAmerican Journal of Botanyに掲載されました~

雑誌名:American Journal of Botany

Phylogeography of the Japanese common sedge, Carex conica complex (Cyperaceae), based on chloroplast DNA sequence data and chromosomal variation
Okihito Yano, Hiroshi Ikeda and Takuji Hoshino

最後の"FOOTNOTES"には"Japanese Society of Cyperologyすげの会"の会員の皆さまにも感謝との一文が入っております。

めでたい、めでたい!これからの活躍にも期待です。

2010年8月2日月曜日

2010年7月31日ミタケスゲ

元星野研ゼミ生のokitsukaくんから、植栽されたミタケスゲCarex michauxiana var. asiaticaの様子を送っていただきました。

okitsukaくんより
*****
小穂が出てから、茎が伸びていきます。

モウセンゴケの種子をミタケスゲの鉢に播いたら、発芽しました!
*****
 
ミタケスゲに飽きたらず、モウセンゴケまで!
ミタケスゲCarex michauxiana var. asiatica
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ついているのがやっと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

伸びましたなあ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
確かに発芽しとる!モウセンゴケ。













okitsukaくん、いつもありがとうございます~