素晴らしい花屋さん発見！「大盛花」

岡山駅から徒歩5-10分。
済生会病院のでかい駐車場近く、「大盛花」あり。

店名が「花日記→大盛花でした20120701訂正」ということを調べて今知りました。

岡山大学方向から岡山駅に向かっていたら、

「バラ10本、550円」

の文字に「なぬ⁈」と釘付け。

それって大阪特集とかで見たことがありますが、なんと岡山でもあったとは。

聞けば、店長さんが火曜と土曜に大阪から車で仕入れているのをそのまま販売しているとのこと。

なので仕入れ時の箱のまま販売しています。

もともと岡山市浜にお店があり、1年くらい前から国体町に出店されたそう。

バラは同じ種類をまとめて販売で、バラは無理。いやシャレじゃない。

今日は東北から変わり種のヒマワリが10本220円もあり。

それでまた、コチョウラン鉢が半額以下の3000円！マジか⁈

聞けば、ちょっと古くなって花が落ちてるから…ですってよ。

家に飾る分には問題なしだ。

思わず買おうかと思ったが、徒歩なので持って帰れない。断念。

1500円で花束も作って下さる。
「バラは20本入りますよ」
そりゃすごい。で〜れ〜ええが！

店で購入すると、新聞にクルッと巻いてそのまま渡してくれますので、大きめの袋があると持って帰りやすいです。水切りは自分でなので、結構長めです。花の方が重いのでバランス注意。

まずは、先出のバラとヒマワリを買って帰りました。満足( ´ ▽ ` )ﾉ

ツクシミノボロスゲ 広島すげの会より

ツクシミノボロスゲ Carex nubigena subsp. albata var. franchetiana
葉が白い。
有花茎つるつる。
ざらつくとミノボロスゲ。

ただ今、英語生活中！

今週から、星野研にJeremy Bruhl先生がオーストラリアからいらしています。

Hoshino先生から染色体観察方法を学びに来られた訳です。先生すごいや。

ところが、初日はなぜかネットに繋がらず悪戦苦闘！なんとか学内の先生にwifiをお借りしてできるようになりました。やはり外国に行くときは、wifi借りて行こうと納得した私です。

標本乾燥は、40度で一週間程度。
私たちは、60度で一日。

えらい違いです。

ゆっくり乾燥させた方が美しい標本ができるそうで、私たちって雑だったのとビックリ。

「60度だと、cookするのと同じだよ」
ふむふむ料理するのと一緒か…って
「エー⁈」
そんなに熱強かったの⁈

まさかDNAも抽出しやすい？とか思いましたが、「シリカゲル使ってるからね」と関係ない様子。

あと、私たちが言うときの「イイね！」の感じは、「Lovely!」を連発されます。

クロネコヤマトの荷物の送付の早さにも感動されていました。
通称ブラックキャット。

以上、英語をペラペラ話していると思われたかも知れませんが、自信を持って単語を連発しているだけです。

無理なときはジェスチャーで괜찮아요!!
事実、「雪かき」を英語で言えず、「deep snowをこうするの」
と日本語で言いながらジェスチャーしました。

もちろん、通じました(=´∀｀)人(´∀｀=)

シバスゲ 広島すげの会より

シバスゲ Carex nervata
日当たりのよい草地に一面に生える。
匐枝を伸ばし、有花茎が一本ずつパラパラと見える。
雄小穂と雌小穂がくっついている。
芒がないのでアオスゲ類ではないことが分かる。

Environmental implications of Biological spectrum vis-a`-vis tree species diversity in two protected forests (PFs) of Gandhamardan hill ranges, Eastern Ghats, India (2012)

Environmental implications of Biological spectrum vis-a`-vis tree species diversity in two protected forests (PFs) of Gandhamardan hill ranges, Eastern Ghats, India

S. C. Sahu, N. K. Dhal, B. Datt

Environmentalist (2012)

イヌクグとCyperus１種、ヤリテンツキ、オオシンジュガヤが登場。

インドのEastern Ghatsはここ－Googleマップより－
http://goo.gl/maps/Yd4W

The Bulbostylis capillaris complex (Cyperaceae) in southern South America (2012)

The Bulbostylis capillaris complex (Cyperaceae) in southern South America

M. Gabriela López & David A. Simpson

KEW BULLETIN 67: 1-10 (2012).

南アメリカ南部に生育するイトテンツキ、イトハナビテンツキの仲間について、分類学的再検討を行った。図が美しい。

ショウジョウスゲ 広島すげの会より

ショウジョウスゲ Carex blepharicarpa

変異が多い。
山の滝の岩場にへばりついていると思えば、山道脇の日当たりのよい場所にあったりする。
染色体数が株ごとに異なる。
雌小穂が黒っぽい。

グレーンスゲ 広島すげの会より

グレーンスゲ Carex parciflora
コジュズスゲと迷うときあり。
とりあえず、葉の幅が1cm以上か以内か確認。以上がグレーンスゲ。

オクノカンスゲ 広島すげの会より

オクノカンスゲ Carex foliosissima
カンスゲ、ミヤマカンスゲより有花茎が太い。
葉の断面がM型。
痩果が実ると果胞が開出（かいしゅつ）して着き、雌小穂が太く見える。

Notes on some Cyperaceae from Gran Canaria (Canary Islands, Spain) (2012)

Notes on some Cyperaceae from Gran Canaria (Canary Islands, Spain)

FILIP VERLOOVE

Webbia 67(1): 93-99 (2012).

スペインのカナリア半島で見つかったカヤツリグサ科植物。
ヒトモトススキ（図あり：小穂の数が日本のものより少ない気がする）、
コシロガヤツリ（シロガヤツリの基本種）、
ヒメアオガヤツリ、
アイダクグ、
イソヤマテンツキの基本種（分類に問題あったため議論あり）。
スペインでもカヤツリグサ科植物が楽しめそうな気がします。


カナリア半島－Googleマップ－
http://goo.gl/maps/oW6U

ミヤマジュズスゲ 広島すげの会より

ミヤマジュズスゲ Carex dissitiflora
果胞のなかから小穂軸が出る。
ヤマジスゲは頂小穂が雄性。

オクノカンスゲ 広島すげの会より

オクノカンスゲ Carex foliosissima
草丈の割に有花茎が太い。
熟すと果胞と雌鱗片が開出してトゲトゲ。

ミヤマシラスゲ 広島すげの会より

ミヤマシラスゲ Carex confertiflora
最初カサスゲと間違えました…
大型、雄小穂が2個だったので(｡-_-｡)

Tiger Nut (Cyperus esculentus) Commercialization: Health Aspects, Composition, Properties, and Food Applications (2012)

Tiger Nut (Cyperus esculentus) Commercialization: Health Aspects, Composition, Properties, and Food Applications

Elena Sánchez-Zapata, Juana Fernández-López, José Angel Pérez-Alvarez

Comprehensive Reviews in Food Science and Food Safety 11(4): 366–377 (2012).

タイガーナッツは、ナッツというがショクヨウガヤツリの地下茎。
スペインなどのヨーロッパでは有名。食べる他、飲み物、オイルなど有用。
そのタイガーナッツが実際、どの程度、健康に寄与しているかを科学的に分析。

Morpho-anatomical characterization of stems of Cyperus articulatus L. and C. prolixus H.B.K. (Cyperaceae) (2012)

Caracterização morfoanatômica dos caules de Cyperus articulatus L. e C. prolixus H.B.K. (Cyperaceae)

Morpho-anatomical characterization of stems of Cyperus articulatus L. and C. prolixus H.B.K. (Cyperaceae)
Pedro Paulo dos Santos, Raimunda Conceição de Vilhena Potiguara, Alba Lúcia Ferreira de Almeida Lins, Eunice Gonçalves Macedo

Bol. Mus. Para. Emilio Goeldi Cienc. Nat. 7(1) (2012).

フトイガヤツリとその近縁種の根系の形態比較。
２種はよく似ているが、根系が記載文と一致しておらず、分類の混乱があった。
そこで今回、２種の根系の形態、計測、組織化学を通して再検討を試みた。
２タイプに分けられた。図あり。

Genome size and chromosome number in the New Zealand species of Schoenus (Cyperaceae) (2012)

Genome size and chromosome number in the New Zealand species of Schoenus (Cyperaceae)

NAVDEEP KAUR, PAUL M. DATSON, BRIAN G. MURRAY

Botanical Journal of the Linnean Society 169(3): 555–564 (2012).

ニュージーランドに生育するノグサ属全種の染色体数とゲノムサイズを調査。
2n=8-ca.90.　
倍数性を持つ種あり。
ITSで系統樹を構築したところ、オーストラリアの種との関係が明らかとなった。

ベニイトスゲ 広島すげの会より

ベニイトスゲ Carex alterniflora Ohwi var. rubrovaginata J.Oda et Nagam.
基部の鞘が赤く、一面に広がって生える。
最近学名が変わったので注意。
タイプ標本がツルミヤマカンスゲだったため。

ヒメシラスゲ 広島すげの会より

ヒメシラスゲ Carex mollicula
小穂が上部に集まってつく。
ひざ下。

コジュズスゲ 広島すげの会より

コジュズスゲ Carex macroglossa
グレーンスゲは葉幅1cm以上。
中間型があり困る。
そんなときは一株でなく、集団を見て判断。

イトアオスゲ 広島すげの会より

イトアオスゲ Carex puberula
メアオスゲより芒が短い。
ヌカスゲより基部の鞘がやわらかくてゆるい。

FLORISTIC COMPOSITION AND LIFE FORM SPECTRUM OF BANDLI WILD LIFE SANCTUARY, DISTRICT MANDI (HIMACHAL PRADESH), INDIA (2012)

FLORISTIC COMPOSITION AND LIFE FORM SPECTRUM OF BANDLI WILD LIFE SANCTUARY, DISTRICT MANDI (HIMACHAL PRADESH), INDIA

Kranti Thakur, V. K. Santvan and Jagdeep Verma

Plant Archives 12(1): 57-62 (2012).

インドのマンディ ヒマーチャル・プラデーシュでの植生調査。
コゴメガヤツリ、ホウキガヤツリ、あとCyperusとEriophorumが１種ずつ登場。

マンディ ヒマーチャル・プラデーシュ－Googleマップより
http://goo.gl/maps/s5Hx

安くて丈夫な日本製長靴がないっ⁈

先日、倉敷すげの会にて明らかになった長靴穴あき問題…

早急に対処するため奔走した結果、ついに同じものを発見（涙）

それまでかなりの時間を費やしましたよ(´Д` )

だいたい、日本製長靴がない！
あっても五千円以上。
長靴に五千円以上ってどうなの⁈

やっぱ、最後に頼りになるのはホームセンターやね。ネット注文だけど…

これで安心。
以前、私のはいている緑の長靴はどこのか？と聞かれたことがありました。
みんな共通の悩みの様子。

私の長靴は、オカモト製2980円なり。
二つ購入したので当分大丈夫( ´ ▽ ` )ﾉ

もちろんMade in Japan！

ヒゴクサ 広島すげの会より

ヒゴクサ Carex japonica

果胞が実る前の柱頭が白くてフサフサ。
実ると柱頭は黒くなります。

ツクシミノボロスゲ 広島すげの会より

ツクシミノボロスゲ Carex nubigena var. franchetiana

ミノボロスゲと違い有花茎がざらつかない

Investigation on the Antioxidant Activity of Dheela Grass (Cyperus rotundus) (2012)

Investigation on the Antioxidant Activity of Dheela Grass (Cyperus rotundus)+

Asad Bashir, Bushra Sultana, Faheem Hassan Akhtar, Adil Munir, Muhammad Amjad and Qadeer ul Hassan

African Journal of Basic & Applied Sciences 4 (1): 1-6 (2012).

ハマスゲの酸化防止活性についての研究
植物の持つ抗酸化剤としてビタミン類があり、ヒトの老化を遅らせたり、病気にかかりにくくする。
ハマスゲはかなり有望のようでヒトに役立つ植物になるかもしれない・・・

ペットボトル栽培をやってみた！

このあいだ、twitterで紹介されていたペットボトル栽培をやってみましたよ。

ちょっと下側を切り過ぎて、上部がほぼ接触の巻。

ちょうど持ちやすいように凹んでいるので、上部がはまらず。そのため切ったらこの状態に…

とりあえず様子見( ´ ▽ ` )ﾉ

倉敷すげの会、無事終了しました！

毎年ほぼ恒例となった、倉敷博自然観察会が昨日無事終了しました！

観察会の後、鯉ヶ窪湿原へ。
湿原を管理されている方からスゲ調査を頼まれましたので、気合いを入れ直してチェック。

これまで報告のなかった種を見つけることができました。よかった〜

詳しい案内までしていただきました。
本当にお世話になりました！

ハリガネスゲ 広島すげの会より

ハリガネスゲ Carex capillacea

ヤチカワズスゲ 広島すげの会より

ヤチカワズスゲ Carex omiana

ヒカゲスゲ 広島すげの会より

ヒカゲスゲCarex lanceolata

ゴウソ 広島すげの会より

ゴウソ Carex maximowiczii

鳥取初夏の花だより（大山）：sakataさんより

つづいて、sakataさんから届いた大山らしい花をお届けいたします。

ダイセンキスミレ（黄）Viola brevistipulata subsp. minor とタチツボスミレ（紫）Viola grypoceras

ヒメハナワラビBotrychium lunaria

イワカガミSchizocodon soldanelloides

コメバツガザクラArcterica nana

マンネンスギLycopodium dendroideum

オキナグサPulsatilla cernua

ツガザクラPhyllodoce nipponica

sakataさん、いつもありがとうございます！
スゲ以外の花はいつも新鮮です。

鳥取スゲ便り（大山）：sakataさんより

鳥取のsakataさんから、大山のスゲ写真を送っていただきました！
大山もそろそろ小穂が出てきているようです。
果胞が完熟するにはもう少し時間がかかりそうとのことです。

ホソバヒカゲスゲCarex humilis

メアオスゲCarex candolleana orノゲヌカスゲCarex mitrata var. aristata

ショウジョウスゲCarex blepharicarpa

ハバビロスゲ？Carex foliosissima var. latissima

ヒメカンスゲ 広島すげの会より

ヒメカンスゲ Carex conica

The occurrence in Britain of Carex cespitosa, a Eurasian sedge rare in western Europe (2012)

The occurrence in Britain of Carex cespitosa, a Eurasian sedge rare in western Europe 

James, T. J., Jiménez-Mejías, P., Porter, M. S

New Journal of Botany 2(1): 20-25 (2012).

カブスゲがイギリスでも見つかった！ヨーロッパ西部では珍しい。

マメスゲ 広島すげの会より

マメスゲ Carex pudica

ツクシミノボロスゲ 広島すげの会より

土日は広島すげの会でした！
そこで出会ったスゲを紹介します〜

まずは、ツクシミノボロスゲCarex nubigenaから…