雄小穂が3つあるからだけでなく、雄小穂の基部が丸く膨らんでいる。
もしや果胞状前葉!?
アブラシバやハナビスゲならともかく、アゼスゲ節でもあるんかよ?
さっそく、ohmoriさんをお呼びして「タテヤマスゲ不思議発見!」。
昨日、それを解剖してライカで撮影してみた。
雄小穂が3つ、葯が出ている。
これはこれでOK。
あまり葯が出ている写真を撮ることがないので撮影。
やっぱり、果胞状前葉だった。
問題はここから。
苞の葉身をめくってみます。
果胞状前葉どころか、痩果があるではないか!
これにはびっくりしました。
タテヤマスゲ:カヤツリグサ科写真図鑑
でもご覧いただけます。
*採集は調査許可を得た上で行われております。