2010年5月6日木曜日

隠岐の島にシロホンモンジスゲなしの巻

みなさん~帰ってきましたよ。5月2日に。あとの3日はすっかり休みました。あまり家にいないと季節の変わり目に着るものに困ります。必要なものを買って、衣替えして、本読んで終わりでした。早っ。


さて、隠岐の島には初日から暴風雨に迎えられ「ど、どうなることやら!?」でしたが、終わってみれば海と山の実習も充実したものとなりました。

日程は4/29(木)~5/2(日)、学生23名+引率2名。宿泊地:島根大学隠岐臨海実験所。
大津先生には今回もお世話になりました。また、隠岐出身の学生がおり、ご両親はじめ親戚一同の方々にもお礼申し上げます。

気になる連休の高速道路について、行きは平日だったのでスイスイでしたが、帰り(2日)は大大大渋滞!2時間のところが6時間~。岡山駅ついたの20時。

大津先生はあのエチゼンクラゲを研究されています。奴はとんでもないクラゲです。大人になりきる前から、チビチビ増殖し、半年で100kgになり、10億個の卵を飛ばします。
重さで網は破るわ、クラゲ毒で魚は売り物にならなくなるわ、聞けば聞くほど恐ろしくなります。魚と同じ動物プランクトンを食べますが、魚の乱獲でクラゲの餌が相対的に増えたのが増殖の原因の1つ。とりあえずウミガメの活躍を期待したいところ。

25名の移動は大変。実験所の車だけでは足りず、地元の「吉田タクシー」を使いまくりました。
港から実験所までは9人乗り片道約\2,700。実験所から山の調査地(壇境の滝付近)までは片道¥約\7,000。

山の実習:「壇境の滝」脇の山道を徒歩で10時出発、12時昼休憩、16時最初の集合場所に戻る。7時間は歩き続けていた不思議。かなりの強風だった。

強風といえば、初日のフェリーの揺れは半端無かった。高速船が欠航になったので、4時間近く揺られた私たちだ。地元の方々をまねて横になり、事無きを得ました。

帰りは快調、高速船で2時間。大変はやく感じました。七類のでかいタマゴ(?)がうれしくて。
鳥取ということでtanakさんやsakataさんに会いたくなりました。