2010年11月3日(水)、第40回後楽能に行ってきました!
これは毎年「文化の日」に岡山県が誇る後楽園で行われる能です。
今回は記念すべき第40回ということで鑑賞は無料!でした。
(いつもは¥2,000~3,000くらいするそうです)
すがすがしい朝!開演の1時間前に到着。
私は何も考えていなかったのですが、自慢の友であるhirosakaさんが誘ってくださり、2つ返事で行くことに決めました。そうしたら記念回だわ、無料だわでラッキーでした。
会場。すばらしい手入れ。
内容は、岡山に縁のある能「藤戸」、舞囃子5題、半能「石橋(しゃっきょう)」でした。
最初に分かりやすい解説を現代語でしていただき、また、入場の際に難しい言葉などを解説したプリントが配布され、助かりました。
能が行われる場所は大きな家という感じで舞台のまわりに少し開きがあり、観覧席となります。
正面は招待席、右側と左側が一般席でした。一般席にも座布団タイプと椅子タイプがありました。
hirosakaさんから「去年はえらい寒くて、途中で帰る人もいた」との事前情報を得ていたので、カイロを10枚買い込み、さらに靴下用のカイロまで準備して完全防備!でしたが、案外暖かく過ごせたのでした。
「藤戸」はある殿様が武勲を挙げたが、その戦いの途中で助けてもらった漁師を殺してしまった。その後、その母親に責められ反省していたところに子(漁師)の亡霊が登場!こちらも殿を責めるが責めてるうちに「まあ、良い感じに弔ってくださってるし」と気が済む話。
「石橋」は半能で、盛り上がる後半部分のみが演じられました。
白獅子=親、赤獅子=子が牡丹の花が咲き乱れる橋の上で暴れまくる「こりゃめでたい」話。
と分かった風な書き方をしていますが、本当はすごく理解するのが難しかった!
なぜそこで止まる?そして曲がる?表情を読む?でも無表情!?
まあ、初めから分かる訳がない。と自分をなだめながら後楽園を眺める私でした。
岡山城!すてき!
後楽園は岡山県人の誇る最高の庭園です。
ツルもコイも元気でした。
hirosakaさん、誘ってくれてありがとうね!