2010年9月7日火曜日

第6回すげの会標本同定会(科博)その2 アブラガヤ類メモ

第6回すげの会標本同定会(科博)その2 アブラガヤ類メモ

アブラガヤ類の分類
 チュウゴクアブラガヤ←入れない?
 セフリアブラガヤ(帰化)
 イワキアブラガヤ(帰化)北米にもある

アブラガヤ
 チュウゴクアブラガヤを含めないこと
 シデアブラガヤ、アイバソウは含める

坊ヶツルにエゾアブラガヤ(普通は長野の高原近く)、その他、阿蘇のはたべ、霧島、九州の標高の高いところにあり。

側生する花序があるのがアブラガヤ。まれにエゾアブラガヤでも成長が良いものにはある。

アブラガヤとエゾアブラガヤは刺針状花被片の長さが違う。

栗駒山:エゾアブラガヤ

花序の出方で区別。

チュウゴクアブラガヤとasiaticaは区別するのは難しい。
→ハタベアブラガヤとの関係は不明

アブラガヤ←シデアブラガヤ、アイバソウを含める
ただし、シデアブラガヤはエゾアブラガヤやマツカサススキと雑種をつくる

エゾアブラガヤとアブラガヤは雑種になると小穂が長くなる←雑種の特徴
Cyperus、Eleocharisでも同様。
Eleocharis:ヤリハリイ、ハリイ×ヌマハリイ、ハリイ×セイタカハリイなど

アブラガヤの分類は痩果完熟前のものは注意すること。

備中(川上郡八長)のエゾアブラガヤ??:刺針も長い、チュウゴクアブラガヤ(果実は鱗片より長い)とされたものか?同様のものは宇和島でも出てくる。

小穂がアイバソウ(1個)、アブラガヤ(2個以上)の分類は使えない。

チュウゴクアブラガヤ:中国大陸or中国地方??

オオアブラガヤ 刺針状花被片なし。花序は花火状に開く。