2010年4月8日木曜日

東京大学で出会った方々3-1:David E. Boufford先生

さて、昨日に引き続き、ついに大御所登場です。

-はじめに-
先週火曜日、もしかしたらお会いできるかもとhoshino先生が言われていたDavid E. Boufford先生にすんなりお会いできました。挨拶と現在進めている図鑑作成で英語表現が難しい部分を聞くことがきました。
5Fの院生室(学生が集まっている)ところにおられたBoufford先生。一心不乱に私たちが送ったFlora of Japanの原稿を見て下さっているようでした。わざわざ立ち上がって、ご挨拶してくださいました。名刺をいただき感激&緊張。ふと見るとhoshino先生の方が緊張の面持ちでした。

-きっかけは「きな粉豆乳」-
なごやかに立ち去ろうとしたとき見つけたパソコン横の「きな粉豆乳」。
masaki「先生、きなこ豆乳がお好きなのですか?」←英語ですが日本語で書きますよ~
Boufford先生「そうです。毎日飲んでます。健康にいいよ。」
なんとまあ!!
パッケージは日本語でしたから、Boufford先生はカタカナと漢字が結構読めるということでもある。

-お茶の時間に-
15時半前、hoshino先生からお茶の時間だと集合がかかる。
ikeda先生、yamamotoさん、yanoくん、shimizuさん、kojimaさん、rinさん、Boufford先生が一堂に会す。
まだ慣れてませんから緊張のひととき。
岡山からはyamamotoさんの「桃きびだんご」、hoshino先生からのおみやげ。
Boufford先生は先日ooba先生と行った新潟の「越後さむらい 酒ケーキ」。
Boufford先生「これ48%も酒が入ってはいっているんだ」。
確かに酒の味がしましたが酔っぱらうほどでもなくおいしいケーキでした。
新潟へいらしたとのことで植物調査をされたのかなどがんばって雑談に挑戦。
お酒大好きというBoufford先生、今回の来日にもいっぱい購入されており、初めてお会いした部屋の棚には日本酒満載で「これ全部もって帰るのですか?」と心配気なhosino先生だったのでした。

-masakiがんばって自己紹介-
これでお会いすることができなくなるかもしれないわけで、がんばって自分の思いを伝えてみる私。もちろん、スゲのことです。
要約:ホンモンジスゲ類は日本にしか分布せず、近縁種間で形態がよく似ている。染色体数は2n=60以上で大変興味深いスゲです。これらは私の「初めてのスゲ」です。だから思い入れが深いのです。
最後の「思い入れが深い」が英語にできず、身振り付きの日本語で伝える。
身振り解説:両手を斜め下に伸ばしながら「思い入れが深い」
しかし、どう言ったらいいのかな?今も謎だ。

-東京は怖いとこじゃ-
その夜はBoufford先生を囲んで飲み会が行われるとのことだったが、池袋にホテルがある私は「東京は怖いとこじゃ。暗くなる前に帰えらんと危ねぇで!」という理由で欠席。その後、Boufford先生に「東京は安全だから大丈夫だ。安心して良し。東京に2年住んだ私が言うのだから間違いなし。」と教えられることになる。

つづく