「莎草研究」投稿規定(2008年12月)
1. 投稿資格: 論文を投稿できるものは、原則としてすげの会会員とする。
2. 原稿の種類: 「莎草研究」に投稿できる原稿は、原著論文、総説、解説、新産地報告、調査報告、資料、学位論文抄録、他雑誌の論文紹介、他団体の活動紹介、追悼などとする。どの種類に属するかは編集委員会が決定する。
3. 原稿は400字詰めA4原稿用紙に横書きとする。ワープロおよびコンピュータ用ソフトを使う場合は、A4版用紙の表側だけを使い、1行40字のダブルスペース(1ページ約30行)で打ち出すこと。
文体は「だ、である」調を基本とする。
句読点は全角の「、」、「。」を使うこと。ただし、欧文中は半角の「,」、「.」を用いること。
数字と単位表記(cm、g 等)は漢数字を除いて半角とする。慣用句・成句(例:一酸化炭素)以外はアラビア数字の使用を原則とする。
学名はイタリック(斜体)とする。手書き原稿の場合は下線を施すこと。ワープロ等を用いた文章ファイルでは、イタリック(斜体)文字を使用すること。
図や表は本文中に貼り付けず、別に用意すること。
4. 投稿に際しては、原稿(図、表、写真を含む)の正本1部とともに、副本(コピー)2部を送付すること。コピーをする場合は、鮮明になるよう留意すること。特に写真のコピーについては細部まで再現されているものを用意すること。
5. 原稿は以下の順序、要領で記述すること。
a. 表題(和文と英文)
b. 著者名、住所、所属(あれば)(漢字および英語表記)
c. 原著論文の場合、必要であれば英文または和文要旨、キーワード(漢字および英語表記)を入れることは可能。
d. 本文は、「はじめに」、「材料と方法」、「結果」、「考察」、「謝辞」、「参考文献」という順序が一般的。結果と考察はまとめて「結果と考察」とすることもある。
e. 本文中の文献の引用は、星野 (1985, 1988)、星野・正木 (2005)、星野ほか (1995a, 1995b)、Hoshino (1985, 1988)、Hoshino & Masaki (2005)、Hoshino et al. (1995a, 1995b)のように用いる。文末に引用する場合は(星野 1985, 1988)、(星野・正木 2005)、(星野ほか 1995a, 1995b)、(Hoshino 1985, 1988)、(Hoshino & Masaki 2005)、(Hoshino et al. 1995a, 1995b)のように用いる。括弧は半角とする。「et al.」はイタリック(斜体)とはしない。
f. 参考文献には、本文中に引用した文献をすべて入れること。逆に、参考文献に載っている文献はすべて本文中に引用されていること。
参考文献はABC順に配列し、以下の要領で記載すること。巻を示す数字はボールド(太字)とし、号を示す数字は括弧でくくる。コロン(:)の後には半角スペースをあける。その他、カンマ(,)、ピリオド(.)の後には半角スペースをあけること。
秋山茂雄 1955. 極東亜産スゲ属植物, 257 pp., 248 pls. 北海道大学, 札幌.
Goetgehebeur, P. 1998. Cyperaceae. In: Kubitzki, K. (ed.), The Families and genera of Vascular Plants 4. Flowering Plants, Monocotyledons: Alismatanae and Commelinanae (except Gramineae), pp. 141-190. Springer, Berlin.
勝山輝男 2001. スゲ属. In: 神奈川県植物誌調査会 (編), 神奈川県植物誌 2001, pp. 442-482. 神奈川県立生命の星・地球博物館, 神奈川.
織田二郎 2005. ホソバカンスゲの形態と分布. すげの会会報 (11): 1-18.
織田二郎・永益英敏 2007. ミヤマカンスゲ(カヤツリグサ科)の有花茎の着く位置. 分類7(2): 121-130.
Oh, Y.-C. 1986. Korean Cyperaceae vol. 3, 166 pp. Sungshin Womens University Press, Seoul.
大井次三郎 1953. 日本植物誌, 1383 pp. 至文堂, 東京.
Yano, O., Katsuyama, T. and Hoshino, T. 2006. Cytological studies of seven taxa of Cyperaceae collected from the Bonin (Ogasawara) Islands. J. Jpn. Bot. 81: 98-102.
6. 図表は以下の要領で準備すること。
a. ワープロなどで作成する場合、図表は本文中に貼り付けず、別の紙に打ち出すこと。
b. 写真はしっかりした白地の台紙に貼り付けること。台紙の裏に著者名と上下の指示を記入すること。
c. 余白に図表の番号を書く。図の説明は図とは別にし、まとめて本文の最後につける。
d. カラー図版を希望する場合は別途定める費用を負担してもらう。
7. 投稿された原稿は、原著論文は2名の審査員、それ以外の原稿は1名の審査員によって審査される。審査結果は連絡責任著者に通知される。
8. 原稿の採否、掲載順序については、編集委員会が決定する。著者による図表の位置、縮尺の指定、および活字の指定は同委員会によって変更されることがある。
9. 著者校正は初校のみとする。再校以降は編集委員会がおこなう。
10. 別刷りは50部は無料、50部を超える部数については有料とする。50部以上の別刷りを希望する場合は編集委員会に問い合わせをすること。
11. 本誌掲載文の著作権はすげの会に属す。掲載にあたって、著者は著作権を委譲する旨の書類をすげの会に提出すること。
12. その他、分からないことがあれば、「莎草研究」最新号を見るか、編集委員会に問い合わせること。
変な文字化けしてないことを祈る。