2018年7月30日月曜日

カヤツリグサ科の花粉形成過程で3個が退化する理由

Comparative study of microgametogenesis in members of Cyperaceae and Juncaceae: a shift from permanent pollen tetrads to pseudomonads

Danilo M. Rocha, André L. L. Vanzela, Jorge E. A. Mariath

Botanical Journal of the Linnean Society, boy041 (2018).

なぜカヤツリグサ科植物の花粉母細胞は、最初4つあるうちの3つが退化してしまうのだろうか?近縁なイグサ科植物と比較した。その結果、退化する3つのスペースが有効利用されるだけでなく、残り1つの生き残り、発芽、花粉の形態形成に役立っていることが分かった。