2018年7月22日日曜日

小山鐡夫 1955. 日本産カヤツリグサ科の新植物

小山鐡夫Tetsuo Koyama 1955.

日本産カヤツリグサ科の新植物 Les dianoses des Cyperacees nouvelles pour la flore de Japon

ザラツキシラスゲCarex albidibasis T. Koyama, spec. nova e Sect.、オオミズハナビCyperus haspan L. var. tuberiferus T. Koyama, var. nova.。ナガボトネテンツキ(ヒメテンツキ×トネテンツキの自然雑種:伊藤至氏が千葉県東浪見で採集)、エゾアゼテンツキ(アゼテンツキの北限)、ダイセンアシボソスゲ(アシボソスゲの多型の一つ、ヒルゼンスゲと同様の例)、カルイザワツリスゲ(佐藤邦雄氏が軽井沢で、近縁種ホソバハネスゲ(朝鮮)とクジュウツリスゲ:タマツリスゲのプロトタイプか?)、シラホウマスゲ(シラホスゲ(フサスゲ)×ウマスゲ)、チョウセンゴウソ(前川博士が信州野辺山で、飛び越え型分布、満州などと要比較)、ハシナガアワボスゲ(古瀬義氏)

植物研究雑誌 J. Jpn. Bot. 30(5): 136-137.