2018年5月31日木曜日

中国からサツマスゲ節の新種

Carex nodosa (Cyperaceae), a new species from SW China

Shu‐Ren Zhang, Jun Zhang, Zheng‐Yu Liu, Shang Qu, Ru‐Gang Han

Nordic Journal of Botany (2018).

中国重慶と四川省から新種Carex nodosaが発表された。サツマスゲ節のC. hebecarpa(日本にない種)に似る。

Chongqing 重慶 and Sichuan, 四川省

C. hebecarpa (section Occlusae)

2018年5月29日火曜日

アメリカとカナダのカヤツリグサ科の起源

The spatial structure of phylogenetic and functional diversity in the United States and Canada: an example using the sedge family (Cyperaceae)

Journal of Systematics and Evolution (2018).

Daniel Spalink, Jocelyn Pender, Marcial Escudero, Andrew L. Hipp, Eric H. Roalson, Julian Starr, Marcia J Waterway, Lynn Bohs, Kenneth J. Sytsma

筆者らはアメリカとカナダに分布するカヤツリグサ科植物の起源について、標本と形態、DNA系統解析により分析した。その結果、標本と形態ではアメリカ北東部、系統解析では、メキシコ湾にその起源がある可能性が高いことを示していた。つまり、今回の場合、熱帯起源で温帯へ拡大したという説を裏付けている。

2018年5月26日土曜日

大井次三郎 1930. Contributiones ad Caricologiam Asiae Orientalis Pars Prima

Jisaburo Ohwi大井次三郎 1930. Contributiones ad Caricologiam Asiae Orientalis Pars Prima
新種記載:
コウライヤワラスゲ
Carex gotoiキンキカサスゲCarex persistens, var. takeuchii,
Carex autumnalis,
アイズスゲCarex hondoensis,
Carex levicuspis,
コハリヒナスゲCarex mira var. obovatooblonga, ヒメジュズスゲCarex arisanensis var. tremula, ケヒエスゲCarex mayebarana, アオバスゲCarex papillaticulmis, アオヒエスゲCarex subdita, ヤクシマカンスゲCarex morrowii var. laxa, フイリカンスゲvar. expallida, ツクシスゲCarex uber, Carex nanella, ミヤマカンスゲCarex multifolia, var. glaberrima, ハガクレスゲCarex geantha, ツルナシオオイトスゲCarex tenuinervis, ノスゲCarex tashiroana, ツクシショウジョウスゲCarex kiusiuana,
Carex lutchuensis,
Carex formosensis var. vigens, var. kabashimensis,
Carex cucullata,
ヤクシマイトスゲCarex perangusta,
Carex lonchophora,
Carex oxyandra forma pallidior, var. lanceata,
センジョウスゲCarex hidewoi, ホシナシゴウソCarex maximowiczii var. levisaccus, ナガミゴウソvar. kinashii,
Carex subcernua,
ミトスゲCarex mitoensis, ヤガミスゲCarex maackii var. nipponica, コウボウムギCarex kobomugi,
forma longibracteata,
キビノミノボロスゲCarex paxii var. succedanea, ツクシミノボロスゲCarex nubigena var. franchetiana,
Carex spomgiosa,
Carex hakonensis var. onoei,
ムギスゲCarex parciflora forma subsessilis comb. nov., ナガボノコジュズスゲvar. vanioti comb. nov.

 Memories of the Faculty of Science, Kyoto Imperial University, Series B 5(3): 247-292. 

大井次三郎 1931. Symbolae ad Floram Asiae Orientalis II

Jisaburo Ohwi大井次三郎 1931. Symbolae ad Floram Asiae Orientalis II
オオチャガヤツリ
Cyperus amuricus var. pterygorrachis comb. nov.カンガレイ新種記載Scirpus abactus sp. nov.シュウワタスゲ新種記載Eriophorum scabridum sp. nov.

Bo
t. Mag. Tokyo XLV(532): 183-197. 

秋山茂雄Shigeo Skiyama 1931. Diagnoses Specierum Novarum Caricum Japonicarum

秋山茂雄Shigeo Skiyama 1931. Diagnoses Specierum Novarum Caricum Japonicarum

Carex nikomontana Akiyama sp. nov. Carex nikomontana
ミヤマアオスゲシノニム 新種記載
Bot. Mag. Tokyo 45(472): 472-473. 


秋山茂雄 1939. 邦産すげ属植物ノ葉ノ解剖分類学的研究XXVII

秋山茂雄 1939. 邦産すげ属植物ノ葉ノ解剖分類学的研究XXVII
葉:切片、表皮。ヤブスゲ、オオカワズスゲ、シロハリスゲ

植物学雑誌
The Botanical Magagzine LIII(636): 534-540. Japan

秋山茂雄 1939. 邦産すげ属植物ノ葉ノ解剖分類学的研究XXVI

秋山茂雄 1939. 邦産すげ属植物ノ葉ノ解剖分類学的研究XXVI
葉:切片、表皮。ヤチカワズスゲ、タカネマスクサ、イトヒキスゲ

植物学雑誌
The Botanical Magagzine LIII(635): 491-494. Japan

2018年5月25日金曜日

Carex laxula(日本にない)の分類学的取り扱い

Nomenclatural remarks on Carex sect. Sylvaticae (Cyperaceae): C. laxula and related names

Angelo Troia, ANNALISA SANTANGELO, LORENZO GIANGUZZI

Phytotaxa 349(1) (2018).

筆者らは、分類と種名を整理し、Carex laxulaが正式に記載されていないことを発見し、本種はC. pauiとして扱われるべきことが明らかとなった。

ハリイ属の染色体数とDNA量の関係

Analysis of retrotransposon abundance, diversity and distribution in holocentric Eleocharis (Cyperaceae) genomes 

Thaíssa B de Souza, Srinivasa R Chaluvadi, Lucas Johnen, André Marques, M Socorro González-Elizondo, Jeffrey L Bennetzen, André L L Vanzela.

Annals of Botany (2018).

ハリイ属は、染色体数とDNA量に正の相関があると考えられている。本論文では、倍数性における変異を明らかにするため、長い末端反復 (LTR-RTs)の分布をFISH法調べ種間で比較した。

2018年5月21日月曜日

インドの外来植物(Cyperus2種)

INVASIVE ALIEN SPECIES OF FLORA OF THE THAR DESERT OF BIKANER DIVISION, RAJASTHAN 

P.D. Charan and Mahendra Singh

JETIR 5(4): 566-572 (2018).

タマガヤツリ(通用名:モス)熱帯アメリカより
コゴメガヤツリ(通用名:モス)熱帯アメリカより

ビーカネール市 ラージャスターン州 インド

インド ラージャスターン州の外来植物はいつものあれ

2018年5月19日土曜日

太刀掛 優 2009. 広島県呉市豊浜町・豊町の維管束植物

太刀掛 優 2009. 広島県呉市豊浜町・豊町の維管束植物

ヒメカンスゲ(齋島)、シラスゲ(豊島yy-12431:吉野由紀夫 採)、ヒカゲスゲ(齋島)、ナキリスゲ(豊浜町mt-12010:太刀掛 優 採)、サツマスゲ(豊町)、イヌクグ(豊町、三角島)、コゴメガヤツリ(豊島、三角島)、カヤツリグサ(豊浜町、豊町、三角島)、ハマスゲ(豊浜町、齋島、豊町、三角島) 

比婆科学 Journal of the Hiba Society of Natural History 230: 1-26. 

岡 国夫ほか編 1972. 山口県植物誌

岡 国夫ほか編 1972. 山口県植物誌

コジュズスゲ、アオゴウソ(ヒメゴウソ)、タカネマスクサ、アカネスゲ、コウボウシバ、コカンスゲ、シラコスゲ、クサスゲ、シオクグ、アズマナルコ(ミヤマナルコ)、タガネソウ、ニシノホンモンジスゲ、ノスゲ、フサナキリスゲ、アゼスゲ、ヤワラスゲ。

山口県植物誌刊行会 : 196-199.

赤堀千里、小久保恭子、佐々木あや子、田畑節子、中山博子、山本絢子、勝山輝男、田中徳久 2009. 熱海市岩戸山の植物相

赤堀千里、小久保恭子、佐々木あや子、田畑節子、中山博子、山本絢子、勝山輝男、田中徳久 2009. 熱海市岩戸山の植物相
Vascular Plant Flora of Mt. Iwao-yama, Atami City, Shizuoka Prefecture, Japan flora, vascular plants, Mt. Iwato-yama,. Atami City

イトハナビテンツキ、イトテンツキ、ミノボロスゲ、シロイトスゲ、ニイタカスゲ、ツクバスゲ、メアオスゲ、ヒメカンスゲ、シラスゲ、ケスゲ、タマツリスゲ、マスクサ、ハコネイトスゲ、ホソバヒカゲスゲ、カワラスゲ、ジュズスゲ、オキナワジュズスゲ、ヒゴクサ、テキリスゲ、ヒカゲスゲ、ナキリスゲ、アオスゲ、ノゲヌカスゲ、ヒメシラスゲ、カンスゲ、ミヤマカンスゲ、ツルミヤマカンスゲ、シバスゲ、ホンモンジスゲ、コカンスゲ、シラコスゲ、コイトスゲ、アブラシバ、コチャガヤツリ、イヌクグ、コゴメガヤツリ、カヤツリグサ、シカクイ、ヒメヒラテンツキ、ヤマイ、ヒメクグ、アブラガヤ。

Bull. Kanagawa prefect. Mus. (Nat. Sci.) 神奈川県立生命の星・地球博物館報告 38: 45-94.

上野雄規 2008. 宮城県維管束植物目録

上野雄規 2008. 宮城県維管束植物目録 List of Wild Vascular Plants in Miyagi Prefecture, Japan

ミネハリイ、ウキヤガラ、コウキヤガラ(エゾウキヤガラ)、イセウキヤガラ、ハタガヤ、イトハナビテンツキ、シラスゲ、ヤマタヌキラン、エナシヒゴクサ、タテヤマスゲ、クロカワズスゲ、マツバスゲ、ショウジョウスゲ、アワボスゲ、ハクサンスゲ、ハリガネスゲ、ジョウロウスゲ、チャシバスゲ、ヌマアゼスゲ、ヒメカンスゲ、ナルコスゲ、オニスゲ、アゼナルコ、カサスゲ、ミヤマジュズスゲ、コタヌキラン、ウトスゲ、ハマアオスゲ、タマツリスゲ、ヤマテキリスゲ、オクノカンスゲ、タニガワスゲ、ニッコウハリスゲ、マスクサ、スナジスゲ、サナギスゲ、イトキンスゲ、ハコネイトスゲ、コハリスゲ、ヤマアゼスゲ、ツクバスゲ、ホソバヒカゲスゲ、ヤマクボスゲ、カワラスゲ、ヒロバスゲ、ジュズスゲ、ハガクレスゲ(ケハガクレスゲ)、ヒゴクサ、テキリスゲ、コウボウムギ、クジュウツリスゲ(リクチュウツリスゲ)、セイタカカワズスゲ(帰化)、ヒカゲスゲ、ムジナスゲ、アズマスゲ、ハタベスゲ、ナキリスゲ、センダイスゲ、アオスゲ、メアオスゲ、ヒメアオスゲ(イトアオスゲ)、ヤチスゲ、ヤガミスゲ、タチスゲ、ゴウソ、キンチャクスゲ、ヌマクロボスゲ(シラカワスゲ)、ミタケスゲ、ノゲヌカスゲ、ビロードスゲ、ヒメシラスゲ、カンスゲ、ミヤマカンスゲ、シバスゲ、ミコシガヤ、ミノボロスゲ、ミヤマシラスゲ、ヤチカワズスゲ、カワズスゲ、オオシマカンスゲ(逸出)、オタルスゲ、ヒメスゲ、ウスイロスゲ、グレーンスゲ、コジュズスゲ、ナガボノコジュズスゲ、ヒメゴウソ(アオゴウソ)、サッポロスゲ、タカネマスクサ、タヌキラン、ツルスゲ、マメスゲ、コウボウシバ、コカンスゲ、シラコスゲ、オオカサスゲ、ヤブスゲ、クサスゲ、オオクグ、カミカワスゲ、オオイトスゲ(シロイトスゲ)、キイトスゲ、ゴンゲンスゲ(コイトスゲ)、サドスゲ、シオクグ、ユキグニハリスゲ、アズマナルコ、タガネソウ、ミチノクホンモンジスゲ、コシノホンモンジスゲ、オオカワズスゲ、ホソバカンスゲ、オノエスゲ、チュウゼンジスゲ、アゼスゲ、オオアゼスゲ、ヤワラスゲ、オニナルコ、ホカリヒゴクサ(エナシヒゴクサ×ヒメシラスゲ)、タヌキナルコ(ナルコスゲ×タヌキラン)、ザオウスゲ(カッタタヌラン、コタヌキラン×ミヤマクロスゲ)、ゴンゲンスゲ×ミチノクホンモンジスゲ、ミヤマテキリスゲ(オタルスゲ×ヤマアゼスゲ)、アゼスゲ×オタルスゲ、チャガヤツリ、ヒメクグ、オニヒメクグ、クグガヤツリ、タマガヤツリ、ショクヨウガヤツリ(逸出)、カンエンガヤツリ、アレチハマスゲ(センダイガヤツリ帰化)、ヒナガヤツリ、アゼガヤツリ、ヌマガヤツリ、コアゼガヤツリ、コゴメガヤツリ、カヤツリグサ、ニイガタガヤツリ、アオガヤツリ、ウシクグ、シロガヤツリ、イガガヤツリ、カワラスガナ、ミズガヤツリ、ヒメガヤツリ(ミズハナビ)、オニチャガヤツリ(オオチャガヤツリ、チャガヤツリ×カヤツリグサ)、カズサガヤツリ(アゼガヤツリ×カワラスガナ)、チシママツバイ、マツバイ、セイタカハリイ、チョウセンハリイ、オオハリイ(ハリイ)、ヤリハリイ、エゾハリイ、スジヌマハリイ、ヒメハリイ(ヒメヌマハリイ)、クロハリイ、クログワイ、オオヌマハリイ(ヌマハリイ)、マルホハリイ、クロヌマハリイ、コツブヌマハリイ、チャボイ、シカクイ、コモチシカクイ、サギスゲ、ワタスゲ、コアゼテンツキ、ヒメヒラテンツキ、ノテンツキ、テンツキ、クロテンツキ、アオテンツキ、ヒデリコ、ナガボテンツキ、アゼテンツキ、トネテンツキ、ヤマイ、メアゼテンツキ、タチヒメクグ(マメクグ)、ヒンジガヤツリ、ミカヅキグサ、イトイヌノハナヒゲ、オオイヌノハナヒゲ、コイヌノハナヒゲ、ミヤマイヌノハナヒゲ、ミヤマホタルイ、ホタルイ、イヌホタルイ、コホタルイ、オオフトイ、ヒメホタルイ(コツブヒメホタルイ)、タタラカンガレイ、シズイ、フトイ、カンガレイ、サンカクイ、タイワンヤマイ、コホタルイ×カンガレイ、コサンカクイ(フトイ×サンカクイ)、オグライ(オグラカンガレイ、タイワンヤマイ×カンガレイ)、シカクホタルイ(ホタルイ×サンカクイ)、アイノコカンガレイ(ヒメホタルイ×カンガレイ)、タイワンヤマイ×イヌホタルイ、ノグサ、エゾアブラガヤ、コマツカサススキ、タカネクロスゲ、マツカサスゲ、ツルアブラガヤ、クロアブラガヤ、アイバソウ、アブラガヤ、シデアブラガヤ、コマツカサアブラガヤ(コマツカサススキ×アブラガヤ)、コシンジュガヤ、ケショウテンツキ、リフヌマハリイ 

(株)仙南総合事務センター

那須御用邸生物相調査会 2009. 那須御用邸の動植物相II

那須御用邸生物相調査会 2009. 那須御用邸の動植物相II Flora and Fauna of the Nasu Imperial Villa II

那須御用邸附属地の動植物相II:
新たに発見(ショウジョウスゲ、オクノカンスゲ)、

那須御用邸附属地の維管束植物II:
ショウジョウスゲ、ハリガネスゲ、ナルコスゲ、イトスゲ、オクノカンス、ニッコウリスゲ、カワラス、コジュズスゲウソ、ヒメシラスゲ、カンスゲ、ミマカンスゲ、オタスゲ、コカンゲ、シラコゲ、クサゲ、コイトスゲタガネソウ。那須用邸附属地生物種名目録(1):トハナビテンキ、ミノロスゲ、ニイタスゲ、ハリネスゲ、ミマシラスゲナルコス、イトスゲニッコウハスゲ、ヒナスゲ、サナギスゲ、カラス、ジュズスゲ、ハガレスゲ、ヒゴサ、テキリス、ヒカゲスゲアズマスゲ、コュズスゲ、ウソ、ヒシラスゲ、カンス、ミヤマンスゲ、シスゲ、ヤチワズスゲ、タルスゲ、ヒスゲ、イアオスゲ、カンスゲ、ラコスゲ、サスゲ、コイスゲ、ドスゲ、タガソウ、アスゲ、オタルス×アゼス、アゼガヤツリミツカドシクイ、シクイ、イヌシクイ、ノテツキ、ヤマ、コイヌハナヒゲ、イバソウアブラガヤ

那須御用附属地産生物種名目録(2)(那須御邸動植物相調査II:平成15年度-19年):ショウョウス、ハリガネスゲ、ルコスゲ、トスゲ、オクノカンスゲ、ニッコウハリスゲ、カワラスゲ、コジュズスゲ、ゴウソ、ヒメシラスゲ、カンスゲ、ミヤマカンスゲ、オタルスゲ、コカンスゲ、シラコスゲ、クサスゲ、コイトスゲ、タガネソウ。

那須御用邸生物相調査会

中西弘樹 2001. 種子散布のナチュラルヒストリー

中西弘樹 2001. 種子散布のナチュラルヒストリー

スゲ属(カヤツリグサ科)の種子散布:アリ散布型(ヒカゲスゲ節、イワカンスゲ節、シバスゲ節、タガネソウ節)

フェノロジー研究 (36): 1-5.

中西弘樹 2000. 長崎県のスゲ属植物の分布・生態と群落

中西弘樹 2000. 長崎県のスゲ属植物の分布・生態と群落 Flora and Communities of Carex Species in Nagasaki Prefecture, Japan

分布図:ハナビスゲ、タイワンスゲ、キノクニスゲ、キシュウナキリスゲ、ツクシスゲ、ツクシナルコ、ツシマスゲ。ナルコスゲ-ヒメレンゲ群落、タニガワスゲ群落、アキカサスゲ群落、シラコスゲ群落、フサナキリスゲ-シラネセンキュウ群落、ツクシミノボロスゲ群落、ジュズスゲ群落、オキナワジュズスゲ群落、ヤワラスゲ群落。長崎県スゲ属植物目録:エナシヒゴクサ、オオナキリスゲ、マツバスゲ、ツクバスゲ、コゴメスゲ、コイワカンスゲ、ケタガネソウ、ヒメカンスゲ、ハナビスゲ、ナルコスゲ、オニスゲ、アゼナルコ、ヒメアオスゲ、カサスゲ、シラスゲ、ケスゲ、イトスゲ、ハマアオスゲ、タマツリスゲ、ヒメジュズスゲ、ヒカゲスゲ、タニガワスゲ、オオタニガワスゲ、タイワンスゲ、ゲンカイモエギスゲ、マスクサ、ヒナスゲ、サナギスゲ、ヤマアゼスゲ、ジュズスゲ、オキナワジュズスゲ、ヒゴクサ、ナキリスゲ、センダイスゲ、アオスゲ、イトアオスゲ、メアオスゲ、イソアオスゲ、コウボウムギ、サツマスゲ、カタスゲ、タチスゲ、イワカンスゲ、キノクニスゲ、ゴウソ、フサスゲ、ノゲヌカスゲ、ヒメシラスゲ、キシュウナキリスゲ、アキカサスゲ、ホソバヒカゲスゲ、シバスゲ、アワボスゲ、ツクシミノボロスゲ、ヒゲスゲ、ヒメスゲ、コジュズスゲ、アオゴウソ(ヒメゴウソ)、シロホンモンジスゲ、コウボウシバ、シラコスゲ、クサスゲ、オオクグ、ジングウスゲ、オオイトスゲ、チャイトスゲ、クジュウスゲ、アブラシバ、シオクグ、センダイスゲモドキ、ツクシスゲ、ツクシナルコ、フサナキリスゲ、ツルナシオオイトスゲ、ヤワラスゲ、モエギスゲ、コップモエギスゲ(ヒメモエギスゲ)、ツシマスゲ。

長崎女子短期大学紀要 Nagasaki Women's Junior College Annual Report of Studies 24: 59-74.

大森威宏編 群馬県立自然史博物館発行 2009. 群馬県外来植物チェックリスト2008年版

大森威宏編 群馬県立自然史博物館発行 2009.
群馬県外来植物チェックリスト2008年版

A:国外外来種(国外から侵入あるいは持ち込まれた種)のみ(ホソミキンガヤツリ、メリケンガヤツリ、ショクヨウガヤツリ、シチトウイ) 

2018年5月17日木曜日

インドネシア ジャバにある制限区域内で発見された帰化植物

Alien plant invasions of protected areas in Java, Indonesia

M Padmanaba, KW Tomlinson, AC Hughes, RT Corlett 

Scientific reports (2017).

インドネシア ジャバにある制限区域内で発見された帰化植物

Carex lyngbyei (Gunung Gede) ヤラメスゲ: 南アメリカから
Rhynchospora colorata (Gunung Merbabu, Meru Betiri): 北アメリカ、中央アメリカ、西インド諸島より 

2018年5月15日火曜日

マイクロサテライトマーカーで1節全体の違いを知る

Fourteen Polymorphic Microsatellite Markers for a Widespread Limestone Endemic, Carex eburnea (Cyperaceae: Carex sect. Albae)

Emily L. Gillespie, Annabella G. Pauley, Megan L. Haffner, Nikolai M. Hay, Matt C. Estep and Zack E. Murrell

Applications in Plant Sciences 5(8) (2017).

著者らは石灰岩地固有に生育するCarex eburneaとC. mckittrickensisについて、14種類のマイケロサテライトマーカーを用いて遺伝的な違いを見つけようとした。その結果、それら2種の属するAlbae節全体まで比較できるマーカーが特定できた。

They tried to find the genetic differences in Carex eburnea and C. mckittrickensis using 14 microsatellite makers. These makers were picked up from 48 primers and got one to seven alleles per locus and had possible to know whole of section Albae.

2018年5月13日日曜日

岩村政浩 2008. 佐賀県のスゲ属植物相(3)

岩村政浩 2008. 佐賀県のスゲ属植物相(3)

 サツマスゲ、タチスゲ、シラスゲ、ヒゴクサ、エナシヒゴクサ、ヒメシラスゲ、ヒメジュズスゲ、コジュズスゲ、ジュズスゲ、オキナワジュズスゲ、ミヤマシラスゲ、カサスゲ、アキカサスゲ、ウマスゲ、ヤワラスゲ、ベンケイヤワラスゲ、ヤマジスゲ、フサスゲ、シオクグ、コウボウシバ。

 佐賀の植物 44: 11-21.

Oh, Yong Cha 1996. Microstructure of Perigynium and Achene Surfaces of Carex sect. Siderostictae in Korea

Oh, Yong Cha 1996.

 Microstructure of Perigynium and Achene Surfaces of Carex sect. Siderostictae in Korea

 ササノハスゲ、ケタガネソウ、チイサンタガネソウ

 Journal of Plant Biology 39(2): 137-144.

淡 賢太郎、星野卓二 1994. 走査型電子顕微鏡を用いたカヤツリグサ科スゲ属43taxaの痩果表面微細構造

淡 賢太郎、星野卓二 1994.

 走査型電子顕微鏡を用いたカヤツリグサ科スゲ属43taxaの痩果表面微細構造

 ハナビスゲ、コカンスゲ、コゴメナキリスゲ、ゲンカイモエギスゲ、マメスゲ、チャシバウsゲ、ミセンアオスゲ、ミチノクホンモンジスゲ、コシノホンモンジスゲ、ノスゲ、ベニイトスゲ、アリマイトスゲ、キイトスゲ、ゴンゲンスゲ、コイトスゲ、ワタリスゲ、イトスゲ、ダイセンスゲ、ヒメカンスゲ、キンスゲ、タヌキラン、タカネナルコ、ショウジョウスゲ、ハシナガカンスゲ、オノエスゲ、リュウキュウスゲ、エゾサワスゲ、ヤチスゲ、サッポロスゲ、エゾサワウsゲ、タカネハリスゲ、ミタケスゲ、ジョウロウスゲ、クロカワズスゲ、ウスイロスゲ、オオカワズスゲ、クリイロスゲ、ヤブスゲ、タカネマスクサ、ホスゲ、ヤガミスゲ、カヤツリスゲ、マスクサ、ハクサンスゲ、

 岡山理科大学蒜山研究所研究報告 (20): 93-111.

星野卓二 1984. 走査電子顕微鏡によるスゲ属植物の痩果表面構造

星野卓二 1984. 走査電子顕微鏡によるスゲ属植物の痩果表面構造 ハリガネスゲ、マツバスゲ、タチスゲ、フサスゲ、アワボスゲ、ヤワラスゲ、ジュズグエ、カサスゲ、シバスゲ、ノゲヌカスゲ、クサスゲ、アオスゲ、ニシノホンモンジスゲ、モエギスゲ、ヒメモエギスゲ、ベニイトスゲ、オオイトスゲ、ケスゲ、ミヤマカンスゲ、ヒメカンスゲ、カンスゲ、キノクニスゲ、ヒゲスゲ 岡山理科大学蒜山研究所研究報告 (10): 59-71.

吉野由紀夫、池田 博、鈴木兵二 1988. 比婆山池ノ段(広島県)西斜面の植物

吉野由紀夫、池田 博、鈴木兵二 1988.

 比婆山池ノ段(広島県)西斜面の植物

 ショウジョウスゲY-9633, 9634, 9635, I-1735、オクノカンスゲ、ヒカゲスゲY-9636、タガネソウY-9630

 比婆科学 (139): 1-16.

勝山輝男 1993. 神奈川県産スゲ属植物補遺

勝山輝男Tetsuo Katuyama 1993.

 神奈川県産スゲ属植物補遺

 イセアオスゲ、コハリスゲ、ヒカゲハリスゲ、ハリガネスゲ、マメスゲ、ヤガミスゲ、タチスゲ

 Flora Kanagawa 神奈川県植物誌調査会ニュース 35: 380-381.

小山鐵夫 1958. カヤツリグサ科の3雑種

Tetsuo Koyama 小山鐵夫 1958. カヤツリグサ科の3雑種 フトボタニガワスゲ雑種(タニガワスゲ×ヤマアゼスゲ)、 チャイロクグガヤツリ雑種、 コウヤガヤツリ雑種(コゴメガヤツリ×ウシクグ)、 植物研究雑誌 Jornal of Japanese Botany J. Jpn. Bot. 33(8): 31(255)-32(256).

小山鐵夫 1955. 日本産カヤツリグサ科植物の新植物

Tetsuo Koyama 小山鐵夫 1955. 日本産カヤツリグサ科植物の新植物  Les dianoses des Cyperaceae nouvelles pour la flore de Japon コツブヒメホタルイ、クジュウクリテンツキ、ナガボトネテンツキ雑種、アイノコカンガレイ、ミカワナルコ、ダイセンアシボソスゲ、カルイザワツリスゲ、ヒメカンスゲ品種forma albomarginata、シラホウマスゲ雑種、ネムロゴウソ雑種、イナテキリスゲ雑種、ゴウソモドキ雑種、エンシュウカワラスゲ雑種、イズノホンモンジスゲ雑種、ケキンチャクスゲ雑種、ハシナガアワボスゲ、ザラテンツキシラスゲ、オオミズハナビ。 植物研究雑誌 Jornal of Japanese Botany J. Jpn. Bot. 30(5): 1(129)-32(137).

小山鐵夫 1968. Iconographia Cyperacearum III

Tetsuo Koyama 小山鐵夫 1968. Iconographia Cyperacearum III コハリスゲ、アカネスゲ、ヤマクボスゲ、ヤワラスゲ、コジュズスゲ、エゾツリスゲ、イワスゲ、アズマナルコ、テキリスゲ、カワラスゲ Phytologia 20(4): 218-241.

小山鐵夫 1967. Iconographia Cyperacearum I

Tetsuo Koyama 小山鐵夫 1967. Iconographia Cyperacearum I ササノハスゲ、タガネソウ、ケタガネソウ、イワヤスゲ、チイサンタガネソウ、タマツリスゲ、ヒメジュズスゲ、アリサンタマツリスゲ、オオタマツリスゲ、ハネスゲ Phytologia 15(3): 201-221.

2018年5月11日金曜日

オーストラリアからテンツキ属新種2種

Fimbristylis buchanensis R.Booth & P.R.Sharpe and F. triloba R.Booth & P.R.Sharpe (Cyperaceae), two new species from Queensland R. Booth & P.R. Sharpe Austrobaileya 10(1): 47–58 (2017). 彼らは、オーストラリア クイーンランド固有のテンツキ属2種を新種記載した。さらに、本論文では、新種の図のほか、クイーンランドに分布するテンツキ属の検索表が掲載されている。 新種Fimbristylis buchanensisのタイプロカリティ ミッチェル地域、クイーンランド(オーストラリア) https://goo.gl/maps/2YgmhXfR1972 新種Fimbristylis trilobaのタイプロカリティ バーク地域、クイーンランド(オーストラリア) https://goo.gl/maps/kCQVkTPxNtj They proposed new Fimbristylis species from Queensland, Australia and Key to Queensland species of Fimbristylis and Abildgaardia. Fimbristylis buchanensis similar with F. cymosa, and holotype from Queensland, Mitchell District, The Lake, east of Aramac, and endemic to there. Queensland, Mitchell District https://goo.gl/maps/2YgmhXfR1972 Fimbristylis triloba similar with F. rara, holotype from Queensland, Burke District, Esmeralda, SSE of Croydon, and endemic to there. Queensland, Burke District https://goo.gl/maps/kCQVkTPxNtj

2018年5月9日水曜日

中国のヌカスゲ節の分類学的再検討

The author proposed revisions using morphological characters including SEM.  Taxonomic revision of Carex chungii (Cyperaceae; sect. Mitratae) and allied species XIAO-FENG JIN Phytotaxa 317(1) (2017). 筆者は中国のヌカスゲ節について、SEMによる詳細な形態の比較をし、分類学的再検討を行った。その結果、Carex truncatirostrisは、C. anhuiensisに含まれ、さらにその中にはC. xuanchengensis and C. truncatirostris f. erostrisがシノニムとして扱うこと、Carex chungii var. rigidaは、種としてC. nanpingensisとして扱うことを提案した。 The author proposed revisions using morphological characters including SEM.  Carex truncatirostris was defined to include C. anhuiensis, C. xuanchengensis and C. truncatirostris f. erostris as a synonym. Carex chungii var. rigida were treated as a species, C. nanpingensis.

中国のヌカスゲ節の分類学的再検討

Taxonomic revision of Carex chungii (Cyperaceae; sect. Mitratae) and allied species XIAO-FENG JIN Phytotaxa 317(1) (2017). 筆者は中国のヌカスゲ節について、SEMによる詳細な形態比較により、分類学的再検討をおこなった。 The author proposed revisions using morphological characters including SEM. Carex truncatirostris was defined to include C. anhuiensis, C. xuanchengensis and C. truncatirostris f. erostris as a synonym. Carex chungii var. rigida were treated as a species, C. nanpingensis.

2018年5月7日月曜日

中国産フトイ属(カヤツリグサ科)の学名の2新組合せ 学名新組合せ(基礎異名出典ページ引用欠いていたため)

Eisuke Hayasaka早坂英介 2009. Two New Combinations in Chinese Schoenoplectus (Cyperaceae) 中国産フトイ属(カヤツリグサ科)の学名の2新組合せ 学名新組合せ(基礎異名出典ページ引用欠いていたため) :Schoenoplectus chen-mouii (Tang & F. T. Wang) Hayas.とS. fohaiensis (Tang & F. T. Wang) Hayas. J. Jpn. Bot. 84: 49-49.

オーストラリアからのフトイ属(カヤツリグサ科)の1新種 オーストラリアの新種記載

Eisuke Hayasaka早坂英介 2009. A New Species of Schoenoplectus (Cyperaceae) from Australia  オーストラリアからのフトイ属(カヤツリグサ科)の1新種 オーストラリアの新種記載: Schoenoplectus blakei Hayas. 近縁種はSchoenoplectus dissachanthus (S. T. Blake) J. Raynal。花柱数、果実の形態、鱗片の大きさ、雄蘂数が異なる。 J. Jpn. Bot. 84: 13-18.

和歌山県に産するカヤツリグサ科フトイ属植物の分布

前田哲弥 Tetsuya Maeda 2008. 和歌山県に産するカヤツリグサ科フトイ属植物の分布 Species and their distributions of the genus Schoenoplectus (Cyperaceae) in Wakayama Prefecture, Japan 標本調査および現地調査の結果、和歌山県には11種、3雑種のフトイ属植物が生育していることが確認された。 市・郡単位。標本番号とデータあり。標本写真と分布図あり。フトイ、オオフトイ、サンカクイ、カンガレイ、ツクシカンガレイ、ヒメカンガレイ、ホタルイ、イヌホタルイ、タイワンヤマイ、ヒメホタルイ、シズイ、雑種:アイノコカンガレイ(カンガレイ×ヒメホタルイ)、サンカクホタルイ(カンガレイ×ホタルイ)、チクホウカンガレイ(カンガレイ×ツクシカンガレイ)。 和歌山県立自然博物館 26: 43-66.

ツクシカンガレイ(カヤツリグサ科)の和歌山県における新産地

前田哲弥 Tetsuya Maeda 2008. ツクシカンガレイ(カヤツリグサ科)の和歌山県における新産地 Schoenoplectus multisetus Hayas. et C. Sato (Cyperaceae) newly found from Wakayama Prefecture 和歌山県立自然博物館(標本庫:WMNH):これまでの報告は、愛知県・福井県・京都府・三重県・山口県・福岡県・佐賀県・熊本県・大分県・鹿児島県。 J. Phytogeogr. Taxon. 植物地理・分類研究 56(1): 37-39.

カムチャッカ調査(2007年)で採集された植物リスト

福田知子Tomoko Fukuda 2008. Plant list during the expedition of Kamchatka in 2007  カムチャッカ調査(2007年)で採集された植物リスト det. J. Oda織田二郎:ハクサンスゲ、ヒエスゲ、ウスイロスゲ、リシリスゲ、カラフトカサスゲ、サヤスゲ、ヌイオスゲ、Carex jacutica, C. mesophila, C. obtusata, C. pediformis, Carex sp., Eleocharis kamtschatica, Fimbristylis ochotensis:2007年7月のカムチャッカ植物調査によりコケ植物4種と維管束植物192種を確認した。 人と自然 Humans and Nature 19: 147-160.

山口県徳地引谷 廻り山林道の植物

山口県植物研究会 岡 国夫 2008. 山口県植物研究会会報 Nol.3 No.10 山口県徳地引谷 廻り山林道の植物(ヒカゲスゲ、アブラガヤ)。ノート:コゴメスゲ、ナキリスゲ、ヒメクグ、マツバイ)、阿武町開作川、白須川上流域(ナキリスゲ、ササノハスゲ、ヒメクグ、カワラスガナ、イヌシカクイ) 山口県植物研究会会報 3(10): 1-8.

Chong-wook Park (Flora of Korea Editional Committee) 2007. 韓国植物誌

Chong-wook Park (Flora of Korea Editional Committee) 2007. 韓国植物誌 The genera of Vascular Plants of Korea 13属246種:カラフトイワスゲ、コハリスゲ、ヒカゲハリスゲ、エゾハリスゲ、マツバスゲ、ハリガネスゲ、タカネハリスゲ(ミガエリスゲ)、コウボウムギ、クロカワズスゲ、ホソスゲ、ウスイロスゲ、ツルスゲ、アサマスゲ、ミコシガヤ、キビノミノボロスゲ、オオカワズスゲ、ヒメミコシガヤ、マスクサ、キタノカワズスゲ、ヤガミスゲ、ノルゲスゲ、タカネヤガミスゲ、ハクサンスゲ、アカンスゲ、イッポンスゲ、タニガワスゲ、アズマナルコ、カワラスゲ、アゼスゲ、ヤラメスゲ、ヌマアゼスゲ、ヤマアゼスゲ、ヒメアゼスゲ、オハグロスゲ、ヤマテキリスゲ、ゴウソ、アゼナルコ、ヒメゴウソ、シュミットスゲ、カブスゲ、サワヒメスゲ、ヒメスゲ、クロヒナスゲ、ヤチスゲ、ヌマクロボスゲ、タルマイスゲ、センジョウスゲ、クロボスゲ基本種、ネムロスゲ、カサスゲ、ウマスゲ、マンシュウクロカワスゲ、シラスゲ、アオスゲ、オオアオスゲ、カミカワスゲ、ヌカスゲ、クモマシバスゲ基本種、サハリンイトスゲ、シバスゲ、ヒメカンスゲ、シロホンモンジスゲ、タガネソウ、アズマスゲ、ホソバヒカゲスゲ基本種、ヒカゲスゲ、エゾツリスゲ、グレーンスゲ、タマツリスゲ、イトナルコスゲ、ムセンスゲ、ケヤリスゲ、サッポロスゲ、クジュウツリスゲ、ヤマジスゲ、クサスゲ、カタスゲ、アイズスゲ、タカネシバスゲ、オノエスゲ、タチスゲ、ジュズスゲ、アワボスゲ、ヤワrスゲ、ジョウロウスゲ、コウボウシバ、オオクグ、ヒメウシオスゲ、シオクグ、オニスゲ、コヌマスゲ、オニナルコスゲ、オオカサスゲ、サツマスゲ、ムジナスゲ基本種、アカンカサスゲ基本種、ハタベスゲ Flora of Korea Coodinating Center Herbarium Department of Biological Sciences Seoul National University : 1113-1181.

福島県 2002. レッドデータブックふくしま-福島県の絶滅のおそれのある野生生物-  レッドデータブックふくしまⅠ

福島県 2002. レッドデータブックふくしま-福島県の絶滅のおそれのある野生生物-  レッドデータブックふくしまⅠ 絶滅:イワキアブラガヤ、絶滅危惧Ⅰ類:ダケスゲ、ヒロハイッポンスゲ、ヒロハオゼヌマスゲ、イセウキヤガラ、ビャッコイ、絶滅危惧Ⅱ類:オオタマツリスゲ、ミヤマクロスゲ、キンチャクスゲ、ヌマクロボスゲ、キリガミネスゲ、ヌカスゲ、ノゲヌカスゲ、ホソバオゼヌマスゲ、エゾツリスゲ、タカネハリスゲ、オオクグ、イワスゲ、オノエスゲ、エゾハリスゲ、ヌイオスゲ、スジヌマハリイ、コホタルイ、マツカサススキ、エゾウキヤガラ、準絶滅危惧:ヤマタヌキラン、ホスゲ、チュウゼンジスゲ、タチスゲ、キンスゲ、アブラシバ、イガガヤツリ、ノグサ、ツルアブラガヤ、タイワンヤマイ、未評価:イトテンツキ、ヒロハノオオタマツリスゲ、ヒエスゲ、ヤラメスゲ、ヒメカンガレイ。 : -.

岡本 香先生命名のスゲタイプ標本

Takuji Hoshino, Tomomi Masaki, Hiroshi Ikeda and Gentaro Toyohara星野卓二・正木智美・池田 博・豊原源太郎 2001. Typification of six taxa of Carex (Cyperaceae) described by Dr. K. Okamoto Hikobia 13: 591-599. アキアオスゲCarex akiensis、ゲイホクスゲCarex geihokuensis、ミセンアオスゲCarex horikawae K. Okamoto、アキイトスゲCarex kamagariensis K. Okamoto、セトウチコアオスゲCarex leucochlora var. setouchiensis、ビンゴヌカスゲCarex mitrata var. bingoensis

愛媛植物研究会 2000. 小田深山(愛媛県)の維管束植物

松井宏光・山本四郎・石川早雄・沖野登美雄・小澤 潤・得居 修・藤田幹雄・相原英二: 愛媛植物研究会 2000. 小田深山(愛媛県)の維管束植物 標本番号あり:det.勝山輝男・野口達也:ササノハスゲは注目すべき植物(小田深山は分布の南限に近い):エナシヒゴクサ(SY-262, MF-273, OT-495)、ショウジョウスゲ(MF-266, OT-46, OT-53)、アオスゲ(OT-943)、イトアオスゲ(OT-832, OT-937)、ニイタカスゲ(OT-52)、ヒメカンスゲ(OT-3, OT-731)、ナルコスゲ(SY-209, SY-260, MF-276, OT-4, OT-730)、カサスゲ(OT-77, OT-949)、ミヤマジュズスゲ(OT-745)、ケスゲ(OT-[581])、タマツリスゲ(MF-278, OT-141, OT-726)、ヒメジュズスゲ(OT-37)、タニガワスゲ(OT-717, OT-919)、マスクサ(OT-987)、ヒナスゲ(MF-265, OT-695, OT-801)、アオバスゲ(OT-970)、ジュズスゲ(OT-240, OT-764)、ヒゴクサ(OT-184, OT-936)、テキリスゲ(MF-267, OT-168, OT-797), ノゲヌカスゲ(OT-[601])、ヒメシラスゲ(MF-271, OT-185, OT-935)、カンスゲ(OT-1217)、オタルスゲ(OT-[598])、ヒメスゲ(MF-277)、ササノハスゲ(OT-137, OT-934, HM-180, HM-247)、オオイトスゲ(OT-[575])、チャイトスゲ(OT-950, OT-951)、ベニイトスゲ(OT-727, OT-968)、タガネソウ(SY-205, MF-268, OT-963)、ツルナシオオイトスゲ(OT-931, OT-963)、チャガヤツリ(OT-514, OT-993)、アイダクグ(MF-332)、ヒメクグ(MF-269, OT-287, HM-321), コゴメガヤツリ(OT-983)、カヤツリグサ(OT-1042)、ウシクグ(OT-606, OT-1003)、カワラスガナ(OT-606, OT-1003)、アブラガヤ(MF-274, OT-595, HM-313)、エゾアブラガヤ(OT-252, OT-596) 小田深山の自然Ⅰ : 61-204.

カリブの土質、カヤツリグサ属とイネ科で向上目指す

Organic Matter and Nutrients Removal in Tropical Constructed Wetlands Using Cyperus ligularis (Cyperaceae) and Echinocloa colona (Poaceae) Henry Alberto Casierra-Martínez, Jhan Carlos Charris-Olmos, Aracelly Caselles-Osorio, Alexander Elías Parody-Muñoz Water, Air, & Soil Pollution 228 (2017). カリブにある湿地にカヤツリグサ属とイネ科の一種を化学物質を取り除くことを目的に植えた。 They tried to know the effection of Cyperus ligularis and Echinocloa colona in Colombian Caribbean region four wetlands analysing chemical components.

2018年5月3日木曜日

C3/C4を使い分けるハリイ属の一種

De novo Short Read Assembly and Functional Annotation of Eleocharis vivipara, a C3/C4 Interconvertible Sedge Plant Daijiro HARADA, Katsuyuki T. YAMATO, Katsura IZUI and Motomu AKITA Environ. Control Biol. 56 (2): 81-87 (2018). Eleocharis vivipara(日本には分布しない種)は、生育状況にあわせて光合成過程(C3/C4)の切り替えをしている。この切り替えに関わる遺伝子特定のために、次世代シーケンサー(next-generation sequencing)をおこなった。今回得られた遺伝子のなかにC4型に関連するものがあると確信している。 C3/C4光合成型相互転換植物 Eleocharis vivipara を用いたC4光合成を成立させる遺伝子の網羅的探索 植物科学最前線 7:35-41 (2016). http://bsj.or.jp/jpn/general/bsj-review/BSJ-Review7A_35-41.pdf Eleocharis vivipara change the C3/C4 traits in their living enviroment. They tried to get the process of variation of C4 changing from C3 traits by the next-generation sequencing (NGS).They're sure the sequences they got was including the gene of related C4 trait.

2018年5月2日水曜日

九州絶滅危惧種ツクシテンツキの生存戦略

Distribution and stress tolerance of Fimbristylis dichotoma subsp. podocarpa (Cyperaceae) growing in highly acidic solfatara fields Akihiro Yamamo, Jun Wasaki, Yuichi Funatsu, Takayuki Nakatsubo Ecological Research (2018). https://doi.org/10.1007/s11284-018-1605-1 九州地方で絶滅危惧種に指定されているツクシテンツキの生育地にススキがないため、本種により高い硫気への耐性があると考えられた。そこで培養実験をおこない、本種がススキよりも低いPH、より高いアルミニウム状況下でも生育できることがわかった。この違いがススキと本種の分布を決めていると考えられた。 They found Fimbristylis dichotoma subsp. podocarpa distributed in more spfatara fields than Miscanthus sinensis area and tried to know the why by culture experiment. They got F. dichotoma showed lower pH and higher aluminum contents and it determine the pattern of both species.