2018年4月24日火曜日

ウスイロスゲ新レクトタイプ指定

Lectotypification of the name Carex accrescens (Cyperaceae) DONG CHAN SON, YU CHUL PARK, CHA HYUN RYU, SOO HYUN PARK, KAE SUN CHANG Phytotaxa 346(3) (2018). 韓国国立樹木園が進めているプロジェクトのなかで、ウスイロスゲのタイプ指定に問題があることが分かった。Koyama & Kanai (1990)によるとホロタイプはKYO、アイソタイプはTNSにあるとしているが、命名者の大井は1つの標本をタイプ指定していない。そのため、学名命名規約に従うと正確なものではなかった。そこで今回、筆者らによりレクトタイプ指定がおこなわれた。今回指定した標本は、命名者大井により(C. accrescens Ohwi n.n.)とあり、標本も種の特徴である長い匐枝がある。 The Korea National Arboretum is making progress about Korean materials, they found the problem about the typification of Carex accrescens. Koyama & Kanai (1990)'s report did not made a typification correctly following the international code. They made a lectotypification the species by Ohwi's specimen.