2012年10月30日火曜日

Phylogeny of Carex subg. Vignea (Cyperaceae) based on Amplified Fragment Length Polymorphism and nrDNA Data (2012)

Phylogeny of Carex subg. Vignea (Cyperaceae) based on Amplified Fragment Length Polymorphism and nrDNA Data

Ford, Bruce A.; Ghazvini, Habibollah; Naczi, Robert F. C.; Starr, Julian R.

Systematic Botany 37(4): 913-925 (2012).

マスクサ亜属の分子系統学的解析。
今回はITSとETS1fのDNA配列だけでなく、AFLP解析も加わっている。
その結果、雄雌性小穂と雌雄性小穂を持つ種でクレードが分かれ、雌雄性小穂を持つ種のクレードは1つにまとまらなかった。


AFLP解析は、DNAをプライマーで切断し、電気泳動した結果、切れた断片の組み合わせにより似てる似てないを判断する方法。野菜の品種識別に使われることがある。

Amplified Fragment Length Polymorphism法によるイチゴ‘福岡S6号’の品種識別
下村克己・三井寿一・藤田幸一・佐藤公洋
福岡県農業総合試験場24(2005) pp43-47