2012年2月21日火曜日

Structure and development of the style base in Abildgaardia, Bulbostylis, and Fimbristylis (Cyperaceae, Cyperoideae, Abildgaardieae) (2012)

Structure and development of the style base in Abildgaardia, Bulbostylis, and Fimbristylis  (Cyperaceae, Cyperoideae, Abildgaardieae)

Andrea G. Reutemann, Abelardo C. Vegetti, Raúl Poznerc

Flora - Morphology, Distribution, Functional Ecology of Plants (2012)

ハタガヤ属、テンツキ属はOKとして、Abildgaardia属!
日本にはない属です。

20120222追記:Yanoさんより情報
「Abildgaardia ovataはヤリテンツキ」だそうです。
日本にあるじゃん、という話でした。


Abildgaardieae連は、世界のカヤツリグサ科の6~7属から成ります。

これまで形態が違うと考えられてきた3属ですが、系統解析からAbildgaardia属とFimbristylis属が近いという結果が出たので、形態学的に近い部分があるのかを調べた論文です。

ここでの形態は、花柱など少し微細な部分を指しています。
なので、写真は電子顕微鏡写真です。