すげブログ: 5月 2010

2010年5月31日月曜日

野外調査法（星野班）２０１０年５月２９日（土）岡山県総社市清音高梁川河川敷

２０１０年５月２９日（土）、hoshino先生担当の野外調査法が岡山県総社市清音高梁川河川敷で行われました。学生は６人。標本を作るのは初めてという学生がほとんどでしたので、丁寧な指導がされました。

川原は先週までの雨で増水した模様。
膝まで乾いた泥がつきました。

岡山県では絶滅危惧種に指定されている「ヤガミスゲCarex maaskii」。
ここでは至って普通に大群落を形成している。

倒れてしまったヤガミスゲ

アゼナルコ
Carex dimorpholepis

ヤワラスゲ
Carex transversa
こちらも増水で倒れていました。

ヤガミスゲの説明をするhoshino先生。
スゲとなると力の入り具合が違う！？

学生さんは１人２０種類以上の標本をつくることを目的としました。無事、作成し、帰っている様子。駅まで５分とかからないので、徒歩で仲良く。

岡山県のキビノミノボロスゲ：２０１０年５月２２日

友達のhirosakaさんから、恒例のキビノミノボロスゲ写真が届きました！
撮影：２０１０年５月２２日

キビノミノボロスゲ
Carex paxii

めちゃ元気そう

hirosakaさん！いつもありがとう！

2010年5月28日金曜日

岡山理大の温室から：オオムギスゲ、シマタヌキラン、ヒメゴウソ、ノグサ

岡山理大の温室から：オオムギスゲ、シマタヌキラン、ヒメゴウソ、ノグサ
撮影：２０１０年５月２８日（金）

オオムギスゲ
Carex laticeps
葉と鞘に毛あり
カゴシマスゲはない

シマタヌキラン再確認

Carex doenitzii var. okuboi

雌小穂と果胞は無柄

シマタヌキラン

Carex doenitzii var. okuboi

シマタヌキラン

Carex doenitzii var. okuboi

ヒメゴウソ

Carex phacota

ヒメゴウソ雌小穂

Carex phacota

果胞に乳頭状突起があり、白く見える

ノグサ

Schoenus apogon

2010年5月27日木曜日

種名訂正！２０１０年５月１３日の理大温室：サドスゲ→シマタヌキラン

種名訂正！

２０１０年５月１３日の理大温室：サドスゲ→シマタヌキラン

全然違うが！失礼しました～

東京のfujiokaさんが岡山理大へ：スゲ写真撮影のため

東京のfujiokaさんがスゲ写真撮影のため、岡山理大へいらしてます！
先日のすげの会全国大会（鳥取会）でご依頼がありました。
撮りたてのfujiokaさんのご様子

おっ、おるおる。

スゲの特徴が出ているところを撮影。
小穂がたくさんあるものは少し差し上げる約束をしました。

現在も撮影は続いております。

岡山理科大学植物園２０１０年５月２７日（木）ヒメクグKyllinga brevifoius var. leiolepis

岡山理科大学植物園２０１０年５月２７日（木）

カスミザクラが実をつけていた

植物園を悩ませている植物がこの中にたくさん写っています。

この方です。

ブタナだったかな？

とにかくここ２，３年でずいぶん増えました。

ヒメクグ

Kyllinga brevifoius var. leiolepis

こんなに大きくなりました。

岡山理大の温室から：その後のヤワラスゲCarex transversaとコチョウラン

岡山理大の温室から：その後のヤワラスゲCarex transversa
撮影：２０１０年５月２７日（木）

ヤワラスゲ
Carex transversa
見事に完熟！

小穂拡大
車や人に踏まれて・・・
ありゃりゃ

＊番外＊あまりに美しくてつい

コチョウラン

最近、スゲ以外の花も美しいと思えるようになった私です。

2010年5月26日水曜日

鳥取の韋駄天ことsakataさんから：「春の花便り」キンランとフタバアオイ

鳥取の韋駄天ことsakataさんから：「春の花便り」キンランとフタバアオイ
撮影：２０１０年５月１６日

鳥取の韋駄天ことsakataさんより、またしてもステキな写真を送っていただきました。
sakataさんは、すげの会のあと２日続けて調査があることを伺っていたので、くたびれが出るのでは！？と心配しておりました。sakataさんも私の体調を気遣ってくださり、またしても感謝です。

キンラン
Cephalanthera falcata

フタバアオイ
Asarum caulescens

スゲ以外の写真をこのブログに出せるのはsakataさんのおかげです！

鳥取県のダイセンスゲCarex daisenensis群生地

鳥取県のダイセンスゲCarex daisenensis群生地
撮影：２０１０年５月２３日（日）
すげの会２日目が終わって帰り道、とっとり出合いの森でダイセンスゲ群生地を見せていただきました。

思いの外、大群生！

ダイセンスゲは、果胞が長楕円形、基部の鞘が細裂しているのがポイント。

１株はこんな感じ。

鳥取大のnagamatsu先生にご協力いただいて撮影したダイセンスゲ小穂拡大。

2010年5月25日火曜日

写真の取り方：細い植物の場合

スゲやイネなど細い植物はピントがあわなくて困ります。
こうすればやりやすいです。
最近のコンパクトカメラはなかなか良い性能をもっているのでそれを生かさない手はない！

こうして手を後ろに置いて、半押し。

カメラが植物をとらえたら、手を離して撮る。

岡山理大温室整理：２０１０年５月２５日（火）：フサスゲCarex metallica

岡山理大温室整理：２０１０年５月２５日（火）

涼しい状態で草取り可能。

フサスゲ

Carex metallica

フサスゲ

Carex metallica

2010年5月24日月曜日

２０１０年すげの会全国大会（鳥取）で出てきたスゲ
鷲峰山（スゲ１３種類）
ニシノホンモンジスゲCarex stenostachys
アズマナルコCarex shimidzuzensis
ヒカゲスゲCarex lanceolata
カワラスゲCarex incisa
ヒゴクサCarex japonica
ヒロハノオオタマツリスゲCarex filipes var. arakiana
タガネソウCarex siderosticta
ヒメシラスゲCarex mollicula
ジュズスゲCarex ischnostachya
メアオスゲCarex candolleana
アオスゲCarex leucochlora
ミヤマカンスゲCarex multifolia
サンインヒエスゲCarex jubozanensis