日本産スゲ属をざっくり3つくらいに分けることはできないだろうか?
秋山(1955)では極東亜産スゲ属植物を61節に分けているから、それ以上はわけないことがルール。
どのくらいまで分け方を減らすことができるだろうか?
その象徴として「ざっくり3つ」にしてみた。形態だけでなくて、生育環境でも何でもOKとする。
例)
1.日本全域に分布
2.北海道のみに分布
3.本州のみに分布
4.四国のみに分布
5.九州のみに分布
6.琉球のみに分布
7.隔離分布
1.森林性
2.湿地性
3.海岸性
1.熱帯性
2.温帯性
3.寒帯性
→このとき「性」ってつけるべき?
1.近縁種(var.)が多い
2.近縁種が少ない
3.近縁種はない
1.日本のみ分布
2.海外にも分布
1.染色体数2n=20以下
2.染色体数2n=20-60
3.染色体数2n=60-100
4.染色体数2n=100以上
MECE(ミッシー:もれなくダブリなく)になっとらんじゃないか!と怒ることなかれ~
これまでとは違うスゲ属の見方はないかということだから・・