2010年1月13日水曜日

稈or茎?

私とnumakunaiさんの文献調査結果。

Egorova(1999)をざっと読みました。どうやらculmは使ってませんね。

代わりにshootをたくさん使っていました。

FNA23(2002)254pを読んだら、shoots of sedges の説明パラグラフでflowering stemtを使っていますが、259pの検索表ではculmsを使っています。

James G. Harris, Melinda Woolf Harris Second edition Plant identification terminology 2007ではculmと説明がありました。

H.D. Harrington(1977)How to identify Grasses & Grasslike plants でもculm。
 
Field Guide to Intermountain Sedges (1998) flowering culm


Field Guide to Sedge Species of the Rocky Mountain Region (2001) culm
→ちょっと重いですが、pdfで本が読めます。

すげの会会報4号にある益村さんの解説では、「茎(稈)」

North American Cariceae (1940) culm

The illustrated Flora of Illinois (1999) culm
 
海外の文献では「culm」、国内では「茎」が優勢?
 
numakunaiさんの疑問とお願い:
1.難しいのは小穂(spikelet)、穂(spike)の定義かと思います。花序がinflorescenceというのは良いとして、じゃあ、具体的に小穂と穂はどこが違うのかと問われるとよくわかりません。
2.DNA系統解析の理論をわかりやすく説明する時間をすげの会大会で作っていただけるとありがたいですね。あの系統樹はどうやってかいてるのかよくわかりません。結果だけ引用させていただいてるので、もやもやしてます。
 
こりゃ忙しいぞ!