すげ属植物雑記(其四)秋山茂雄
植物研究雑誌 11(7): 494-499.
レブンスゲ:大きいのも小さいのもある。早池峰山では大型・小型が両方見られる。小型は大型の1/6の背丈。
クロカワズスゲ:海岸砂地だけでなく山地にもある
ウスイロヒエスゲ:一本木のヒエスゲsp.は、満州産ヒエスゲ変種ウスイロヒエスゲだった。日本にもある。
トナカイスゲ:樺太では「ケリクサ」と呼ばれる。「ケリ」はアイヌ語で「靴」。アイヌの方々が靴底にトナカイスゲを敷いて足滑りをよくするとのことから由来。なるほどね。
新種解説
イセマメスゲ
オオタヌキラン
サドカンスゲ
ツルアオスゲ
イソアオスゲ
フイリミチノクアゼスゲ
ヤリスゲ
タカネヤガミスゲ
学名提案
イトアオスゲ
サヤスゲ