樺太植物圖誌 第一巻 はなやすり科-かやつりぐさ科
I. Illustrated Flora of Saghalien with Descriptions and Figures of Phanerogams and Higher Gryptogams Indigenous to Saghalien Ophioglossaceae-Cyperaceae
菅原繁蔵 Sugawara Shigezo (1937)
樺太植物圖誌刊行会、巖松堂書店(東京)
カヤツリグサ科6属95種2亜種27変種5品種:ヒメワタスゲ、ワタスゲ、エゾワタスゲ、キツネスゲ、サギスゲ、ミネハリイ、フトイ、エゾウキヤガラ(宮部新称)、ヒメウキヤガラ(宮部新称)キタホタルイ、タカネクロスゲ(ナンブスゲ、チシマワタスゲ)、ケナシアブラガヤ、ウキヤガラ、クロアブラガヤ、マツバイ、ヌマハリイ、オオヌマハリイ、ヒメヌマハリイ、クロハリイ、ミカヅキグサ、ヒゲハリスゲ、
カンチスゲ、カラフトイワスゲ、コキンスゲ、エゾマツバスゲ(ハリガネスゲ)、ハリガネスゲ(ミチノクハリスゲ、アオモリハリスゲ)、オオハリスゲ、ミガエリスゲ(宮部新称)タカネハリスゲ、クロカワズスゲ、ツルスゲ(ツルカワズスゲ)、エゾカワズスゲ(ウスイロスゲ)、ナガエカワズスゲ(クリイロスゲ)、エゾノコウボウムギ、コウボウムギ、ススヤスゲ(宮部新称)、ノルゲスゲ(カラフトスゲ:宮部新称)、ハクサンスゲ、コハクサンスゲ、ホソバハクサンスゲ、ヒロハオゼヌマスゲ(大井新称)、ホソバオゼヌマスゲ(大井新称)、ナガミノオゼヌマスゲ、ホソカワズスゲ(菅原)、ヒメカワズスゲ、カラフトホソスゲ(宮部新称)、ホソスゲ、コツブホソスゲ(宮部新称)、シロハリスゲ(イッポンスゲ)、ハリタマスゲ、エゾシロハリスゲ(宮部新称)オオツルスゲ(宮部新称)、セイタカツルスゲ、アカンスゲ(宮部新称)、ヤブスゲ(ショタイスゲ、イトヒキスゲ)、アゼスゲ、オオアゼスゲ、ウシホスゲ(シホスゲ)、ネブカスゲ、シュミットスゲ(宮部新称、コウライアゼスゲ)、ナイブチスゲ、クロオスゲ、クロメスゲ、ナガミクロスゲ、サシソヒスゲ、キタアゼスゲ、サドスゲ、ヒメウシホスゲ(宮部新称)、ヤラメスゲ、カラフトヤラメスゲ、ホロムイスゲ(クロスゲ、トマリスゲ)、ミツマタスゲ(ハウキカサスゲ宮部新称)、ソウヤスゲ、ヒラギシスゲ(エゾアゼスゲ、ヤチボウズ)、オオヒラギシスゲ、タルマイスゲ(宮部新称)、ネムロスゲ(ヒダカスゲ)、カラフトミヤマクロスゲ、マシケスゲ、シコタンスゲ、マンシュウスゲ、トナカイスゲ(タマヅリスゲ宮部新称)、クロヒナスゲ、ヒメスゲ、タカネヒメスゲ、ヌイオスゲ、ミヤケスゲ、シバスゲ、エゾシバスゲ(チャシバスゲ、ミヤマシバスゲ)、カミカワスゲ(チョウセンアオスゲ)、ショウジョウスゲ、キタショウジョウスゲ、シコクイトスゲ(ベニイトスゲ、タチカワスゲ)、ホンモンジスゲ、ゴンゲンスゲ(オオイトスゲ、スズヤシロスゲ)、ヒカゲスゲ、カラフトヒカゲスゲ、チシマスゲ、カラフトヤチスゲ、ヤチスゲ、ケヤリスゲ、サヤスゲ、コタヌキラン、イワスゲ、タイセツイワスゲ、レブンスゲ、タカネシバスゲ、オクエゾアイズスゲ(大井)、カサスゲ(アイヌ名ベツシヤモシ)、ヒカゲシラスゲ、ヒメシラスゲ、オクノカンスゲ、エゾカンスゲ、キタヒエスゲ(マツマイスゲ)、ケスゲ(ハナマガリスゲ、サッポロスゲ宮部新称)、グレーンスゲ(宮部新称)、エゾサワスゲ、フクロスゲ、カラフトカサスゲ、オオカサスゲ(アイヌ名オレコン)、オニナルコスゲ、ホソボナルコスゲ(宮部新称)、ムシャスゲ(大井)、コウボウシバ、セイタカコウボウシバ(秋山)、ムジナスゲ(イトバナルコスゲ宮部新称)、ケカサスゲ、エゾカサスゲ(宮部新称)、アカンカサスゲ(宮部新称)。
カサスゲ(アイヌ名:ベツシヤモシ)とオオカサスゲ(アイヌ名:オレコン)は、アイヌの方々の生活に密着していたようです。ちょっと使ってみたい。
→カヤツリグサ科ホームページ図鑑(星野研)