2009年10月31日土曜日

調査許可の手順を仕組み化しよう:調査許可センター(仮称)

保護地域での調査は、各指定機関に届け出をして許可証を交付してもらってからします。

大変、時間と手間がかかります。

多少なりとも短くするために、これまでの届け出から許可証に至るまでの書類をpdf化した。

地域によって、交付までの期間の差がある。

まず、どこに連絡すれば良いのか分からない。

どこかで一元化してもらいたいもんだ。

想像:あくまでmasakiさんの想像ですよ!

1.ここに行きたい

2.調査許可センター(仮称)のホームページ(仮)で保護域を確認
 *ここで、現在、調査できる地域か確認
 *これまで許可証が交付された機関の一覧がpdfで確認できる

3.全国統一された申請書がpdfで公開されているため、それに必要事項を記入して送付。

4.メールで申請書を受け付けたことが連絡され、許可証交付日が分かる。
 (1週間以上連絡がない場合は、申請者が問い合わせる)

5.申請書受付から1~2週間以内に許可証届く。

6.調査後、調査許可センター(仮称)に連絡する。

これは、すごく便利じゃないか。

○年後のすげの会の運営について:外注もアリかと

morita先生からの情報。

1人/年¥1,050で、学会事務を生協で外注できる!

大学生協学会支援センター

ま、masakiさんが普段やっていることを外注できる・・と。

会報の在庫も保管してくれるし、年会費滞納されている方に請求までしてくれると。

普通は、大学の先生がやっているわけで。時間的に無理なのは理解できる。

結構需要もあるのではないかと推測。

今のところ、24団体くらいと取引しているそうで。

メモしておこう。

だって、永遠にmasakiさんが事務関係できる訳ないもんね。

100年後とか生きてないですから!

2009年10月30日金曜日

女性の活躍がここにも:日本のカヤツリグサ科の性別

牧野 新日本植物図鑑(1961) 北隆館

単語の性別により、単語の語尾が変化する。
そこで、日本のカヤツリグサ科の性別を牧野図鑑で調べてみました。

単語の語尾を意識して見ると楽しいですよ!
~us=男性
~a =女性
~m =中性

女性 1.スゲ属 Carex L.(231種)

女性 2.シンジュガヤ属 Scleria Berg.

中性 3.ヒトモトススキ属 Cladium R. Br.

女性 4.アンペライ属 Machaerina Vahl.

女性 5.ミカヅキグサ属 Rhynchospora Vahl.

男性 6.ノグサ属 Schoenus L.

女性 7.ハリイ属 Eleocharis R. Br.

女性 8.ハタガヤ属 Bulbostylis Kunth 

女性 9.テンツキ属 Fimbristylis Vahl.

男性 10.ホタルイ属 Scirpus L.

?  11.ビャッコイ属 Isolepis R. Br.

男性 12.カヤツリグサ属 Cyperus L.

女性 13.ヒンジガヤツリ属 Lipocarpha R. Br. 

中性 14.ワタスゲ属 Eriophorum L.

女性 15.クロタマガヤツリ属 Fuirena Rottb.

女性 16.ヒメクグ属 Kyllinga Rottb.

女性 17.ヒゲハリスゲ属 Kobresia ←Cobresiaも女性

中性 18.ミネハリイ属 Trichophorum

(属順は、カヤツリグサ科ホームページ図鑑より)

Isolepisが牧野図鑑に載っていませんでした・・・。
Kobresiaもなかったんですが、Cobresiaが女性だし、aで終わっているので女性と判断。
しかし、女子の活躍が甚だしいことこの上なし。

以下、yanoくんのありがたい解説:

「ただし、

人名・地名に因む場合は、「a」あるいは「ia」をつけて女性形.

また、属名は元来名詞なので、固有名詞である地名は、その綴りのままでも支障がないので、地名のときは注意が必要です.

その他の例外は、

1.伝統によってラテン語、ギリシア語の古典的な性が決まっているものがある.

2.合成された属名は、合成語における最後語の主格の性をとる.

ラテン語は牧野の図鑑の後ろに載っています.

属名の性と種小名の性は一致なので、すぐに判断がつかない場合は、

種小名を見れば判断可能です.

例えば、コゴメスゲCarex brunnea

brunnea (女性) 「濃褐色の」、もし、男性ならばbrunneus、

中性ならばbrunneumとなります.

つまりCarexは女性となります.」
 
ふんふん、なるほどね~。知らないことが多すぎるね。謙虚な気持ちで学ぼう。
 
yanoくんは、本当にできる子です。
masakiさんは、褒められてのびる子です。

2009年10月29日木曜日

種小名同じの追記:アイダクグとジョウイ

以前、アイダクグとジョウイが同じ種小名の話をしましたが↓
http://carexcyperaceae.blogspot.com/2009/10/blog-post_27.html

アイダクグは属がKyllingaになると、語尾変化するので必ずしも一致しないとのご指摘が!

yanoくんからのありがたいお言葉

「brevifoliusは、「短い葉をもつ」という意味の種小名.

種小名の性は、属名の性と必ず一致させる原則から

Cyperus brevifolius (男性) はKyllinga brevifolia (女性) になります.」

ふむふむ、なるほどね~

「Cyperusくん」と「Kyllingaちゃん」と覚えとこう。

先生っ!おぼえなきゃいけないポイントを外してると思います!

2009年10月28日水曜日

スゲは韓国語で「サチョ」イムニダ:韓国植物誌(2007)

韓国植物誌 Flora of Korea The genera of Vascular Plants of Korea (2007)
Chong-wook Park (Flora of Korea Editional Committee)
Flora of Korea Coodinating Center Herbarium Department of Biological Sciences Seoul National University

*20120512訂正しました
Flora of Korea→ The genera of Vascular Plants of Korea
カヤツリグサ科 p. 1113-1181 

↑ サチョ科:もしや莎草科を韓国語読み?

13属246種掲載

スゲ属:カラフトイワスゲ、コハリスゲ、ヒカゲハリスゲ、エゾハリスゲ、マツバスゲ、ハリガネスゲ、タカネハリスゲ(ミガエリスゲ)、コウボウムギ、クロカワズスゲ、ホソスゲ、ウスイロスゲ、ツルスゲ、アサマスゲ、ミコシガヤ、キビノミノボロスゲ、オオカワズスゲ、ヒメミコシガヤ、マスクサ、キタノカワズスゲ、ヤガミスゲ、ノルゲスゲ、タカネヤガミスゲ、ハクサンスゲ、アカンスゲ、イッポンスゲ、タニガワスゲ、アズマナルコ、カワラスゲ、アゼスゲ、ヤラメスゲ、ヌマアゼスゲ、ヤマアゼスゲ、ヒメアゼスゲ、オハグロスゲ、ヤマテキリスゲ、ゴウソ、アゼナルコ、ヒメゴウソ、シュミットスゲ、カブスゲ、サワヒメスゲ、ヒメスゲ、クロヒナスゲ、ヤチスゲ、ヌマクロボスゲ、タルマイスゲ、センジョウスゲ、クロボスゲ基本種、ネムロスゲ、カサスゲ、ウマスゲ、マンシュウクロカワスゲ、シラスゲ、アオスゲ、オオアオスゲ、カミカワスゲ、ヌカスゲ、クモマシバスゲ基本種、サハリンイトスゲ、シバスゲ、ヒメカンスゲ、シロホンモンジスゲ、タガネソウ、アズマスゲ、ホソバヒカゲスゲ基本種、ヒカゲスゲ、エゾツリスゲ、グレーンスゲ、タマツリスゲ、イトナルコスゲ、ムセンスゲ、ケヤリスゲ、サッポロスゲ、クジュウツリスゲ、ヤマジスゲ、クサスゲ、カタスゲ、アイズスゲ、タカネシバスゲ、オノエスゲ、タチスゲ、ジュズスゲ、アワボスゲ、ヤワrスゲ、ジョウロウスゲ、コウボウシバ、オオクグ、ヒメウシオスゲ、シオクグ、オニスゲ、コヌマスゲ、オニナルコスゲ、オオカサスゲ、サツマスゲ、ムジナスゲ基本種、アカンカサスゲ基本種、ハタベスゲ。

目に痛い画面になりました。

2009年10月27日火曜日

あわわロッキー山脈のスゲがまるわかりだっ:図鑑がpdfで見放題

Field guide to sedge of the Rocky Mountain Region
The genus Carex in Colorado, Wyoming, western South Dakota, western Nebraska, and western Kansas
Barry Johnston (2001)

図鑑がpdfで。

ページが小刻みにUPされてますので、めんどくさいかもしれませんが見る価値あり。

特に、各部名称説明ページ。

線画もきれいに見ることができるし、印刷しても美しさそのまま。

こりゃ、まいった。

小笠原のオオアブラガヤは蜂も受粉仲介:風媒だけじゃない

Threatened Pollination Systems in Native Flora of the Ogasawara (Bonin) Islands
Tetsuo Abe
Annals of Botany 98: 317-334 (2006).

カヤツリグサ科31種掲載。

ハタガヤ、ヒゲスゲ、ムニンナキリスゲ、セキモンスゲ、ヒトモトススキ、アイダクグ、シマクグ、イヌクグ、アゼガヤツリ、キンガヤツリ、イガガヤツリ、ハマスゲ、テンツキ、イソヤマテンツキ、ムニンテンツキ、ハハハジマテツキ、イヌヒデリコ、ムニンクロガヤ、ヒラアンペライ、ネビキグサ、シマイガクサ、イヌノハナヒゲ、イガクサ、ジョウイ、サンカクイ、オオアブラガヤ、サンカクイ、シンジュガヤ。

このうち、オオアブラガヤだけは風媒だけでなく蜂もおとずれるとのこと。

種小名が同じ:アイダクグとジョウイ

アイダクグ
Cyperus brevifolius (Rottb.) Hassk.

ジョウイ
Schoenus brevifolius R.Br. 

おまけ:シノニムなら同じ
シチトウ
Cyperus malaccensis Lam. subsp. brevifolius (Boeck.) T. Koyama
Cyperus malaccensis Lam. var. brevifolius Boeck


なんか感動・・・

世界のカヤツリグサ科植物:BioLib

BioLibでは、世界のカヤツリグサ科にどんな属があるのかを知ることが出来る。

現在登録されているのは、なんと128属。→BioLib Cyperaceae
そのなかには、植物体のカラー写真が見られる種もあり。

つづりを間違いそうになるくらい、よく似ている属が盛りだくさん。

属名につづいて英名があり、ワタスゲ属がcottongrassとなっていたりして大変ほほえましい。

Kobresiaが、bog sedgeとなっているのが疑問だ。bogは沼とか湿地だから。

私のイメージでは、乾燥して岩がごろごろしているところに生育するんだけど・・・?←明らかにネパール、ヒマラヤを想像

岡本 香先生の論文が読めるじゃないか!:CiNii

CiNiiにて、「岡本香 Carex」を検索。

岡山理科大学紀要The bulletin of the Okayama College of Scienceの論文がpdfで手に入る!

全ての論文ではないが、読み放題。

CiNiiは「サイニイ」と読むそうですよ。

2009年10月26日月曜日

長い距離を買った方が安い!?:往復割引

そろそろ、来年のすげの会全国大会(鳥取)へ思いをはせているのではないでしょうか?

気が早いですが、良き情報を得ましたのでご参考まで紹介。

<新幹線の往復乗車券での珍現象>

・営業キロでの片道の距離:540km以上なら、601-640kmの駅まで買う方が安い
(片道の営業キロ数が 601キロ以上の場合に往路・復路ともそれぞれ1割引となる)

例)東京-新神戸よりも東京-新明石の方が安い←往復乗車券でですよ!

なのですが、駅近くの激安キップの方が安いかどうかは未確認。

時間に余裕があれば、激安キップ。
もうギリギリ時間ないときは、落ち着いて営業キロ数(540km以上かどうか)を確認して買う。
こうすればよさそうです。

morita先生からの情報。

2009年10月24日土曜日

タガネソウ節の新種(中国):Carex oblanceolata T. Koyama (1969)

Zwei neue Cyperaceen aus China
T. Koyama
Willdenowia 489-493 (1969).

タガネソウの葉をしたイワヤスゲといった感じのスゲ。
小穂だけみると、コゴメナキリスゲ。図あり。

Carice grossostigma Handel-Mazzettiに似ている。わ、わからない。

しかも、記載文はラテン語だが、本文はオランダ語(?)で書かれているんだ。
タイトルからして、オランダ語(?)。

ニューヨーク時代に書かれたものなので、小山先生は日本語、英語はもちろんのこと、ラテン語、オランダ語まで駆使されていたということかっ!

「さわやか自然百景」でスゲ調査

明日は日曜日、「さわやか自然百景」で寝ころんでスゲ調査ができる!

10月4日の「仙丈ヶ岳」では、イワスゲらしきスゲを見ましたよ。
メインでアップにされている植物の後ろで、風に吹かれながらささやかにアピールしていました。
当然、ピントがあってないですが・・・

カールの説明もあり、センジョウスゲの生育環境を理解した。
とても登れないことも理解した。

ところで、ライチョウがスゲを食べていたと同期のnakamuraくんから聞いたことがある。
雪山調査(仕事)で目撃とのこと。
もちろん、なんで写真を撮らなかったのか!と問いただしておきました。

2009年10月23日金曜日

イネ科より興味があっても、人生との関係は雲泥の差

カヤツリグサ科の栽培植物
小山鐵夫
日本植物協会会報 1-13. (1960).

鑑賞用:斑入りタガネソウ、斑入りカンスゲ

蓑:カサスゲ

琉球畳の原料:シチトウ

栽培種一覧:
シマフトイ
オオクログワイ:中国南部やインドでは食用として、日本では六甲山麓などに田圃あり。
カミガヤツリ:古代エジプトで茎から紙。アフリカナイル河三角州原産。
オオハナビガヤツリ:1956年農大の近藤典生氏が日本へ。東アフリカ~マダガスカル原産。
シュロガヤツリ:観賞用、「斑入りシペラス」もあり
コシュロガヤツリ:目下のところ南阿原産と同定
シチトウイ:関東以南で水田に植えている
テンジクスゲ:初め九州で栽培、その後埼玉川越にも。小山氏により浙江省が原産と判明。
カサスゲ:Kuk(1909)にも蓑カサ用と記述あり。
オオシマカンスゲ:伊豆七島では「八丈マグサ」と呼ばれ、牧草としている。
アンペライ:砂糖袋。オーストラリアからマレーシア原産。

縄の材料:
ヤラメスゲ(北海道)
カンスゲ(赤城山)
シオクグとオオクグ(千葉県)

薬用:
ハマスゲの根

スゲボート:アメリカインディアン(ペルーのチチカカ湖)
材料はフトイの一種Scirpus totora Kunth。

堤防の土止め:
ウキヤガラ類(アメリカ)

食べるものはほぼないですね~

岩手のnumakunaiさんから住所変更

岩手のnumakunaiさんが福島へとの連絡あり。

これから植物調査が楽しみとのこと。

生物技能検定1級と名刺に書いてあり驚愕&尊敬!

ご勤務先:株式会社 地域環境計画(ちいかん)

2009年10月22日木曜日

アゼスゲ節がsect. Carex???:アゼスゲ節について(秋山茂雄)

アゼスゲ節について
秋山茂雄
植物研究雑誌 33(10): 306 (1958).

この報告は7行しかない。

「極東亜産スゲ属植物(1955)」は15年以上かけて書かれた。

このとき、アゼスゲ節はついsect. Acutaeを使ったが、正式にはsect. Carexなのでこのように訂正したい。

なぬ、アゼスゲ節がsect. Carex???

ちなみに、この報告の下には、吉川純幹の「日本スゲ属植物図譜(II)」についての紹介文があります。

黒島のスゲ

黒島のスゲについて、yanoくんから問い合わせ。
もう5年も前のことかい?
フサカンスゲキノクニスゲが懐かしいね。
*ちなみにフサカンスゲの2枚目の写真は、下で私が手でまっすぐになるよう持っているのを撮影した写真だ。震えがやたら伝わって困った。


黒島の植物
迫 静男 , 丸野 勝敏
鹿児島大学農学部演習林報告
Bulletin of the Kagoshima University Forest 11 pp.33-61 (1983)
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004992597

大分のarakaneさんからヒメスゲ

大分のarakaneさんからヒメスゲが届きました。
いつもありがとうございます。さっそく、4年生が植栽しました。

2009年10月21日水曜日

「カヤツリグサ科図鑑」でホームページ図鑑がでる

Yahoo!で「カヤツリグサ科図鑑」を検索すると、

カヤツリグサ科ホームページ図鑑」が一番に出てくる。

皆さん使ってくれてるんですね~。うれしいし、ありがたい。

すげ属植物雑記(其四)秋山茂雄:なるほど納得すげ雑学

すげ属植物雑記(其四)秋山茂雄
植物研究雑誌 11(7): 494-499.

レブンスゲ:大きいのも小さいのもある。早池峰山では大型・小型が両方見られる。小型は大型の1/6の背丈。

クロカワズスゲ:海岸砂地だけでなく山地にもある

ウスイロヒエスゲ:一本木のヒエスゲsp.は、満州産ヒエスゲ変種ウスイロヒエスゲだった。日本にもある。

トナカイスゲ:樺太では「ケリクサ」と呼ばれる。「ケリ」はアイヌ語で「靴」。アイヌの方々が靴底にトナカイスゲを敷いて足滑りをよくするとのことから由来。なるほどね。

新種解説
イセマメスゲ
オオタヌキラン
サドカンスゲ
ツルアオスゲ
イソアオスゲ
フイリミチノクアゼスゲ
ヤリスゲ
タカネヤガミスゲ

学名提案
イトアオスゲ
サヤスゲ

今週はショウジョウスゲ固定ウィーク:減数分裂

今週は、月曜日から4年生がショウジョウスゲの雄小穂を固定しまくっています。

減数分裂の染色体像を観察するため

固定液 100%EtOH : 酢酸 = 3 : 1

ゼミ室の冷蔵庫に保存されるので、冷蔵庫を開けるたびにスッパイよ!

でも、この時期逃すと来年までないから、頑張って欲しいもんだ。

今週固定したのは、小豆島と岡山のです。九州のは花粉になってそうだ。

2009年10月20日火曜日

2010年すげの会全国大会(鳥取)要綱たたき台作成

2010年すげの会全国大会(鳥取)要綱たたき台を作成した。

サンインヒエスゲのタイプロカリティを見に行ける可能性が出てきた。

発見者のtanakaさんから直接、見つけたときの感動を語っていただくってステキすぎです。

うまくいくといいな~

すげごよみ(カレンダー)をつくろう!

現在「財団法人 染色体学会」では、染色体写真コンクールを開催している。

これは、染色体学会の会員と年会参加者からご自慢の染色体像を集めてコンテストを行い、優秀作品はカレンダーとして採用されるとのこと。

表紙を含めて、13枚が選ばれる。

先生と私は、さっそく応募した。当然、やらずばなるまい。

ササノハスゲの花粉核分裂中期像で勝負!4核のうち3核が退化・・・最高っ最高っ!

島根で行われる染色体学会で選定される訳だが、すげの会でもすげカレンダー作っても良さそうだっ。

1ヶ月あたり、2枚の写真。応募は1人1枚に限定。

すげの会全国大会で選定。

1000部カラー印刷。写真を使わせて頂いた方には1部進呈(少?)。

1部¥500。

nishimoto先生も加わって、えらい盛り上がった。

今、見積もりを取ってもらっている。気が早い。

2009年10月19日月曜日

来年すげの会申し込み受付→masaki

来年のすげの会全国大会(鳥取大会)の参加申し込み受付は、masakiがやりますよ!

まだ、参加者募集していないので申し込みは、まだまだお待ち下さい。

来年の2月くらいには、全国大会案内が出せると思います。

鳥取は主要メンバーが3人しかおられないのに無理矢理お願いしてしまい、本当に申し訳なく思っています。でも、どうせやるなら楽しんでやった方が良いですよね~

午前中温室整理:センダイスゲ元気

今日は温室整理の日でした。
10月下旬なのに、とても暑い。長靴は失敗か。

センダイスゲの果胞が完熟していた。

アンペライは単なる「先端が尖った緑の棒」と化していた。痛い。

下線はリンクあり:クリック、クリック

リンク先のURLがあまりに長いことに気付いたので、単語でリンクすることにしました。

リンクした単語には、下線が自動的につきます。クリックすると別ウィンドウで飛びます。

スゲの名前が出てきたときは、なるべく「カヤツリグサ科ホームページ図鑑」にリンクすることにしよう。

八ツ場ダムとウスイロスゲ

今、話題の「八ツ場ダム」付近にウスイロスゲあり。
分布図集試案no.2の49ページ参照。
no.29の点がまさにそうです。

詳しく言うと、「やんば館」があるところに近いです。

群馬のohmoriさん情報です。

2009年10月17日土曜日

標本データ項目リスト:ソフトは「桐」

OKAYでは、以下の項目を標本データとして登録しています。

和名
標準和名
学名
科名
科番号
Family name
標本番号
Habitat
標高
採集地名
Locality ←地名の読みが分からないとき、ありがたい項目
地形座標
採集日
Coll.
同定者

使用ソフトは「桐 ver. 9」。←確か鹿児島のkurokiさんもでしたよね!

アマゾン 「桐9」で検索←¥46,580:Vista版は別にあるので注意。これはノーマル版の値段。

Microsoftでいうところの「Access」みたいなソフトです。
Excelにコピペ可能。

ショップmasaki:これめっちゃ便利(スキャナー):ScanSnap S510

富士通(発売元)

アマゾン「ScanSnap S510」:¥44,800 
       ↑ アスクルで買ったときより安いっ

捨てようか迷う文書、大切に何度も読み返したい文書を白黒・カラーを自動認識してスキャン。
両面コピーOK。こっちも自動認識。
1枚あたり両面スキャンでも5秒くらいで、こりゃ速い!
たたむと「日本のスゲ」より高さが低く、横は約5cm長い程度のコンパクトさ。
おすすめの一品です。

研究室には、2台あります。
コケのnishimura先生にもオススメしたところ、早速ご購入されていました。

どこにあるんだこの文献・・・:本田と小山

文献依頼したら入手不可ですって!どこいった?

Report of plants in the boundary of Ise Shrine
1-44 (1927)
M. Honda

Biol. Fl. China Pref.
172-194 (1958) ←そんなに古くないぞ。中国ものは入手難?
T. Koyama
Outlines of morphology and classification of Cyperaceae

2009年10月16日金曜日

白馬連山のカヤツリグサ科調査1930年:本田正次

天然記念物調査報告 白馬連山高山植物帯植物に関するもの
Report on the Vegetation of the Shirouma Alpine Range of the Provinces of Shinano, Ecchigo and Ecchu.
本田正次 Preserv. Natur. Monuments Japan 11: 1-21 (1930).

新植物並びに分布図上注意すべき植物の解説にて

タカネナルコスゲ:小泉源一が白馬特産の新種として記載した種→赤石山脈にも産す(小泉)

新種シロウマヒメスゲCarex pseudowrightii Honda:果胞が平滑でヒメスゲと区別できるが、別節Lamprochlaenae節

新称カッタスゲCarex kattaeana Kuk.:磐城の刈田嶽でFaurie採集、Kukが記載

新称ホスゲCarex deweyana Schwein.:先にFaurieが乗鞍岳で採集、白馬は第二の山地

ヒゲハリスゲ:日本では大正元年牧野富太郎が八ヶ岳で初めて発見、小泉が白馬山で確認、工藤が千島パラムシル島で採集

タカネクロスゲ:千島、北海道、朝鮮、陸中などに産し、本州では白馬山まである

分布図試案no.3用データについての問い合わせ

大分のarakaneさんから、データ提供に関する問い合わせあり。
ありがたいことです。

標本の所在が明らかであれば、再同定が可能なので、データのみの提供でもOKです。

2009年10月15日木曜日

ナキリスゲはIndocarexに近いことを支持する話

ナキリスゲの話 小山鐵夫
Hyogo Biology 3: 1-5 (1955).

ナキリスゲ節がIndocarexに近いと考えていたのは、Tuckerman(1943)Enumeratio Methodica Caricum quarundam。

著者はこれを支持するとのこと。

著者による図示:ナキリスゲ節はコカンスゲ節、フサスゲ節に近い

センダイスゲ、センダイスゲモドキ、ナキリスゲ、コナキリスゲ、コゴメスゲ(コゴメナキリスゲ)、シオカゼナキリ、オオナキリスゲ、キシュウナキリスゲ、ジングウスゲ、フサナキリスゲ。

センダイスゲモドキ?コナキリスゲ??シオカゼナキリ???まだあるんかいっ。

毒蛇の島、蝶島!:新称ヒナタスゲとチャガヤツリが生育

蝶島ノ植物 On the Vegetation of Isl. Mang-tao, South Manchuria 
↑「蝶」があっているかは不明
北川政夫 植物研究雑誌 9: 103-119 (1933).

「毒蛇の島、蝶島!」ではじまるこの論文は、江戸川乱歩の小説のようだ。

ヒナタスゲCarex himilis(この論文で新称)とチャガヤツリCyperus amuricus Maxim.が生えているとのこと。

蝶島Isl. Mang-taoは、今でいう「西沙群島」のことかな?と思っている。

フィリピンとベトナムの間にある群島。

ヒメクグ属Kyllingaの由来:人名から

おもとノ属名其ノ他 Concerning the name of Rodea and others
津山 尚 T. Tuyama 植物研究雑誌 The Journal of Japanese Botany  16: 504-505 (1940).

KyllingaとKyllingia→Kyllinga。

Rottbollがスウェーデンの植物学者「Kylling」にちなむ。

その著書「Descriptiones et Icones Rariorum et pro Maxima Parte Novarum Plantarum」p.12において、
新属Kyllingaとして発表した。

ラテン語の決まりからすれば、Kyllingiaが正しい。

ヒマラヤ・日本要素のスゲ:ビロードスゲ、ゴウソ、ミノボロスゲ、コジュズスゲ、サツマスゲ、ミヤマシラスゲ、ヤブスゲ

The Species of Carex in the Himalayan-Japanese Link Taxonomic stufy of Cyperaceae 10
T. Koyama Bot. Mag. Tokyo 72: 298-308 (1959).

ヒマラヤ・日本要素のスゲ
ビロードスゲ、ゴウソ、ミノボロスゲ、コジュズスゲ、サツマスゲ、ミヤマシラスゲ、ヤブスゲ及びそれらの変種や亜種。

分布域の中心はヒマラヤ山地→日本orスマトラorジャバへ。

マレーシアに分布する場合はスマトラ西部からジャバに連なる山地帯以外にあらわれない。

カヤツリグサ科ホームページ図鑑:シマテンツキ学名訂正必要・・

カヤツリグサ科ホームページ図鑑:地味に更新がんばっています。
*最近は、センジョウスゲがおすすめ。是非みていただきたい逸品です。
http://hos0.big.ous.ac.jp/~hoshino/Labo/colorzukan/hyousi.htm

シマテンツキ学名
Fimbristylis ferruginea Vahl よりも、var. anpinensisを用いておいた方が無難とのお話。

両者は全く同一でない可能性が高いんですって・・・

しかも、写真は葉身があるように見えるためイソヤマテンツキ?

文章と矛盾している・・・

確認後、訂正するつもりが早3ヶ月過ぎてしまいました。
すみません~覚えてはいますので・・・

神奈川のhoriuchiさんから

すげの会の未来形:The Mount Desert Island Biological Laboratory

こうする。こうなる。↓
The Mount Desert Island Biological Laboratory

2007annual reportは印刷して、いつも持って歩いている。

問題は定期的な資金の調達。
やはり人に役立つ部分を込めないと難しい?花粉症とか、田んぼの雑草とか。

ま、私が勝手に思ってるだけなんだけど~

2009年10月14日水曜日

1930年代でのアンペラの語源とその利用法を知った:藤黒興三郎

アンペラサウ及びアンペラ属 藤黒興三郎
Formosan Agr. Review 34: 282-301, 341-365 (1938)

目次からして大変興味深い

第一章 緒言
第二章 「アンペラ」の語源及び「アンペラサウ」の由来
第三章 植物学的標識
第四章 本島に輸入植栽の期限
第五章 産地及び産額
第六章 需要の状況
第七章 本島に於ける需要の趨勢 ←「すうせい」と読めた自分をほめてやりたい
第八章 内地に於ける需要の趨勢
第九章 適地
第十章 品種竝に其用途 ←竝(ならび)は無理
第十一章 栽培法
 一、雷州地方に於ける栽培法
 二、肇慶地方に於ける栽培法
 三、本島に於ける栽培法
第十二章 病虫害
第十三章 有害雑草
第十四章 「アンペラ」蓆の製造法 ←むしろ
第十五章 「アンペラ」蓆の種類
第十六章 「アンペラ」蓆の売買及び償格
第十七章 本島に於ける「アンペラ」蓆
第十八章 結論
参考書

Lepironiaの方です。×アンペライ

アンペラ=貝多羅

分布図(試案)no.3用データ届く:科博

科博のebiharaさんから、分布図(試案)no.3用データが届きました。
ありがとうございます。

ちなみにデータ送付1番のりは、福島大学のkurosawa先生でした!

どうしてもフサナキリスゲが見たい方へ:広島県猿鳴峡

ナキリスゲ節の季節です。

フサナキリスゲは猿鳴峡に生えていますよ。橋の下に降りて、岩のまわりをCHECK!

ショウジョウスゲも生えていて、こちらは減数分裂観察用の小穂があるか、確認することも出来ます。

めっちゃ寒いので注意。

以前、ショウジョウスゲの小穂を見に行ったら、広島のsaitouさんと出会ってビックリ。
お互い、自分たちを注意しに来たのではないかとビビりまくっていたとのことで大笑い。

どうしてもキシュウナキリスゲが見たい方へ:高知県立牧野植物園

ナキリスゲ節の季節です。

完熟した果胞のついたキシュウナキリスゲが見たい方は高知の牧野植物園へGO!
駐車場から園内への通路脇に美しく植栽されています(最終確認2005年)。

高知県高岡郡窪川町興津小室、熊野神社(林床に優先して生育)から移植されたものだそうです。

2009年10月13日火曜日

調査時の車のキー:複数個用意

苦しい登山、下山してやれやれ。あっカギがないっ。
周りのみんなも連れて帰らないといけないのに!
こんなとき、とてもあせります。

車のキーは複数個つくって、自分だけでなく、一緒に行く方にも預かってもらうと安心です。
車所有者がケガをしたり、ガケから転げ落ちたりする可能性があり、何があるか分かりません。

神奈川のnakayamaさんから聞いた、なるほど情報です。

GISH法:ブロッキングDNAが重要

近縁種すぎると共通するor類似するDNA配列が多くなる→蛍光発色が悪くなる
別種の全DNAをブロッキングDNAとしてプローブに加える。
量はゲノム間の親和性の程度による。経験的に。:5-50倍

サケ精子DNA=プローブが細胞質などの非特異的な部位への雑種形成を抑制

植物体ペインティング-GISH法のすすめ- 高橋ちぐさ
遺伝 1998年8月号(52巻8号)

安倍峠の根堀り

スルガスゲを見に行ったとき、コカンスゲの群落で見失った根堀りのことを思い出した。
お母さん安倍峠で落とした根堀り、どうしたのでしょうね。

採集道具:根切り

カヤツリグサ科植物を採集するときは、土中の根や匐枝も必ず掘り起こします。
そのときに便利なのが、「根切り」と呼ばれる草とり用の鎌。
ゆるやかなカーブをした人差し指くらいの長さのギザギザがついた鎌に15cmくらいの木の持ち手がついています。
ホームセンターだけでなく、100円均一にもあるらしい。
調査に持っていくときは、長いヒモをつけるか、赤いテープをつけること。
使ったらすぐしまう癖をつけておかないとなくします。

2009年10月10日土曜日

分布図(試案)標本リスト:横線は必要?

no.2では、さりげなく標本リストの横線をなくしてみました。あった方がいいかな?見づらい?

イツトガがミズガヤツリを食う:ホタルイ<シチトウイ<ミズガヤツリ

イツトガによるミズガヤツリの生物学的防除について : 1. 宮崎県におけるミズガヤツリの食害実態とイツトガの食性 On the Biological Control of Cyperus serotinus Rottb by Calamotropha shichito Maruno : I. Damage on C. serotinus in Miyazaki Prefecture and Food Habits of C. shichito
坂本真一、江藤博六 SAKAMOTO Shin-ichi , ETO Hakuroku
Journal of Weed Science and Technology 雑草研究 16 pp.63-67 (1973)

イツトガの幼虫(体長1-1.5cm)がミズガヤツリを食う。
イツトガはシチトウイの害虫として知られていたが、ミズガヤツリの方を好んでいた。
先の論文でも、ミズガヤツリが一番防虫率(?)が低かった。ミズガヤツリ0.83、オニガヤツリ24.78。

http://ci.nii.ac.jp/naid/110003931058

カヤツリグサ科植物が虫に食われない理由があった:Cyperus

カヤツリグサ属植物における雑食性昆虫の摂食阻害 Antifeedant of Cyperaceae (Cyperus spp.) to tabaco cutworm larve.
森本正則、半田尚子、駒井功一郎

Journal of Weed Science and Technology. Supplement
雑草研究. 別号, 講演会講演要旨 (35) pp.84-85 1996

http://ci.nii.ac.jp/naid/110003888712

材料:ミズガヤツリ、オニガヤツリ、ウシクグ、シチトウ、コアゼガヤツリ、ヒメクグ、コゴメガヤツリ、アゼガヤツリ、キンガヤツリ、クグガヤツリ、カワラスガナ、アオガヤツリ。
うちオニガヤツリが一番阻害。

イセウキヤガラは多年生:越冬を確認(1997年論文)

イセウキヤガラ(カヤツリグサ科)の越冬を確認 Hibernation of Bolboschoenus planiculmis (F. Schmidt) T. Koyama (Cyperaceae)
藤井伸二、木下 覚
Acta phytotaxonomica et geobotanica 48(1), 79-80 ,19970830

一年草植物として記載されているが、塊茎が栽培条件下で越冬した→多年生。
徳島県産。越冬塊茎は毎年更新する。

http://ci.nii.ac.jp/naid/110003758799

ハタベカンガレイの花粉が発表されていた:日本花粉学会

ハタベカンガレイ(カヤツリグサ科フトイ属)の花粉形態
Pollen Morphology of Schoenoplectus gemmifer (Cyperaceae)
藤木利之、北村孔志、三好教夫 日本花粉学会会誌 52(2), 107-109 ,20061231

イベリア半島のCarex laevigataは北→南の方向に染色体数が増えている

Agmatoploidy in Carex laevigata (Cyperaceae) . Fusion and fission of chromosomes as the mechanism of cytogenetic evolution in Iberian populations
Modesto Luceno and Santiago Castroviejo Pl. Syst. Evol. 177: 149-159 (1991)

イベリア半島:ヨーロッパ、ポルトガルとスペインがあるところ、調査地は海沿い
Carex laevigata (2n=69-80)
減数分裂の対合パターンの解析のみ。DNAなし←1991年の論文

agmatoploidy (= endonuclear polyploidy), 断片倍数性
fusion 融合
fission 分裂

来年のすげの会全国大会(鳥取大会)の宿泊地は鹿野にほぼ決定

だそうです。地図を見ると、温泉地。海にも山にも近く、大きな池が2つあります。

広島のhasekuraさんから生植物送付:センダイスゲ

石川県のセンダイスゲです。本当にありがとうございます。

大分のarakaneさんから生植物送付:ショウジョウスゲ

お忙しいところ、ありがとうございます。

2009年10月9日金曜日

分布図集(試案)no.1 訂正箇所 20091009

p.11 no.89 歯との巣→鳩の巣
p.12 no.69 彦山→彦岳の可能性あり:分布図に使用せず
p.18 no.22 函館山→函岳p.18 no.26 コイカリシュサツナイ→コイカクシュサツナイ
p.19 no.43 no.45とほぼ同じ緯度経度
p.19 no.82 オプタケシケ→オプタテシケ
p.19 no.83 オプタケシケ→オプタテシケ
p.25 no.246 点の位置訂正
p.26 no.205 点の位置訂正 
p.26 no.207 点の位置訂正 
p.28 no.198 点の位置訂正
p.28 no.229 点の位置訂正
p.28 no.234 点の位置訂正
p.31 no.8 天塩町?→イソサンヌプリ山として
p.31 no.17 上川町→浮島湿原として

果胞の形態で真正スゲ亜属の節を分類+節の関係図あり:秋山茂雄

http://ci.nii.ac.jp/naid/110003762623/en

秋山茂雄 Shigeo Akiyama 邦産スゲ中眞正スゲ亜属の節の分類に就て(予報) On the Classification o the Japanese Carices,especially of the Subgenus Eucarex (preliminary Report)

Acta phytotaxonomica et geobotanica 植物分類・地理 13 pp.242-246 19431101

2009年10月8日木曜日

採集地情報の問い合わせ:アオミヤマカンスゲ

奈良のodaさんから:アオミヤマカンスゲ 分布図にも関わることだし、できるだけ対応したい

鳥海山産ショウジョウスゲ:岡山移植後2週間で花粉

寒い地方のスゲを移植したときは減数分裂が早まるので注意

すげの会ホームページ

すげの会 http://hos0.big.ous.ac.jp/~suge/index2.htm

2009年10月1日付すげの会関連最新情報

2010年すげの会全国大会は鳥取県(鳥取県立博物館)5月22日(土)23日(日)

ホームページ図鑑に「センジョウスゲ」をアップしました。http://hos0.big.ous.ac.jp/~hoshino/Labo/colorzukan/sugezk/sagyo/senjo/senjo.htm